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フォーリコール

Faar-i-kaal

キャベツマトンの名のとおりの料理です。ノルウェーのおでんと言われています。(うそ)

PINNEKJOT ジノリの皿(懸賞でもらった)に盛ると上品に..見えませんな

めちゃカジュアルな家庭料理なので、ちゃんとしたレストランでお目にかかることはまずありません。晩秋以降にドライブインや船着場のカフェみたいな店で気をつけていれば発見できることがあります。こういう店で味のよくしみたやつにあたると寒い時など本当に美味しいです。この点おでんによく似ていると私は思います。

煮込むのに時間がかかりますが、作るのは簡単です。マトンのクズ肉を適当に切って大き目に切り分けたキャベツと交互に鍋に敷きつめます。このときに塩と粒黒コショーも適当にふりかけていきます。そして最後に肉がひたひた(3cm程かぶる)になるくらい水を入れて、あとはコトコト2時間ほど煮込んでできあがりです。ヒトによってはもっと長時間煮てキャベツがあめ色になってぐずぐずの状態のを好むそうですが、ワタシはそこまではちょっと。それと、コンソメを少し入れるとちょっとメリハリの利いた味になり、邪道かもしれませんが子供などの受けは良くなります。

この料理のポイントはフレッシュなマトンのクズ肉、ただそれだけです。上等なラムのモモ肉で作ったらさぞかし美味しいだろうと思って作ったこともありますが、サッパリ・ボソボソで、さっぱりでした。も少し脂の多いところがいいかなと思ってグリル用のラムの背肉やアバラ肉(けっこう高い)で作ったこともありましたが脂ギトギトになり胸が悪くなりました。やっぱり(秋になるとスーパーに出まわる)フォーリコール肉を使う必要があります。どこの部位かはよくわからないのですが、内臓のまわりや骨の回りや腱や筋のような煮込むとイカした感じになる組織がパックされています。このフレッシュなものを入手します。季節はずれのものや冷凍物や古いものでやると後悔します。きっと。

キャベツはこちらで hodekaal (だったかな)と呼ぶ、身が詰まっていて固く、切り口が木の切り株のような、殺人の際の鈍器にもつかえそうなやつを使います。日本で見るようなキャベツ(こっちでは夏キャベツと呼んでサラダ用)は早めに煮えてしまうので作る時に加減が必要かもしれません。

じゃあー、クズ肉を見つけたら早速買って、ボナペティート!