ルーテフィスク
Lutefisk
ものずきで食べてると好きになっちゃいますよ
スーパーで買ってきたままの状態のルーテフィスク。約600g ワタシの一食分。
日本でこれに相当する食べ物は....知りません。どなたかご存知でしょうか。なんせ、干しダラをソーダでグズグズにした半ゼリー状の食べ物なんです。おいしそうでしょ.....
ものはタラなわけです。ハンザ同盟の昔からノルウェーの重要産品でありました干しダラを、「なんとかして、やらかく食べたい。」と考えたどこかの食い意地の張ったノルウェー人が始めたものではないかと思います。凝るヒトは昔ながらに自分で干しダラを塩抜きして灰汁すなわちアルカリに漬けてこのルーテフィスクを作るらしいです。でも、まだ自分でやったというノルウェー人には会ったことがないので、単に言っているだけのようにも思えます。
普通はここまで処理した半透明のややソーダ臭いルーテフィスクを魚屋かスーパーで買ってきます。これを書いている9月の下旬にもなるとたいていのスーパーに並び始めます。基本的には冬の食べ物のようで、クリスマスにはキロ単位の大食いを楽しんだりするむきもあるようです。わんこルーテフィスクとかやったりして。(やってないって)
買ってきたのをどうやって食べるかというと、適当な大きさに切って塩をぱらぱらとふり、フライパンの上に焚き木を組むように立ててしばらくそのままにしておきます。フライパンに染み出た水がたまりますから、蓋をして火にかけてたまった水が沸騰したら火を消し10分くらいそのままにして蒸します。はい、できあがり。とかしバターをかけて食べます。(ベーコンの油や豆をつぶしたのを使うのが本式らしいですが、面倒なのでワタシはいつもとかしバター)
個人的には、タラのもっとも美味しい食べ方のひとつではないかと思いますが、嫌うヒトも多いですね。でもクサヤのようなことはありませんから、あまり先入観を持たずに心を無にして対すれば美味しさがわかるはずです。なんでそこまでせんならんか?という問題は残りますが...
クサヤといえばクサヤづくりを見たさに三宅島までダイビングがてらに行ったことがありましたが、干しダラ見たさにノルウェー北部のロフォーテン諸島まで行ってみました。10年も前の話ですが、島のいたるところに干しダラのやぐらがあり、夢のような光景でした。
書いてると、なんかよだれが出そうです。今週末はEiksmarkaの魚屋でルーテフィスク買って食べようっと!