

![]()
【はじめに】
メバルは簡単に釣れることもあるのに、反面結構テクニックがいる釣りで、専門に狙う常連さんも多いです。はっきり言って僕はあまり上手でないので、ここに書かれていることは僕なりに金城埠頭に通って得た経験から言えることを書いただけです。金城埠頭にたったの約1年、数にして数十回しか通ってない中で、少しでも参考になればと書いたものですので・・・・そのへんをご勘弁ください。
【メバルについて】
書物その他の受け売りですが、メバルの生態として、群れを作ることがあり、これが数釣りにつながります。ただし、群れは小規模、同じくらいのサイズで群れを作る、大型ほど群れが小さくなり、25cm位になってくると群れと呼べるような数での集団行動はあまりないそうです。もともとは磯の魚で大型は磯などに居着くようで、堤防でも底に石のあるところがポイントになるのはそのためかも。冬の魚で冷水に強いため、真夏はあまり釣れません。口が大きい割にエサの食い方は一気にガブリでなく、しっぽから順に食べます。早アワセで針に掛からないことがあるのもうなずけます。目がでかく目が良いのでやっぱりハリスが細くなります。エサを求め光に集まり、発光体も集魚に有効で、グリーンの発光体が良いようです(商品名ルミコなど)。タチウオのようにやや上に頭を向けてゆっくり群れて泳ぎエサを探します。根魚の部類であまり流れや波の激しいのを嫌います。メバル凪(水面が静かで波や風のない日にメバルが釣れるのでそういう状況をメバル凪というらしい)という言葉があるのはそのためだとか。雌の体内で卵が返り、稚魚の形で生まれてくるのも大きな特徴らしい。名古屋近辺で岸から釣れるのはクロメバルという種類がほとんど。釣ったときにあるシマシマ模様は死にかけたり死んじゃうと消えてしまい、家でさばくときは黒一色。ルアーでも釣れ、ソフトルアー、特にチューブタイプを平坦に同じ速度で引いてくるとヒットするらしい。その際ルアーには目玉のシールを貼っておくとかなり釣果がアップするらしい。僕はルアーで釣ったことがないですがメバルソフトベイトとかが売っており、それでメバルじゃなくカサゴなどをよく釣っています。ちゃんと目玉も着いており、細身で小型でイカのように足というか毛がいっぱい出ています。メバルにはそういうタイプが良いようです。
【金城埠頭のメバル】
アベレージサイズは15〜18cm。20cmなら良型といえる。10cmに満たない小メバルが釣れて困ることもあるが、たま〜に25〜30cm級なども姿を見せるので侮れない。(僕は釣ったことないですが常連さんが釣ったのは何度か確認)そんなに爆釣することはなく、渋いときは1〜2匹、5匹位ですが、ツボにはまると10匹を越え、へたくそな僕でも置き竿で爆釣したときに32匹を釣ったことが1回だけあります。メバル狙いの玄人常連さんは2ケタ釣果も珍しくないのではないでしょうか。
【季節と時間帯】
真夏を除けばほぼ1年中釣れますが10月くらいから6月くらいがシーズンだと思います。中でも10〜11月、5〜6月が最盛期のように思います。時間帯は夜。夕方から深夜にかけてが良いと思います。もちろん真夜中や朝も良いとは思いますが僕はだいたい暗くなってから釣れ出し、0時位までが勝負と思ってます。一番釣れた時は23時位に時合が来ました。
ここでは夜釣りのことを想定して話を進めています。
【場所の選定】
一般にメバルは波の静かな所で釣れます。しかしながらあまりに潮通しの悪いところでは釣れないし日や時間によってポイントも変わります。一度良い思いをしたところを攻めてみたくなるし、人が釣れたという場所をやってみたくなるもの。だからまずは実績場を攻めることになります。実績場としては
(1)東側のオーバーハング一帯
ここはヘチぎりぎりに攻め、オーバーハングの下からエサを食べるため、または明かりに集まって出てきたメバルを狙います。探り釣りが基本ですが時に置き竿で1ヶ所で数釣れてきます。ガードレールに近い53番あたりのはしご周りで僕は爆釣したことがあります。またトイレから少し南に行った40番から43番で常連さんが置き竿で20匹以上釣ったのを見たことがあります。
(2)東側のガードレールからその西側照明灯にかけて
この辺は1ヶ所でたくさん釣れることは少ないので探り歩くことになると思います。一昔前はガードレールのところが場所の取り合いになったとか。しかし、現在は東側トイレ付近の方が人気上昇中。
(3)ガードレールから西に向かってずっと行き、くぼんだところの行き止まり付近
だいたい小型船があり、その南で釣れる。ここは冬場の季節風の強い日に風の影響が少なく、荒れてる日にメバルがこっちで釣れることが多い。ただし、僕の経験でははじめは釣れるが1時間ほどでアタリが無くなることが多い。
(4)その他
他にも良いところがあると思いますが僕はあまり釣れたことがないので・・・たとえばガードレールの対岸の倉庫前や、金城埠頭南側先端から最初のくぼみの船だまりの船の影、金城埠頭南先端部など。
どちらにしても、毎日場所も棚も変わるので、状況にあわせて早くその日のパターンを見つけるのがコツです。(僕はそれがなかなかできないのですが・・・)メバル狙いの釣り人と情報交換してその日の棚やポイントを見つけると良いと思います。
最近は一ヶ所に群れてることも少ないし、本当は警戒してヘチから離れた所に群れていたりするかと思います。しかし、9mの竿とかで沖を狙おうにも、魚のいるところを探り当てるのは体力が持ちません。やるなら電灯の明かりが照った所や、停泊船の沖側などがいいとは思いますが・・・。あと沖を狙わないのは、東側ではオーバーハング下にメバルが隠れていて、警戒して出てこないのを、ヘチで何とか釣るという定説があるからです。実際、オーバーハングの奥に仕掛けを入れ大型メバル(大型ほど警戒心が強い)を釣った話や、メバルに限らずカサゴなども、大きなオモリの胴突き仕掛けをオーバーハングの内側深くに投入して数、型ともに成果を出したという話があります。しかし沖も人の手が届きにくく、師崎などでは場荒れによる魚の警戒心とそれにともない魚が沖に動いたことで釣り人の竿が長くなりポイントがどんどん沖へ沖へとずれ、とうとう鮎の9m竿を使う人が現れたという経緯が事実あります。だから沖にもいるんじゃないかと思いますが・・・。9mの竿でメバルを釣っても魚の感触がわかんないし面白いのかどうかと思え、僕はメバルの引きをダイレクトに短い柔らかい竿で楽しみたいのでヘチ狙いなのです・・・。
あと、ここでは棚というのは水面からオモリまでの長さで使っています。結構潮が流れてるとエサはオモリのある深さに近いところまで流れてなびいてますので。
【タックルとエサ】
竿はヘチを探るまたは置き竿なので短めのもので柔らかいのが条件。とにかく穂先が柔らかく、小さなアタリも逃さず、エサをくわえたメバルに違和感を与えないことが大切な気がします。僕はワカサギ竿といかだ竿を使っています。
リールはスピニングでなく太鼓型の小さいものが良いと思います。棚がとりやすく、ドラグを緩めておいて食い込ませることもできるからです。アタリがあるとジーッと音がして分かります。ボラやセイゴに竿を持っていかれることも防ぎます。リールから糸が出るとき、ハンドルが回るので、ハンドルを地面に着けず上に向けるか、大きな洗濯ばさみを竿の一番下に付けて竿尻を浮かせリールが回ってもハンドルが地面に使えないようにします。竿尻だけ上がると穂先が下がるので竿受けで穂先が高くなるようにする人もいます。
仕掛けは市販の胴突きでも良いのですが、船釣りのようにダブルで釣れたりすることもまずないので、僕個人としてはエサが自然に動き魚に違和感を与えにくい中オモリ式が気に入っています。(胴突きは一度に狙える棚が広く魚のいる場所を見つけやすい、エダスを長くするとエサの動きも自然で魚に与える違和感も少ない、アタリがはっきり出やすい、というメリットもあるので胴突きも有効です)
オモリは僕は軽めにしだいたい1〜4号で、状況にあわせます。流れが速く波が荒いときは重くします。しかし食い込みが悪いときが多いのでメバルに違和感のない、できる限り軽いものを心がけています。(軽いと潮に流されて、水面下70cmを狙ったつもりでも流されて糸が斜めになっていて実際より浅いところを釣ってることもありますのでもう少し糸を出すなどして調節します。)
ハリスは細く長めにし、0.8〜1.2号、太くて1.5号位を40cmはあったほうが良いと思います。
針はメバル用の8〜11号で良いと思います。ハリス付の針で7号位から売っており小さい程釣れるような気がしますが小さいと針掛かりしにくいことがあります。11号でも極小メバルもちゃんと掛かります。僕は9号の夜光メバルという夜光玉のついたものを一番使っています。
エサは石ゴカイかモエビがいいです。青イソメだと長さを短くします。長いとシッポだけ喰って針掛かりしないことが多いです。金城埠頭ではどちらかというとモエビが人気があり、エアーポンプが必要でエサも弱りやすく交換を頻繁にしないといけないので大変ですが、玄人っぽい常連さんは藻エビがほとんど。ただし石ゴカイでも実感としてそれほど大差はなく、僕はエサ持ちのよい石ゴカイを気に入っています。事実、僕は爆釣した日も石ゴカイでした。藻エビのほうが良いときも事実あるのですが・・・。一般に常連さん達いわく藻エビの方が勝負が早いといいます。いれば喰ってくるということなのか分かりませんが、未熟な僕にははっきり分かりません。
【実釣】
(1)置き竿
実績場で竿を数本並べて釣ります。または探っていて同じところで何匹も釣れるときも有効。爆釣には置き竿を数本で釣ることが条件になります。 棚がわかるときは良いのですが、分からないときはいろいろ竿により棚を変えます。釣れるときは水面近く、70cm位の棚で釣れます。エサを群れで食べるとだんだん浮いてくるので、爆釣するときは70cm前後が棚になることが多いです。逆に底近くで釣れることもありますが、エサは常に底を切るようにします。メバルは上を向いて泳ぎ、上にあるエサを大きな目で見るからです。底に着けるとカサゴやタケノコ、アナゴが多いです。しかしカサゴでさえ底から1m上のエサにも食いつき、時には水面付近に上がってエサをとることがあるのです。
仕掛けは図に示したように上から中通しオモリ、クッションゴム、寄り戻し、ハリス、針となります。目的の棚に仕掛けを入れ、ヘチに竿を並べます。70cm〜1mちょっとくらい開け、数本並べます。ドラグは緩めておき穂先とドラグの音でアタリを取ります。十分に食い込ませてからアワセます。食い込みの悪い日は途中でエサを放してしまうので一番食い込んだところでアワセます。喰いのいい日は十分飲ませてドラグ音がしばらく聞こえていてからでも十分。
釣り始めに魚を寄せるためエビを撒くこともあります。始めは少し大目に撒きますが、その後は時々5匹位を撒きます。始めに撒いたのが効くまで30分近く掛かるそうですが、金城埠頭は流れが強い時もあり、あまり有効でないかもです。僕は釣れてるときに撒くことはあっても、ポイントを作るために撒くことはべた凪(流れがない波静かなとき)以外はありません。石ゴカイを撒いても僕が思うに少しは効果はあります。ただし、撒き餌は水面近くしか効きません。喰いが悪く棚が底付近の時は意味がないことも多いです。
(2)探り釣り
置き竿で数釣れることが少ない昨今、メインはこの釣り方かも。これはと思う棚に投入して時折誘いながら探ります。アタリがないときはそのまま歩いて移動。いったん仕掛けを上げてもいいですが、投入したままゆっくりあるいて、また止まって、探っていきます。アタリが出たら竿を静かに止め、食い込んだらアワセます。居食いで食い込みがはっきりしないときはしばらくしてゆっくり竿先を上げて聞いてみます。魚の重みを感じたらアワセます。(聞き合わせ)
棚はまずは2m位を探り、アタリが多いときは喰いが良いと判断し、そういうときは大体魚が浮いているので棚を浅くする方向で調整していきます。アタリが全然ないときは深めにしますが、水深のある金城埠頭なので順番に探るのも時間がかかります。喰いが悪いあるいはアタリがないと思ったら思い切って底から1mとか底付近にします。
何はともあれ、探りながら、同じメバル釣りの人と情報交換して棚を見つけます。
(3)番外編
大型メバルを釣るにはオーバーハング下に隠れているメバルを引きずり出すことが必要。グレ用の飛ばし浮きを誘導式にして浮き下70cm程にし、少し硬い竿でオーバーハングの内側にエサを飛ばします。下げ潮だと出てきてしまいます。干潮前後じゃないとオーバーハングの下に投げ込みにくいです。上げ潮で浮きを潮にのせて流しすぎるとオーバーハングしたの支柱に仕掛けが絡み、飛ばし浮きを失います。しかしこの方法で30cm程の大型を数匹あげた人を知っています。大物狙いならやってみる価値大です。
【釣れないときは】
アタリがあって針掛かりしないときは針のサイズを大きくしたり、食い込ませるようにしたり、エサのたらしを少し短くしたりします。(石ゴカイは基本的には1匹がけですが少し短くします)ただし、針掛かりしないときは極小メバルに遊ばれてることもあります。
アタリがないときは思い切って場所や棚を変えてみる、エサを変えてみるなどできることをします。粘り強く探り歩くのも釣果に結びつきます。 しかし、それでもだめなときはだめ、僕はさっさとカサゴ狙いに方針転換してしまったりします(笑)。
【釣れたら】
クーラーに入れて持ち帰り、刺し身や焼き、煮付けに空揚げと何でも合います。とにかくそこそこテクニックがないと釣れない日が多く、かといって難しすぎず簡単に釣れることもあり、食べてもおいしく小気味良い引きのメバル、虜になること請け合いです。
【メバルが釣れ時の日記を読む】
10月23日(水)19:00〜22:00 メバルの喰いの渋いときは探り釣り!他2回分
10月16日(水)20:00〜24:00 金城埠頭でメバルの数釣り初体験!
他2回分