最終更新・2001年9月5日

山口県の妖怪伝説

分類一覧表
夜走り 産女(うぶめ)
子抱かしょ


妖怪名 伝説と対処方法 情報提供者
夜走り <伝説>
 山口県瀬戸内海でよく見られた妖怪。 こちらが航行中にずっと後を付いて来る舟で、帆を張っていないのに同じ速度で付いてくる。
 振切れなければ同じ所をグルグル回って、いつまで経っても陸には辿りつけず、船員はすべて命を落す。
 この妖怪の正体は、海で命を落した亡霊だといわれている。

<対処方法>
その舟に向かって、白い灰(出来ればワラを燃やした物)を撒くと消える。
雅春様
産女(うぶめ <伝説>
 山口県豊浦郡辺りで語られている妖怪。 身ごもったまま亡くなった女性のこの世に残した未練が怨念となって蘇り、子供を抱いて現れる。 道行く人に「おんぶして・・・おんぶして・・・」とせがみ、人の背中にのしかかって圧死させる。

<対処方法>
 身ごもった女性が亡くなった場合、切開して二つ身に分けなければいけない。
 もし出会ってしまったら、手近にある大きな石を両手で抱いて、さも子供をあやしているようにすると、諦めて立ち去る。 
雅春様
子抱かしょ
(赤子抱かしょ)
<伝説>
 産女と同じような妖怪で、こちらは厚狭郡方面で聞かれる伝説。
 こちらは「抱いてやってください・・・」と女が付き纏う。(こんな女、居そうだけど・・・。)
 抱いてやったら「子供を返せ」と突然荒れ狂い、両手を切り落とされる。(そんな理不尽な・・・)
 抱かないでいると後ろから勝手におぶさってきて、圧死させるという。

<対処方法>
 産女と同じく手近にある大きな石を両手で抱いて、さも子供をあやしているようにすると、諦めて立ち去る。 
雅春様

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