
甲斐庄楠音研究4
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Date: Sat, 02 Oct 1999 23:46:55 +0900 mephistoです、こんばんわ。 《mephisto wrote in [gs-club:0126]化粧鏡の苦しみ》 と、私、書きましたが、この意見ははちょっと苦しいですね。甲斐庄が化粧をしてサマになったか、そうでないか……わかりません。 《Eiji Yamaneさん wrote in [gs-club:0104]甲斐庄楠音「横櫛」「裸婦」「舞う」》 の四枚の女性像と、 《Eiji Yamaneさん wrote in [gs-club:0109]甲斐庄楠音の相貌》 の、甲斐庄の顔を比べてみて、女性たちの顔が、彼の顔に似ていると、いえな |
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From: "Eiji Yamane" <eiji_yamane@hotmail.com> こんにちは。ヤマネです。 mailto:eiji_yamane@hotmail.com ----- Original Message ----- 作品は、なにを描いたとしても、深層の意味が自画像(自伝)でない限り、よい作品ではない、と言えると思います。 たとえばこの、木村斯光の「花魁」は自画像であるが、 |
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From: "hakushou" <copper@par.allnet.ne.jp> -----Original Message----- 白翔です。慧眼だと思います。 甲斐の庄楠音は女をあのようにしか描けなかった。彼の母にして彼自身。あの懐かしい、私を包み込むような、豊満な、美しき女。あくまでも無意識的な深層の快感原則にのっとったものだ。かれの「美しきもの」の全てを全身全霊を込めて描きこんだ。よもや、「穢い絵」の烙印を押されるとは夢にも思わない。驚嘆。反発。挫折。断念。やがて己を認めざるを得ない。ときとして特異な個人的な「快感原則」が他と著しくぶつかることがある。人肉を食らいたいという「快感原則」が承認されることがあろうはずもない。それと全く同じことが美醜にかかわる快感原則においてはしばしば起こる。我は天才なりと叫んだ声も汚わいにまみれた愛人のモノに塞がれてくぐもるばかり。嗚咽の声は悔しさばかりとは限らない。認めざるを得ない。全ての己を。穢い己を。でなければもう独りの私が動き出してしまう。後は年と共に呆ければいい。それだけが希望だ。 |
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From: "Masao Kohmura" <komura@cg.tuad.ac.jp> >>デビュー作の「横櫛」は後年加筆修正され今のようになった。顔の横の色紙の所に >http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8832/gs-club/kainoshou01.JPG だんだん謎が解けてきますね。どなたか「横櫛」の右側上の短冊が読めますかね。それが【与話情浮名横櫛】の中の一節とリンクすると思いますが。 お富?の服の模様の歌舞伎役者画の講釈ができる人がいませんか? この楠音のバックグランドが溝口との出会いであり時代考証役を引き受けることになるのだ。溝口健二とはホモ関係なのだろうか? はやく新藤兼人の弔辞が読みたい。 |
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From: "hakushou" <copper@par.allnet.ne.jp> 白翔です。 「与話情浮名横櫛(ヨワナサケウキナノヨコグシ)」 有名な「源氏店(玄冶店ゲンヤダナ)」のシーン。三木のり平の切られ与三、八波むとしのこうもり安の秀逸なコントを思い出す。それに春日八郎の歌で「お富さん」。 「三年前浜辺で出会ってみそめ合い、やくざの妾に手を出した若旦那。逢引を重ねるうちに見つかって半死半生の刀傷。今は落ちぶれ果てた与三郎だがお富は粋な黒塀見越しの松の妾宅での悠々暮らし。そこへ金をせびりにとこうもり安と与三郎。しがねえ恋の情が仇〜。そんなせりふで始まるシーン。運命的な恋の行方を皮肉たっぷりに描いた世話物である。」 -----Original Message----- ??お富さんが描いてあった?それとも切られ与三郎が描いてあった? お富さんでは重複するから切られの与三か?甲斐の庄の贔屓の役者絵? 個人的過ぎる。だから消した? せりふの一節だね。ウ〜ン?分からん。 >お富?の服の模様の歌舞伎役者画の講釈ができる人がいませんか? 一番上が団十郎の弁慶か? 二番目の娘役は何? 三番目も荒事の何かだから団十郎? 下から二番目、蛇の目に鉢巻は「助六」、これも団十郎。一番下は「忠臣蔵」の塩冶判官か? ん?団十郎のあたり役を描いてあるのかなあ? 「切られ与三」は団十郎のはまり役でしょう? 「与話情浮名横櫛」の登場人物ではなさそう。特に暗喩としての意味はなさそう。こりゃあ海老さま命というところか? この絵は甲斐の庄の代表作ではあるけれどもまだまだ「穢い絵」ではない。むしろ一般的に言う美しい絵です。このレベルで押さえていけば恐らく麦僊や御舟に肩を並べる絵描きとしてあったはず。そうはとんやがおろさなかった。しがねえ恋の情けが仇〜。どう取りとめたか〜。 |