甲斐庄楠音研究9
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From: "hakushou" <copper@par.allnet.ne.jp> どこかで何かが間違えている。 -----Original Message----- 初めてのご対面。ウン。これが第一作。彦子はもう死んでるから、生きていたときデッサンしたので描いた。これでいいでしょうか? この作品を村上華岳の主催する研究会かなんかに持っていって「うん、この作品はいい。もう少し煮詰めたら?」と言うことでもう一枚描くことになる。この経緯は良いのかな? この翌年トクと出会う?mephistoさんOK? そしてとにかくもう一枚描いた。モデルはトク。団十郎のあたり役を染め抜いた襦袢を着た作品だね。つまりあれでしょう?この女は団十郎にお熱を上げていて特注で襦袢を染めさせるほどの財力があり歌舞伎三昧出来るほどゆとりがある。という属性付与。人物設定を厳密にしているわけ。大金持ちのお嬢さんでもこの場合成立するのかなあ??? 後ろの立派な屏風絵が気になる。その絵は「切られのお富」を入れこむ前の牡丹だけの作品にならないとおかしいんじゃない? 「切られのお富」は唐突に入れこんでいるわけだから。右下の白牡丹が上半分切れているわけだから。要するに背景が牡丹の襖絵がきちんと描かれていた上に唐突に入れたという証拠です。でなけりゃあ何らかの処理をします。ここは分かっていただけないでしょうか? 絵描きは正気ならこういう処理はしません。「切られのお富」横櫛は分裂しているということを分かって頂けないのでしょうか? mephistさんのいうとおりモデルはトクに変わっています。だから岡本神草の「口紅」と賞を争ったのは「切られのお富」を入れこむ前の、私がフォトショップで作成したような横櫛です。あれは座布団を三升の紋を入れこむべきだったが・・・。それに横櫛一作目を見てればそれに右側を合わせたのですが。 >そして、第二の作品は、 だから違う違う。こんな奇奇怪怪の恨みの絵を村上華岳が認める筈が無い。皆さんは「切られのお富」横櫛はちっとも変では無いとおっしゃるのでしょうか? ウ〜ン??不可解?? |
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From: "hakushou" <copper@par.allnet.ne.jp> -----Original Message----- この時の評価の中に「切られのお富」の挿入のし方が唐突で平面画面における新技法、写真のモンタージュを思わせて斬新だ。そんな好評というのがありますか? ウ〜ン?わからんねえ。 |
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From: "Eiji Yamane" <eiji_yamane@hotmail.com> こんばんは。ヤマネです。 mailto:eiji_yamane@hotmail.com > >第一の「横櫛」 第一作の背景の出来事もスゴイですよね。 >大正4 1915 21歳 東京で、美しい兄嫁とたのしく芝居をみる。その何ヶ月か後、その兄嫁が死ぬ。直後、兄嫁とともに見た芝居が、京都で上演される。そして、生涯をかける大作「七妍」と「畜生塚」に着手する。「七妍」は女をもてあそぶ運命を描いたもの。「畜生塚」は運命に翻弄された女性たちの悲劇的な最期を表現しようとするもの。その翌年に楠音は「横櫛」を一週間で描き上げるのです。モデルの着物の柄は、桜と炎と竜です。死を暗示しているのではないでしょうか。目に怪しいクマもあります。死相でしょうか。 死にとりつかれていた楠音が、トクと出会ったのは、兄嫁の死から二年たってからです。そして楠音は生に引きもどされた。その、生の喜びのなかで、「横櫛」のなかの炎にまみれてれていた着物の模様を、芝居の柄で隠蔽し、死の恐怖を、物語のなかの出来事とし そし何十年かがすぎて、やっと楠音は、兄嫁の亡霊を金粉の背後に成仏させるできたのでしょう。 |
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From: "hakushou" <copper@par.allnet.ne.jp> 白翔です。 |
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Date: Fri, 08 Oct 1999 00:44:38 +0900 こんばんは。禰子です。 hakushouさんの< [gs-club:0162]RE: [gs-club:0158] 三つの「横櫛」>から
私が生まれてから今までで一番恐れている絵は「モナリザ」です。私が3歳くらいのころ、父が毎月一冊ずつ「世界名画全集?」を買って来ました。そのころ、家にはまだ大きな本棚が無くて、その全集はカバー絵が見えるようにして壁に立ててありました。そのカバー絵にモナリザがいたのです。彼女は一ヶ月の間、私をにらみつづけました。モナリザの目は何処にいても、不意をついて振り返っても3歳の私を絶対に見つめています。しかもひび割れているのです!!次の全集がやってきてそのカバー絵をふさいでしまうまで、その部屋に入るのが怖かったものです。 …前置きが長くなりましたが、この度、「切られのお富」横櫛を見たとたん、そのときの感覚が蘇ってきました。それほど異常な絵だと感じました。見えないものを見てしまった、見てはいけないものを見てしまった… 「白百合と女」も見てはいけないもの、という点では同じですよね。あの腹の中にはとぐろを巻いた大蛇が入っているように見えます。 議論とあんまり関係無かったんですけど…失礼しました(-_-) |
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From: "hakushou" <copper@par.allnet.ne.jp> 白翔です。禰子 さんはお久しぶりですね。 |