6/22 2004 サビキのススメ
” 釣りはサビキに始まり,サビキに終わる。”
そんな格言はありませんけど(^^;),釣り師各様の思いがあって釣りをしています。大物の引きを楽しむ人,リフレッシュ目的の人,私は魚を食べたいがために釣りをしています。一番というと語弊があるかもしれませんがアジは上位にランクする美味な魚だと思います。
波止で釣りをしていると漁師をリタイアされたお年寄りがサビキででんご(小アジ)をよく釣っています。長年潮風にさらされてできた皺の数々が樹齢のようです。話しかけると子供のような笑顔を見せます。
「あんたら大物を狙っちょるんじゃろが,一番旨いのはでんごじゃ」
南蛮漬け,塩焼き,一夜干,マリネ。。。私もそう思います。
コストパフォーマンス
投げ,フカセ,落し込み,サビキでかかるコストを算出してみました。
投げ釣り
餌代:\1000〜5000
購入する餌で餌代が変る。青虫,本虫,タイ虫など様様。また,使用する竿の本数にもよる。フカセ
オキアミ \2000
配合餌 \1000〜2000
瀬渡しを頼むともっと費用がかさむ。
落し込み
餌代:0
(基本的に現物調達)サビキ
餌代:\200〜300
アミエビ2.3ブロック
餌代がかからないのは「落し込み」ですが,落し込みは天候が悪いとできませんし,フィールドも制限されます。その点サビキは多少の悪天候でも可能です。
投げ釣りは,餌代の他に仕掛けや錘のロスを考慮しなければなりません。サビキだと仕掛けのロスをほとんど考えなくていいので,この点でもパフォーマンスに優れています。
わらしべ長者になる
フィッシュイーターの餌といえば小アジです。活きのいい小アジをゲットしないでは釣りは始まりません。タチウオ,イカ,ブリ・ハマチそしてヒラメ。フィッシュイーターはルアーでも狙えますが,やはり活きた餌のほうがいいと思います。僅かな餌代でゲットした小アジでヒラメを釣る。まさに,わらしべ長者(?)ではないでしょうか。
サビキではアジ,サバ,イワシをターゲットにしていますが,稀にメバル,クロダイなども釣れることがあります。メバルはグリーン系のサビキに反応がいいようです。
タックル
デリケートな釣りではありませんのでそれほど高価な道具揃えは必要ではありません。しかし,あまり安価なものですとすぐ折れたり,壊れたりしますのでそこそこのものの購入が望ましいと思います。
竿は磯竿の4.5mの先調子のものがお勧めです。波止で5.3mだと電線にひっかかったり取りまわしに大変だったりします。また,胴調子の竿ですとシャクリや誘いがしにくいと思います。
リールは2000〜3000番台のもので道糸は3〜4号のクセのつくにくいものがお勧めです。
竿・リール合わせて6千〜1万円位の予算だと思います。
サビキ釣りのタックル&仕掛け(左図)
特に磯竿ではなく万能竿でも十分ですが,遠投仕様の磯竿だとカゴ釣り使用できますので持っておきたい竿です。
サビキ仕掛け
サビキ仕掛けにもいろんな種類のものがあります。代表的なサビキカラーはピンク,グリーン,ホワイトです。同じ色でも濃淡が違っていたり,素材がスキンやサバ皮であったります。釣り場によってもピンクがヒットカラーであったり,グリーンであったり,また同じ場所でも日によってヒットするカラーや素材が異なったりしますで,何種類か持参するほうが望ましいと思います。ヒットカラーや素材を早く見分けることが釣果を大きく左右します。
またアジ針はターゲットとするアジのサイズを想定してチョイスしてください。アジ針が大きいと針掛りが悪くなります。
私は防波堤釣りではピンクスキンでアジ針7〜9号,船釣りではグリーンでアジ針9〜12号をメインに持参しています。
〜関西流と関東流〜
サビキカゴを下に付けるのが関西流。
コマセカゴを上部に付けて下部にナス錘
を付けるのが関東流といわれています。
ここらへんでは関西流が主流というか,
この釣り方しか見たことがありません。
アジはどこにいる?
釣り方
最初は魚を寄せるためにサビキカゴにやや多めにアミエビを詰めてポイントに投入します。また想定するアジの遊魚層(棚)を考慮して深場だとキツメ,上層だと緩めに詰めます。投入してウキが立ったら竿を2〜3回大きくシャクってアミエビを撒きます。それで暫くおいての作業を魚が寄るまで繰り返します。
釣り始めはカゴに多めにアミエビを入れる。
仕掛けを投入したら大きくシャクってアミエビを
効かして魚を寄せることに専念する。
先調子の竿のほうがアドバンテージがある。
アタリがあったら,ゆっくり獲物を上げます。アジの場合は向こうアワセで問題ありません。またアタリがあって強引に合わせると,アジは口が柔らかいのでバラしてしまうので注意してください。
アジは群れで行動しますので一匹いると群れがいるはずです。釣れだしたら手返し重視です。いかに長くそのポイントに留まさせるかが明暗です。大きくシャクってアミエビを効かせることも必要ですが,穂先を軽く煽ってアジを誘ってやることも必要です。
アジを誘う
穂先を軽く煽って仕掛けに動きをつける。
ゆらゆら感がアジを誘う。
アジは回遊魚ですので,当然ですが釣れなくなると釣れません。この場合は撤退か次ぎの回遊を待つことになります。また,アジは夕マズメ,朝マズメに食いが立ちますのでそれ狙いがいいでしょう。
棚とり
「棚とり」もサビキ釣りの重要なファクターです。棚が合ってないと釣れませんので釣れないときはいろいろ棚を探るようにしてください。
棚取り ×
アジの遊魚層が上部なのに仕掛けが深い,棚取り ×
アジの遊魚層が下部なのに仕掛けが浅い,棚取り ○
遊魚層と仕掛けがあっている。
爆釣の予感!
さあ,釣りにいこう!
以上,初心的なサビキ釣りをことを記述しましたが,サビキは誰にでもできる釣りです。ファミリーで釣りをしても楽しいですし,釣った魚もおいしいです。
最期に,基本的に釣り場のマナーを守って楽しく釣行してください。
幸運を祈って。
| Top |