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波動のすべて
最新の物理学理論では、宇宙の万物はすべて素粒子=波動からなる。
そこに、精神世界と物質世界との区別はない。
理学博士・国際波動研究所顧問
天野仁
京都大学博士課程修了。理学博士。国際地球環境大学(在ニューヨーク)教授。理論物理学専攻。宇宙論・宇宙科学の分野で国際的に活躍。詩人でもある。近著『宇宙の存在に癒される生き方』(徳間書店)、『聖書の科学』(PHP研究所)、『人生をすばらしく楽しく生きる本』『宇宙の疑問602をカラーで楽しむ本』(ともにエコー出版)。
第一章 いざ迷宮へ
1 東京で「くの一」と話をする
(略)
1997年の、ある冬の日。なぜかひどく暑い日であった。
著者は、いつしか二人の女性と店内の一角で声をひそめて話をしていた。ひそめてというより、れいの忍者が使う話し方で、普通の人にはわからない。
くの一のひとりは、忍者の里の敢国神社の祭礼の日に黒装束を身につける資格のある筈の女性に見えた。著者の脳裏に、安土・桃山のころ伊賀の山里で立ちはたらく彼女の日常が去来した。
彼女は言った。
「おじいちゃんが言ってました。うちの先祖は楠木氏ですって」
(略)
もうひとりの女性は芸術家で、新宿で個展をひらくために来ていた外国人であった。
普通の人には絶対にわからないであろうけれども、著者の目からすれば、その目配りといい、身のこなしといい、明らかに忍者のそれであった。
忍者は日本人だけとはかぎらないのだ。念のため。
(略)
伊賀ですか甲賀ですかなどとは質問しなかった。
「どちらの星からですか」
に対して、彼女は、
「オリオンからです」
と予期したとおりに答えてくれた。
忍者は地球人だけとはかぎらないのだ。再び、念のため。
(略)
ここで、本書の結論のひとつになりそうなことを、先に書いておこう。
要するに、それは“超能力者である”ということにつきる。
(略)
本書を手にとられた読者諸氏よ!
のっけからこの調子だからといって、ふざけた本だと考えないでいただきたい。
それは、まったくの“早呑み込み”というものである。
著者としては、大真面目にやるだけのことはやるつもりである。
京都大学大学院理学研究科博士課程修了、京都大学理学博士。専門は理論物理学、天文学。人文科学・文学・芸術方面でも活躍。国立及び私大を経て、現在、国際地球環境大学教授。
著書は、『人生をすばらしく楽しく生きる本』(エコー出版)、『宇宙の存在に癒される生き方』(徳間書店)、『聖書の科学』(PHP研究所)ほか。近刊予定は、『カラーで楽しむ天文学』(エコー出版)、『宇宙万物統一理論序説』(創士社)ほか。
京都大学博士課程修了。京都大学理学博士。専門は理論物理学、国際公法(宇宙法)、認知科学、人類文化史、宗教学、精神医学。国際的な専門誌に論文発表。国際会議でも講演。文学芸術方面においても活躍。国立及び私大を経て現在、国際地球環境大学教授、国際波動研究所顧問。著書は、『宇宙の存在に癒される生き方』(徳間書店)、『聖書の科学』(PHP研究所)、『忍者のラビリンス』(創士社)ほか多数。
あとがき
(略)
著者の考え方や書き方に対して、読者の皆様方には賛否両論がおありと思います。著者の姿勢は、みずからがみずからに内在する神に問うて、やましさを感じなければ、それでいいであります。読者の皆様にとって、なんらかの意味で御参考になればと願います。
「大宇宙神秘教」(親しくして下さっている知人がよく仰有ってられる言葉をお借りしました)の教祖が書いたような本だとお受け取り下さろうと、またSF(空想科学小説)の変種だとお考え下さろうと、読者の御自由です。ただのお読み物。トンデモ本が、また増えた。21世紀を控えての警世と希望の書。どういう受け取られ方でも結構です。
(略)
著者にとって、本書の執筆には、やりにくいところが沢山あったのですが、なんとか、最後まで漕ぎつけることができましたのは、国際地球環境大学(IEEU)名誉総長である小牧久時博士のお陰であります。もし、先生の時宜をえた御激励がなかったとすれば、著者は本書を、2000年秋という時点で上梓することは不可能であったと思います。そういうことで、小牧先生に、全身全霊をこめての、深い感謝を捧げたく思います。
最後に、著者がこのような本を書くことができているということについての、次の皆様方の御声援・御激励・御協力に対して、深い感謝を捧げたく思います。
まず同郷の畏友橋本幸雄学兄。岡本三典先生、故岸並満子様、小川源之助先生、片岡都美様、田中孚美様。遠藤ひろみ様、大場敏氏、奥泉智子様、小野清氏、川元一郎氏、杉本恭子様、山口光基氏、山田昌夫氏。
(略)
京都大学博士課程修了。理学博士。湯川秀樹博士の研究室で素粒子論を研究。宇宙論・宇宙科学の分野で国際的に活躍し、さらにジャンルの異なる専門学会に幾多の論文を発表、注目を集めている。文部教官を務めた経験もあり、また詩人・神道の研究家としても知られる。著書に『宇宙の存在に癒される生き方』(徳間書店)ほか多数がある。
あとがき
(略)
以下謝辞ですが、まず同郷の畏友橋本幸雄学兄の存在なしには、こういう本を執筆出版することは不可能であったと、深い感謝の念を記させていただきます。(略)
京都大学博士課程修了。理学博士。湯川秀樹博士の研究室で素粒子論を研究。宇宙論・宇宙科学の分野で国際的に活躍し、さらにジャンルの異なる専門学会に幾多の論文を発表、注目を集めている。
文部教官を務めた経験もあり、また詩人・神道の研究家としても知られる。
序の章
《必読のエッセンス》
私たちの身体の「かたち」がどうなっているかは、着替えのときとか、入浴のときとかに、鏡と我が身を見較べればすぐにわかります。
自分はこうでも他の人は違うかもしれないと、そこまで気になった人でも、銭湯とかヌード写真とかで納得されていると思います。
私たちの身体は、こういう誰もが理解しているような形の輪郭を持つように、皮膚で外界と仕切られています。
この本で主張していることは、私たちの身体はこういう形の肉体だけでできているのではないということです。どうなっているかといいますと、「目に見えている肉体」に「目に見えない気体状の部分」が重なってできているのです。
この「目に見えない気体状の部分」を、この本では「生気体(サイキック・ボディ)」と呼ぶことにしましょう。
生気体こそは、私たちの「生命の源泉」であり、「魂」であり「心」です。
意識や意志を、その部分が担当しているのです。その上、記憶を蓄積することもできます。
この生気体があるからこそ、私たちは生きているのです。
ですから私たちが死ぬときには、この生気体は抜け出して行きます。
人間だけでなく、万物すべては、こういう基本的構造になっているのです。有機物質から成る構成体に生気体がついたものが、生命体、即ち生物と呼ばれているものです。
岩石や建造物にも生気体はありますが、こういう無機質の場合には、生きているとは言いません。でも、生気体の本質からいいまして、無機的な構造体にだって「心」があるということになりますね。これは、私たちの心すべきことです。たとえば、石にも意志があります。
何となく似たような話を、どこかで読んだような聞いたような感じがする方もおられるかと思いますが、この話は、その手のものとは全く違って、世界で初めての最も進んだ考え方です。
なぜかといいますと、この「生気体論」は、現在の物理学の最前線の知識で裏付けられているからです。
素粒子論の最新理論の一つに、超弦理論というのがあります。生気体の話は、この理論に基づいています。この理論から出てくる新しい素粒子、これまで発見されていなかった素粒子が、この生気体の話では大きな役割を果たしているのです。これを、「生命子」または「サイ粒子(パーティクル)」と名付けようと思います。
なぜなら、この素粒子の存在を考えることによって、超常現象や霊的なこともわかってしまうからです。精神世界の現象をオール解決する素粒子なら、「サイ粒子」で良いのではないでしょうか。
この粒子は電気を持っていませんから、壁でも天井でも通り抜けることができます。
極微の物理学である量子力学によりますと、粒子は波でもありますから、心や意志の波、「思念波(サイキック・ウェイブ)」が存在することになります。
生きているということは、「生命力の場(サイ・フィールド)」があるということです。それを生気体が与えているわけです。この力を媒介しているのが、これまで未発見だったサイ粒子です。
私たちの世界は、これまで四次元の時空として知られていました。ところが、超弦理論では、たとえば10次元というような高次元空間として、世界を捉えます。
私たちの考える生気体は、もともと超弦理論から考え出されたものですから、それは、このような高次元空間における存在物として考えられているわけです。余分の次元がありますから、これまでの考えでは手のつけられなかった事柄まで説明してしまいます。
また、物理学では四つの力が存在していると考えられています。重力と電磁気力と、原子核や素粒子に関係した二つの力の合計四つです。
自然界には、今や第五の力として、この新素粒子による「生命力」が追加されることになります。
これは、まさしく「万物の理論」(Theory of everything)であります。これで、宇宙の森羅万象は説明されてしまいます。
ついに、自然科学と精神科学の垣根が取り払われることになります。
ついに私たちは、宇宙のすべての仕組みを垣間見る可能性を掴んだのです。
こういうことを知ることによって、私たちは、自らの生気体を宇宙の生気体に直結させた生き方をすることができるのです。それはとりもなおさず、私たちが宇宙の存在(いのち)によって癒される生き方を知るという結果になるのです。
この本には、こういうことが書かれています。
天野仁『忍者のラビリンス』
理論物理学者が書いた忍者の本(藤倉珊)