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第18章 答えを求めて
(略)
細胞記憶の理論を広く応用している学者のひとりに、ディーパック・チョプラがいる。たくさんの読者をもつ著作の一冊の中で、彼はこう述べている。腎臓、肝臓、心臓などの臓器移植を受けた患者のなかには、手術後、ドナーの記憶を共有するようになる者がいると。「ひとりの人間の体の一部が別の人間の体に移植されると、それとともに記憶まで植えつけられる」わたしのケースを紹介したあと、チョプラは次のように説明づけている。
そうした事象にたいして超自然的解釈を試みるよりは、われわれの体には経験が物理的表現をもって刻まれていくことの証しと考えるほうが妥当だろう。経験というものは、われわれが自分の内に取りこむものであることから、細胞には記憶がしみこんでいる。したがって、他人の細胞を体内に取りこめば、同時に記憶までをも取りこむことになるのだ。
(略)
インド・ニューデリー生まれ。内科専門医、内分泌学者。全インド医科大学で医学を修めた後、渡米。臨床と研究の両面で豊富な経験を積む。マサチューセッツ・ストーンハムのニューイングランド記念病院の医局長、ボストン大学医学部社会医学臨床助教授を経て、現在、米国アーユルヴェーダ医学協会会長。
ハーバード大学、エール大学、カリフォルニア大学を始めとする世界各国の大学医学部や、ソ連、ポーランド、ハンガリー、チェコスロバキアの厚生省、医師会、ジュネーブの世界保健機構(WHO)、ニューヨークの国連等において健康や自己認識に関する講演を行なっている。
ナショナル・プレスクラブは、国際的に重要な3冊の健康書の優良図書の1つに博士の『パーフェクト・ヘルス』(ダイヤモンド社)を選んでいる。他に『RETURN OF THE RISHI』、『クォンタム・ヒーリング』(春秋社)、『UNCONDITIONAL LIFE』(春秋社近刊)等の著書があり、これらは世界20カ国で翻訳出版されている。