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1999年12月28日
毎日新聞
水中出産や夫婦のみでの出産を奨励する「育児文化研究所」(大阪府箕面市)の指導に従った出産で、1992年から今年9月までに新生児が死亡したり死産だったりしたケースが7件起きていたことが分かり、厚生省は28日、「こうした分べんは危険」として健康診断の受診や医師、助産婦立ち会いでの出産を妊産婦に徹底するよう都道府県や医師会に通知した。
日本助産婦会が今年9月から10月にかけて会員に行ったアンケート調査によると、育児文化研究所の講習会に出たり、指導を受けていた妊婦のうち、出産の際、死産だったり新生児が死亡したケースが、奈良や鳥取、群馬など6県で計7件起きていた。
愛知県では今年6月、夫婦のみで「24時間ぶろ」で水中出産したが、新生児は水中に繁殖していたレジオネラ菌に感染、8日目に死亡した。
このため厚生省は通知で、(1)健康診断を受けなかったり(2)医師らが介助しない自宅での分べん(3)24時間ぶろでの水中分べん――の危険性を指摘。妊産婦への周知徹底を求めた。
「育児文化研究所」は1976年開設。セミナーなどで自宅や水中での出産を奨励している。
[1999-12-28-11:21]
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/199912/28/1228e036-400.html