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2004年8月18日
朝日新聞
健康食品と医薬品を組み合わせた独自のがん療法を施している近畿地方の大学教授が自著やホームページ(HP)に公表している治療成績について、日本癌(がん)治療学会(北島政樹理事長)は18日までに、「学会のガイドラインに沿わないなど科学的でない可能性がある」としてこの教授から事情を聴く方針を決めた。今秋の理事会で処分などを検討する。
日本がん患者団体協議会(山崎文昭会長)の求めに応じ、決定した。学会が所属会員の著作内容を調査するのは異例。
同協議会などによると、この教授は複数の自著や学会抄録で、キノコやサメ軟骨などを使った独自療法の効き目が「53.8%」「45.9%」などと記述。必要な画像診断などがないのに学会の基準を満たしているように表現し、「学会で発表」「高く評価された」などと書いている。
同学会は「教授の療法を評価した事実はなく、患者に誤解を与えかねない」として、事実関係や元データを本人から確認する予定だ。
教授が診療する東京都内のクリニックは「画像診断を原則としているが、データが混在し、誤解があったかもしれない。(学会ではなく)独自の基準だとHPは書き換えた。患者には十分説明し、同意を得ており、問題はないと思う」としている。 (2004/08/18)
http://www.asahi.com/health/medical/TKY200408180355.html