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2006年10月30日
大きな声で呼んだ 大きな声で、とてつもなく必死で呼んだ だけど来なかった だけど何人たりとも来なかった すでに見捨てられた空間の上で 悠々と自適に快適をむさぼっている 存在という公害のために 誰も何も貸したりなどしなかった あなたに与える空間と空気すら惜しいのよ あなたから奪いたいんじゃないの その有用な空間と空気を返して欲しいの これ以上あなたの体を介されることに 我慢がならないの私たち だから返してください 大人しく返還してください あなたがこの社会と地球から 奪い取って利用している この社会と地球の持ち物全てを 私たちへと 返してください あなたは 自分が有用であるために他の同等だった存在を 蹴落として利用して吸い尽くしましたね あなたは今や公害という不本意に思われながらも そこに“あるもの”です 生物ですらなくなり存在以前のものです ですがもうそこにあらないでほしいのです 今はかろうじて“そこにあ”りますが もうあらないでほしいのです あなたの有用性は否定されましたから 有用さをむさぼろうとした時点で あなたは有用性を無視した害あるただの“何か”になりましたから あなたは存在でもなくましてや生物なんてもってのほかなんですよ ゴミやゴキブリのほうがまだ確立されています さあ、はやくに さあ、はやくに もうこの空間を汚染しないでください とりあえず必死で叫んだ 叫ぶ言葉も叫びたい事柄もなかったけれど ただなんとなくどうしても鬱屈して止まなかったから 出したいものも出せるものもなかったけれど 出してみたらなにかが出て行ってくれるかもしれないと思ってとりあえず必死でなにかを出してみた そしたら「ねでろ」って、口からなにかが出て行った その後はむなしくなった その後は更に何もなくてむなしくなった ただの空気になりたい空気になりたい酸素になりたい嘘だ有効になんて使われる何かにはなりたくないだけど有害に使われる何かにはもっとなりたくないだからなんにもなくなりたいなににもなくなりたいなんでもなくなりたいなんでもなくなりたい 放棄したい気持ちと獲得したい気持ちが同じくらい強大に膨れ上がった薄汚い塊なんですよね、あなたは。 肉体という塊に宿る不本意な理のエネルギーを内包するだけじゃなく、最も節操のない形で捻出してみせる理性の欠如した塊です。 空間と空気の歪みの芯として存在する本当に薄汚い“何か”なんですね。 私たちはあなたを“存在”として認めません。 私たちはあなたを“生き物”だと思えません。 思わないんじゃないんです、思えないんです。 無節操に繰り返される策略と略奪と交尾と増殖行為に以前は辟易としました。しかしお陰さまで、あまりにも繰り返される節操のかけらもない不潔な行いの多さに、今では辟易とすら感じなくなってしまいましたよ。 誤解があるかもしれませんので付け足しますが、実際に及ぶ行為ではなく、あなたの欲望の根底と行動の根幹が生殖器の順ずるところなのだということを私たちは言っているのです。 吐き気を覚えました。 ですが、今となってはその感触すら不要のものです。私たちは私たち自身のためにその不快な感情を放棄してみせました。 そしてあなたという公で害になる空間汚染としてそこに“あるもの”が、諦めた強い虚脱感とともに、それに同化していくことを望んでいます。 あなたの強大な欲望のために歪み腐り果てていった数々のたくさんのものの前に。 一呼吸分でも残らずになってください。 一呼吸分も残らないようになってほしいのです。 誰にもなにも届かないだとか 分りやしないだとかという常套句を吐き出して そのくせ叫び呼び止めることをやめられずにいる 拒絶という甘えをそのまま受け入れてもらおうとして どこまででも大きく膨れ上がる下半身的な欲望を その赴くままに大きく大きく育て上げた そしてコロコロ それを転がしながらコロコロ とりあえず誰かにぶつかるまでコロコロ 大きければ大きいほど おもしろいくらいにたくさんの人間がぶつかった 全員轢いて 全員轢き殺した 殺した後は知らない ぶつかって死んで無用になった人たちだから 所詮弱い 弱さは害であり罪である コロコロ |
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2006年10月30日
嘘は吐かないし、吐けない。 全て言葉になって出て行ってしまうから。 純粋な吐き口としての口を持たない文章家が よく悪口を言っています。 |
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2006年10月30日
うつつの狭間でさまよい 幻想に憧れながら 焦がれて枯れていく 想いばかりが立って 霞になっていく 常温で底なしになった 御伽噺を模写した人生の設計図に 真横に引かれた赤道線のような境界線 私はそろそろ登場しては消えていくのかしら あの物語の名のない役のように 私は一言二言のセリフを吐いて そして死んでいくんでしょう そう決められたシナリオの 碁石と同じく白と黒以外に見分けのないものとして 赤や黄色を彩るためのアクセントとして 煙となって掻き消えていった想いたちに紛れて 失われていくなにか不純ともいえる苦痛 私は愛して止まなかったある種の追従する気持ちと共に 封じられてしまった様々な氷の下に眠るものを暖めようと手を擦る 息を吹きかけ 見つめて、いる |
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2006年10月30日
ねえ、 有名な「北風と太陽」の童話は知ってるよね? 北風と太陽が、旅人のコートを脱がせようとするの。 |
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2006年10月30日
かわいそうな不自由な体 かわいそうな不自由な思考でもって かわいそうな不自由な言語を使う 多くのメキシカンたちがたらふくタコスを食い漁り 裕福なアメリカンなポテト野郎に毒づくときはこう言った。 「とうもろこし喰え」 アホか、キミは。どんだけデンプン好きやねん。 ウソでも吐いたらあ。ここはアメリカンじゃけん、ジャポネは通じねえーぜよ。 アホはオンドレじゃけえ。貴様こそ、どんだけジャポネーゼやねん。どこのイタリアーナや、その料理は。 違くない?ソレ、パスタのソースと違くない? キミ、そろそろバラバラじゃない? 肉じゃね?? ウッセ。このジャポネやかましかね! たらふくスシ喰えば良くなくね? アホか、スシはたらふく喰えるもんじゃなかとよ。どんだけボンボン育ちやねんなアメリカーナ。 アメリカンがまんまボンボンやねん。うるせーよモロコシ喰っとけ貧乏人。 オマエ、モロコシ、バカニスンナ!! えっ、違くない? 急にカタコトとか違くない?? おめえが既にチゲーよ。 えっ、違くない? 急にコリアァンとか違くない?? チゲじゃねえーよ。 ついでにアァンとか言うな。 もういいからモロコシ喰えよ。 なんやねんな。 どんだけやねん。 (どんだけやっねーん。どんだけやっねーん。 と走り過ぎる集団。) どんだけやねんて違くない? ドンダケヤネンナ!! えっ、違くない? 急にカタコトとか違くない?? どんだけどんだけやねん。そろそろ黙れよ。 モロコシ縦に突っ込むぞ口に。 ヤメロ! モロコシバカにすんなよ!! バカにしてねえし、どんだけだよ。 ドンダケヤッネ〜ン。 どんだけ〜。 どんだけ〜。 ドンだけ〜。 えっ、違くない?この集団。 それに丼だけって違くない?? 少なくね??? なんか汁物ないの?汁物? じゃあモロコシ喰えよ。 うるせえよ。メキシカーナどんだけデンプン好きやねん。 どんだけ〜。 どんだけ〜。 どんだけ〜。 えっ、違くね? 米喰った後にデンプンって、パッサパサじゃね?? 関係ねーよ。どんだけだよ。 ドンダケドンダケ言うなよ! ヘンな集団来るアルよ!! とうとうチャイニーズか、地に落ちたなメキシカーナ。 チュ国バカにするなアルよ! 新キャラ来たよ。ウゼーなあ、もお。 ・・・・・ |
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2006年10月30日
“僕は 君を騙すために ここを訪れたんじゃないよ” *** 立ち木の側で 優しい風が吹きました。 頬だけを攫っていくような たどたどしい恋のような風でした。 *** まみれていくなかで ひとつでも 揺るぎないままでいようと画策した だけれど 子どもたちが逃げ出すくらいの力で 大人が強く口笛を吹くので その吐き出される轟きの風が なにもかもを吹き飛ばしていく ひとつも叶わなかった 淡い気持ちを隠していく 大きな分厚いコートの下に隠していく 隠していく 隠していくとそれは大きな 大きな大きな嘘になった (嘘に、なった) 膨れ上がり騙されていくポケットの秘密 “僕は君を騙すために ここを開いたわけじゃないよ” たどたどしい言葉を先頭にして 並び替えられていく 悲しい、切ない、私は後ろめたい 私はあなたに後ろめたい *** 分厚いコートの下にて 分け与えられた ふたりの体温を足した分だけの温度 割り切れていく言葉を計算式にして 真白な体温に重ねてみましょう 少し、温かい なにもなかったとしても |
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2006年10月13日 歌詞
A 合言葉は能天気 苦し紛れの元気 でも大丈夫 負けないよ A このところの Bad feeling 夢に続く Shining Road 明日には 風が吹く B スベリ コロビ ブツカッテ 起きて 泣いて 目指すの 大きな 素敵な 毎日に C(サビ) 遥か遠くに向かって 大空目がけて ぎゅーんと飛ばした 夢の未来図 いつか小さなワタシと 私が出会うの 時のドア開き ようこそ未来の Beautiful Girl A A B C 間奏 B C C |
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2006年10月10日
夜道でよくなにかを落とすように 生きているうえでの夜道でも 私はいろいろなものを落とした。 落としてきてしまうと 探して拾いたくなるもので あちこち探してみましたけれど 結局は 見つかりませんでした。 あの頃は 桜が舞っていました。 君とお花見をするのが夢でしたが 結局 桜の見頃を逃してしまうのが常でした。 私は君に会いたい。 あの頃のあのままの 君に会いたい。 そう言われて 私はひどくうつろな 現実のままの自分の存在を疑うのでした。 私もあなたに会いたい。 あの頃のままの できればあなたに 会いたかった。 それで終わり。 いつも見頃を失った木々の下に来て その花びらを集めて空へ投げるのが 私の花見でした。 できれば満開のときに あなたと花見がしたかった。 夜道にはいろんなものが落ちていってしまいます。 |
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2006年10月10日
それは、どこからともなくやってくる だけど本当は 私はそれがどこからやってくるのか知っている 知っているけど 私はそれがどこに居座っていて どこからどんなときに 顔を出してくるのか 知らないままでいようとする それは、どこからともなくやってきて そして必ず 床にへばりついて じっとしている そして私を見ている 私を見ている そこから 舐めるように 私を見ている 私を見ている ねめつけるように 私を見ている 私だけを見ている 私だけを必ず見ている そして 床で そこで じっとしている それは、どこからともなくやってきて 私だけと同調しようとする 私だけに手招きをする 私だけを帰らせようとする うまれる前の世界 うまれる前の世界 うまれる前の世界 うまれる前の世界に あは、うはは、うはははうははははは うはははははははははあははははあははははあははっひゃあああっは うまれる うまれる前の世界 前の世界 前の世界 前の世界 前の世界に いきたいいきたいいきたいいきたいいきたい いけるものならっっいけるものなら いきたいいきたいいきたいいきたいいきたい あぁっあぁっあぁつあぁっあぁ、あぁ わたしはわたしはわたしはわたしはわたしは そんなそんなそんなそんなものには ならないならないらなおあらならないらならないならないならおい とにかくならない ジャンキーじゃない ジャンキーじゃない ジャンキーじゃないから お前にならない 絶対に お前にだけは 絶対に 絶対に なりたくないなりたくないなりたくない ならないならないならないなりたくない なりたくない 助かれ 足す亜kれ 助かれ 私 助かれ |
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2006年10月10日
うまれたいうまれたいと、大きな声だけが聞こえる その大きな声に従い 頭を抱えて なにもうみだせず 頭の中で うまれたいうまれたいと 大きな声だけが聞こえる その声に従い なにかを生みそうとするが うまくうみだせず うまれたいうまれたいという、大きな声だけが聞こえる その声に従い うまれでようとした奇形の輩が 世間様に汚く罵られて 冷たく死んでいった うまれたいうまれたいうまれたかったと、 大きな声だけが頭の中で聞こえて その声に従い うまれたいうまれたいと言ったものが 冷たく死んだ現状になぞらえて うまれたいうまれたいうまれたいうまれたい もう一度もう一度もう一度と言わず何度でも永遠に すぐにでも今すぐ うまれたいうまれたいうまれたいうまれたいと 声が聞こえる 声が聞こえる 声が聞こえる 声が聞こえる 声が聞こえる 声が聞こえる うるさい うるさい うるさい うるさい うるさい うるさい うるさい けれど |
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2006年10月10日
生まれるまでの時間が欲しい 生まれるまでの時間が恐ろしい ときどき新しくなるために 必要とされる膨大な苦痛のために 逃げ出した人たちの背中に向かい 何かを言おうとしたけれど もしかしたら あちらのほうが出口かもしれないと思い 私も私たちも何も言えず ときどきは恐ろしくて叫び訴え しかし最終的には声を掛けずに ただ信じるしかないのだと 心元が同じ仲間とともに 確認しあうのだ 私たちはもしかして 私たちのほうが 共謀して 逃げ出しているのかもしれない だけれど だけれど 一生分賭けた賭博のうち 失った担保は数知れず 同じだけ引き裂かれた彼らとの距離は 同じだけ走ったからといって 追いつけそうもない そんなとき 自分の凡才ぶりに嘆きながら できればどうか 何かになれますようにと ただ ただ願う ただそれが 平凡な主婦でもいいんだ、と 何かのカテゴリになれるのなら 恐ろしさと苦痛は そこにすら至れないなにかの大きな なにかを見た。から 私たちがどうか 狡くもない大人のままで 狡賢い大人になりますように 私たちがどうか 汚いままで 綺麗に浄化されますように 祈りは唯一つ 祈りのままで終わりませんようにと ただ ただ願う |
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2006年10月10日
夢が怖いので 夢を見ないようにした 明日が怖いので 明日が来ないようにした 我々は 幸せを追い求めるので 幸せであるようにした 幸せはすぐそこにあるように 見たことのないものを幸せとする風習と 過ぎたことが幸せだとする風習の中に 埋もれた私たちの我々の所在地の在り処の どうでもいいなにかの 新しい孤独のまま 剥き出されていく 我々の 我々の中の どうしようもできないままの 明日までの距離 それがない 例えようもない つくりようもない 伝えようもない だから 私は 改めて 伝えようともせず |
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2006年10月10日
我々は この世のどこにも存在しない とても尊いものを探している だけれどそれは とてもとても尊いものなので なかなか見つかることがなく また 存在するのかどうかも分からなくて だからときどき 我々は探すことをやめ、疲れて、諦める そうして 何もなかったかのように 我々は忘れる、忘れようとする そして努力する そうして でっちあげる とても尊いものを 新しく創りあげることによって 我々は それを探し当てたことにし 手に入れたことにして 満足しようとする |
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2006年10月4日
遠くに陽炎が視える あなたと私の間にある、不確かなもの 遠くに視える陽炎 音量を最大にして耳に叩き込む非・現実は 頭の片隅にすら届かない どうしても のた打ち回ってでも来なければならない未来のために どれだけの代償と共に 死へと急がねばならないのか 誰も、何も、教えてはくれなかった くだらない私のために 誰も、何も、 注がれることのない未来 辻褄が好きな人たちは 一生懸命に辻褄の合うものをつくり出そうとする とても彼らは秀才で 準備に必要な期間と苦労は 有り難くも、ほどよい辻褄の物語を提供してくれる |