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今夜の番組チェック


*猪突盲進*




2006年12月31日

遠ざかるあなたの後姿に
ふたり分の未来を乗せて
さようならをする

儀式めいた恋愛の数々は
儀式めいたお願いごとを運んで
儀式と同じに
現実とのつながりを持てずに
切り取られていった

わたしが望むのは
あなたとの現実の数々のはずが
現実を見られないという才能のあなたとは
運ばれていく終着点が違いすぎて
現実の値札がつりあわなかった

悲しいは悲しい以外の複雑さを生めず
複雑であることが高位だと感じる
雁字搦めの知識人に
単純という複雑さを伝えられなくて
私は
やはり
悲しい
だけ
なのだ



2006年12月31日

ああ、手の届かないあなたに

やっぱりというか、仕事を始めたら感覚が閉じてきてしまっている。




2006年12月27日

とりあえず多すぎてなにから書いていいのか分からない。いまだになにかは書いていますよ、相変わらず。



花開く
心の奥にひっそりと



2006年12月24日メモ

玄関で客が躓くとポケットから幸せがこぼれるというモンゴルの風習

階段をものすごく早く下りて行った人
横断歩道をいきなり走って渡って行った人

孫の運転する車にひかれて死亡した祖母
中学生の息子に三者面談に来なかったことを理由に暴行を受けた70代の父



2006年12月16日

ぷかぷかしている






2006年12月16日

心が躍るための街の明かり
逃げてきた とうに遠い過去とか思い出とか
私はあなたと共になく
あなたは私と共になく

諦めたことを懺悔できないように罪にする
林檎を林檎のまま腐らせてしまおうと
玄関の前で立ち塞がるおとぎ話の
それとは別の意味を
私はたったひとりであなたとの未来につなげるの

よく転んだあのあぜ道でね
あなたとの間にできた子どもをあやすの
この子はよく泣くしよく怒るの
私はあなたに似ていない
この子とあの子との間で揺れ動く

指先でつむがれた
どんなにか誇大な嘘でしょうか
それでも信じる
私たちは誰でもが誰かの虜
私はあなたの捕虜であって
本当に幸福のまま不幸だった
ありがとう

ありがとう
(死ね)


2006年12月16日

まるまって眠ることもできず
私はどんな捨て猫よりも寂しがり屋で
あなたはどんな毛布よりも温かかった

かき集める
幸福につながるための種となるものを
来る日も来る日もただひたすらに
私たちはなんて孤独なんだろう

安定というレールは安心できますか
欲しくて欲しくてたまらない保障は
いつどこでも裏切られるという
私には分からないルールの下で

あなたに会いたいと願う
それ自体が幾度とない苦しみの延長なのだと
力ない子どもの戯言として風に消える




2006年12月7

ゆうらり浮かぶ したたかに我ら
落ち着くとこなく 不安な影に
星の谷間に 流れ行く回顧
夢の間に間に あなたはいずこへ

くうらりまどろむ 窓辺はいつか
行方知らずの 鴉の鳴き声
山の端かかった 嵐の予感に
心置きなく あなたを探す

ああ
固唾を呑んで揺れる



2006年11月28日

孤独の毒が身に染みて
視える姿は暗闇に浮かぶ顔のない影で
それがきっと
あなたの顔をしていればいいと思うくらいに
私は生きることが恐ろしくて
それ以外のことは
むしろ大抵が怖くもなく
いつまで生きるのかが分からなくて
死ぬことよりも
怖くなる

空ろな愛情に満たす液体も注がれずに
虹色に輝く麻薬を飲み干す喉に
灼熱に焦げた
夢だけが残る

触れえるだけの愛の形が
世の中に溢れて仕方がないのなら
私はそれのひとつに軽々しく手を触れて
姿が変わってしまった悪魔だろう

あなたの寝静まった頃
私たちは浮遊して
夜の闇色の中で
真昼色の願いでデコレーションする

それは孤独
とてつもなく孤独
私は羽の一枚一枚の根元に
解けないほど永遠の孤独



2006年11月25日

名前を捨てたいと思った。
ありませんか?

リセットボタンの一押しのように
メニュー一覧の中の削除のクリックみたいに
扱うのがめんどうになってきたから
それはなかったことにして
新しいキャラを作りたいな、って

インターネットの中みたいに
ゲームのキャラと同じように
都合が悪いから
ハンドルネームを変えて
名前が変われば
また「お初」からはじめられる


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