クエンカでのデスペディーダ

デスペディーダ(Despedida)とはスペイン語でお別れ会の意味がある。二月に同任地の隊員、職場の同僚、家族、職場でデスペディーダを開いてもらった。

<隊員>
バカ・ロカクエンカ近郊の町パウテ市のバンガローで実施。参加者は私と任地の近い隊員の一部とバスで約五時間のマチャラから一人。期間は異例の約三日間。『なんでお別れ会に三日も使うの?』と思った人、その通り!!! 何をやったかは敢えて書かないけど生まれてから一番辛いお別れ会だった。(精神的じゃなくて肉体的にね!)

会の最後にはエクアドルのお祭りに頻繁に登場する“バカ・ロカ”が出現。“バカ・ロカ”とは牛の張りぼてに仕掛け花火を付けたかなり危険なブツ。以前、私が好きだと言ったのを覚えていてくれたらしいのだ。

バカ・ロカ実施中しかし、無常にも天気は雨。それでも折角だからと頭の上に乗せ“バカ・ロカ”の歌をバックミュージックに火を点す。プシューと導火線に火がつきピューンとロケット花火が発射される。こりゃ凄いやと他の泊り客が見に来てちょっとした人だかりができる。雨のせいで何度か火が消えるもその都度点火しシューシュ、ピュンピュンと火が少しずつ周ってゆく。そしてシュルシュルとメインイベントの風車が回り出す。更に火は周るが雨のせいで全て終わらず火が消えた。

これを準備するのに百ドル以上かかったと聞いた。(百ドル以上かけているのにレンタルなんだよと準備した隊員がぼやいていた)そんなに金かけるんだったら別の物でも良かったのに・・・とは思っていませんよ。(笑)

<職場の同僚>
私と一緒に仕事をしていた訳ではなかったが電気/電子科の先生が私と同じ職場で働く二名の隊員を小洒落たイタリアレストランに招待してくれた。驚いたのは会計六十ドルを彼女が一人で払おうとしたこと。彼女の月給は四百五十ドル程度。結局、私以外の二人の隊員が十ドルずつ払い彼女は四十ドルになった。それでも払いすぎだと思ったがそれ以上受け取らなかった。どうもご馳走様でした。

<職場>
職場にて最終日は都合が悪かったらしく2/25 (金) の10:00から10:30まで会議室でコーラとお菓子で実施。三十分しかなかったので雑談をして終了。28日も来ると言っているのにじゃあ元気でなと言って来る奴等大勢。人の話聞けっちゅうの・・・

<家族>
家族とはうまくいっていなかったのでやる気はなかったが是非やらせてくれと言うので時間をとる事に。しかし、最初は内輪だけで私のお別れ会と言っていたのがいつの間にか大勢の人を呼ぶ息子の結婚お披露目会に変わっていた。それなら行きたくねえよと思ったが断りきれず行くことに。

Oro Verde場所はクエンカ郊外にある市内一のホテルOro Verde。うちの家族が幹事らしく時間通りに行かなきゃ駄目だと早く連れて行かれる。

案の定だれもおらず結局一時間以上待たされた。待っている間に家族がホテルの人と話しているのを聞いていたら予算の関係でワインは三本までにしてくれとか金かかんないようにしてくれとか、みみっちい事ばかり。それに今回のパーティー形式はなんとバイキング。落ち着いて食えねーじゃん。そして出席者の三分の二以上がおいらの知らない人。これじゃお別れ会とは言えんだろう。

皆が飯を食い終えた頃に気分が晴れないので家族に断って約一時間歩いて家まで先に帰った。Adios por mi familia!

何はともあれ私のために本当にありがとうございました。皆さんのことは忘れません。

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