
前日に旅より帰ってきたばかり。まだクエンカのカルナバルを知らないのでカメラを持って市街へ出る。
もし水がカメラを直撃したら終わりである。周りに注意を払いながらゆっくり進む。所々で水風船や水鉄砲を持った男達に出会うが視線を逸らさず無事切り抜ける。危険度のレベルが大いに違うのは気付いているが戦場カメラマンの気分はこれに近い物なのだろうかと思う。
途中でホースで道行く車に放水する男を見かける。「こりゃイカン」と道を変え更に中心部へ進む。
所々で地面が濡れている。そんな所では視線を上げねばならない。なぜなら人が上から虎視眈々と被害者を待っているからだ。直撃を受けないように注意深く死地を抜ける。
破れてしぼんだ水風船の残骸。びしょ濡れになった無残な人々。ピックアップトラックの荷台から通行人を水鉄砲で狙撃するおっさん。そんな人々と出会いながら町の中心にある公園へ到着する。何かやっているのかと思ったが何もしていない。拍子抜けする位平穏である。ベンチに座って様子を見ていたが何も変わった事は起きない。30分ほど経って立ち去る。そして自宅へ。途中どこかのベランダからバケツで水をぶっ掛けられたがちゃんと注意していたおかげで直撃せず!そして無事に家へ到着する。特別な事は何もせずいつもと同じように1日は終った。
28年目の今年も平穏無事に過ごせますように。
(そんな事思うなら協力隊参加すんなってツッコミは無しで・・・)