初回講義終了!

講義で使用している教室2004年5月10日(月) 3ヶ月続いた私の講義が終了した。最初19人で始まった講義だが最後の1ヶ月(モジュールIII)が始まった時、残っていたのはわずか8名。(最初の1ヶ月で5人、次の1ヶ月で3人落第 個人の都合で講義を続けられなかった者が3名) わずか8名の少数精鋭と思ったあなたはまだ甘い。モジュールIIIでは4人落第して修了したのはわずか4名である。

モジュールの中で2回試験を実施している。無事終了した4名は2回共に優秀。他の4人は両方駄目。最後まで来て落ちるのは少し気の毒かなと思って採点方法を変えて10点強、足したのだがそれでもまだ足りない。4割以上取らないと修了できないと前のモジュールから伝えていた。彼らは前回赤点を取っていたのにあまり勉強した感じがしない。なので心を鬼にして落第させた。

落第した生徒達はいつも通り粘る粘る。質問が良くわからなかったから答えられなかった。(他全員はちゃんと回答していた) 理解していたけどたまたま間違えた。などなど苦し紛れの言い訳が・・・(苦笑) もし終了証が欲しければ3ヵ月後、もう一度講義を受けてパスしてくれと伝えた。それでも少し粘っていたが私の決意が固い事を悟り彼らは「3ヶ月間ありがとう」と言い立ち去った。点数が足りなかったから落第させる。当然の事だが後味悪いなぁ。。。言い訳する位ならちゃんと勉強してくれよ。

エクアドル人には厳しい(笑) 私の講義を乗り越えた4名には拍手を送りたい。即戦力としては厳しいと思うがヒントさえ与えればやるべき事はきちんとできるはずだ。

彼らは修了証を手に入れることが出来る。私の働いている職業訓練校は国立で世間的に効力のある修了証を発行する事ができる。カウンターパートの話だと大学卒の肩書きだけでは就職の時にちょっと不利で、こういう修了証があると幾分有利になるそうだ。

落第した生徒の中でも修了証だけが目当ての奴もいたなぁ。彼はモジュールIIのアンケートで「俺の点数が悪いのは試験問題が悪いからだ」と書いた奴。モジュールIIIの中間試験で悪い点を取ったので「もうお前は修了証受け取れんよ。でも、勉強したいなら続けて講義を受けても良いよ」と言ったら「プー」と言って講義途中なのに出て行った。(プーとは日本語だと「ケッ!」や「フン」という意味に近い)その日の講義後、彼の座っていた机を見ると私が渡したマニュアルが丸ごと残してある。彼が残して行ったのだ。もう勉強する意思は無いという事か。問題のある奴だとは思っていたが・・・可哀想な奴だ。しかし、エクアドルでは彼のような人間でも親が金持ちであれば大学を卒業して良い職業に就く事ができる。いい国なのか、悪い国なのか、どっちなんだろう。

色々な思いが錯綜しながら最初の講義は終了した。次は1週間後の5/17(月)から生徒を入れ替え講義が始まる予定である。

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