Wham! (Q&A)




Q:ワム!って、どこの人?

A:ワム!は英国生まれの英国人アーティストです。
 ジョージ・マイケルのお父さんはキプロス島出身のギリシア人で、
 お母さんは英国人で、その両親はそれぞれ、フランス系とユダヤ系だそうです。
 アンドリュー・リッジリーは、エジプト系とイタリア系の血筋も引き継いでいるそうです。



Q:ワム!の二人をそれぞれ一言でいうと?

A:ジョージが天才、アンドリューが伊達男といったところでしょうか



Q:ワム!って、いつ活動してたの?

A:活動時期は82年〜86年までです。



Q:ワム!が活動してた当時の音楽シーンってどんな感じだったの?

A:MTVの普及で、以前のような地道なコンサート活動をしなくても、ビデオ・クリップのおかげで、
 英国のアーティスト達が多数、 米国でスターになるような時期でした。
 60年代にビートルズやローリング・ストーンズなど英国のアーティスト達が活躍した
 現象の再来といわれ、「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン」といわれていました。
 ワム!も、その中の一つでした。



Q:じゃあ、その「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン」当時に米国で活躍した英国のアーティストって、どんなのがいるの?

A:デュラン・デュラン、カルチャー・クラブ、ティアーズ・フォー・フィアーズ
 ポリス、ユーリズミックス、カジャグーグー、ペットショップ・ボーイズ
 スタイル・カウンシル、シンプリー・レッド、スパンダー・バレエなどが有名です。
 


Q:じゃあ、英国のアーティストばっかり活躍して、米国のアーティスト達は全然活躍しなかったの?

A:いえ、そんな事はありません。大活躍していたアーティストはたくさんいますよ。
 例えば、マイケル・ジャクソン、トト、ヴァン・ヘイレン、プリンス、マドンナ、ブルース・スプリングスティーン
 ダリル・ホール&ジョン・オーツ、シンディー・ローパーらの活躍は特に凄かったです。



Q:当時のワム!のライバルって?

A:「ブルー・アイド・ソウル」という同じようなジャンルという点では、
 カルチャー・クラブ、スタイル・カウンシル、シンプリー・レッド、ダリル・ホール&ジョン・オーツが、
 ライバルといえるかもしれません。 さらに同じ二人組みという点で、ダリル・ホール&ジョン・オーツが妥当かもしれませんが、 
 彼らのほうがキャリアはずっと上だし、人気のピークはワム!より2、3年前でした。
 でも、80年代に最も活躍した二人組みという点で、やはりダリル・ホール&ジョン・オーツが妥当かもしれません。
 また、ちょっと人気がでるのはワム!より後になりますが、英国二人組みという点ではペットショップ・ボーイズなんていうのも
 ライバルといえるかもしれません。



Q:80年代に最も活躍した二人組みがワム!とダリル・ホール&ジョン・オーツなら、
 他の時代に最も活躍した二人組みって、どんなのがあるの?

A:50年代から60年代中期くらいまではエヴァリー・ブラザーズやライチャス・ブラザーズ
 60年代中期以降はサイモン&ガーファンクル、70年代はカーペンターズといった感じでしょうか。
 また、90年代以降は、日本のビーズ以上にセール的成功を収めた二人組みはいないと思います。



Q:さっきでた「ブルー・アイド・ソウル」って、どんなジャンルなの?

A:直訳すると「青い目のソウル」となります。
 つまり、「青い瞳をした人がやるソウル」となります。
 となると白人という事になりますが、 白人でも瞳の色が青い人もいれば茶色の人もいますし、黒い瞳をした人もいます。
 その上、白人の血筋だけでなく、黄色人種や黒人の血筋を引き継いでいる人もいるので、
 「ブルー・アイド・ソウル」とは、「白人のアイデンティティーをもった人がやるソウル音楽」と解釈するのがいいと思います。
でも、最近はどうしてだかはわからないんですが、「ブルー・アイド・ソウル」といった名称はあまり聞かなくなりました。
 音楽の感じとしては、今、日本の多くのアーティストが
 やっているような「ポップさを兼ね備えたR&B」と考えてもいいんじゃないかと思います。


 
Q:ワム!ってヴィジュアル的にみてアイドルに見えるんだけど、アイドルなの?

A:最初にアーティストありきでアイドルでもあったというのが正しいと思います。
 なぜならば、ワム!のオリジナル曲のほとんど全てがジョージ・マイケルによって生み出され、
 プロデュースもこなしているので、最初にアーティストありきで、ヴィジュアル的にもアイドル的で
 楽曲もポップだったので、アイドルでもあったというが正しいかもしれません。
 しかし、アーティストかアイドルかどちらかに断定しなければならないならば、アーティストだと思います。
 初期から中期にかけてのビートルズみたいな感じだと思います。



Q:MTVのおかげで以前より英国アーティスト達は米国に進出できたそうだけど、
 ワム!も、本当にビデオ・クリップだけで米国進出に成功したの?

A:ワム!の場合は、ポピュラー・グループとして初めて中国公演を実現し、
 ワム!の名前を米国に浸透させた事により全米進出に成功しました。
 もちろん、それ以前に全米でのコンサートなどもしていて一定程度の認知度はありました。

 
 

Q:ヒストリーのところにあるワム!が参加した「バンド・エイド」って何?

A:84年12月、ロック・バンド ブームタウン・ラッツの中心メンバー ボブ・ゲルドフの提唱により
 エチオピア難民飢餓救済を目的に英国のトップ・アーティスト達が集まり、
 チャリティー・レコード「Do there know it's Christmas?」をリリースし、全英1位になりました。
 ワム!の他には、フィル・コリンズ、ボーノ(U2)、スティング、ポール・ウェラー、ジョディ・ワトリー、
 デュラン・デュランのメンバー、 バナナラマのメンバー、ウルトラヴォックスのメンバー、
 カルチャー・クラブのメンバー、スパンダー・バレエのメンバーなどが参加しました。

 

Q:ところで、ワム!って、マンガに出てなかった?

A:少年週間ジャンプ連載の「ジョジョの奇妙な冒険」の第2部に「ワムウ」という敵キャラが登場しました。
 おそらく、そのキャラ名はワム!からつけたと推測しています。



Q:日本でも有名なワム!の曲ってあるの?

A:日本では、「ラスト・クリスマス」が1番有名だと思います。
 日本でもクリスマスには定番のナンバーです。
 あとは「クラブ・トロピカーナ」なんかはドラマに使われたり、
 「ケアレスウィスパー」は日本でカバーされたり、
 「フリーダム」はCMに採用されたりと、結構ワム!の曲は日本でも聴く機会は多いと思います。



Q:ワム!解散後の二人はどうなったの?

A:ジョージはワム!解散前からソロとして活動を始め、
 特にソロ第一弾アルバム「フェイス」は世界的な大ヒット(千四百万枚以上を売り上げた。)を記録し、
 グラミー賞なども受賞し、男性ソロ・シンガーソングライターとして頂点を極めました。
 その後、ジョージはレコード会社とのトラブルなどもありましたが、それを乗り越え、
 現在も世界的トップ・アーティストとして活躍しています。
 アンドリューは解散後、アルバムを1枚リリースしましたが
 セールス的な面で成功を収める事が出来ませんでした。
 ワム!解散前からレーシング・ドライバーをしたりもしてました。
 (F3でも走っていたようです。)が、
 現在は牧場経営などをしているそうです。
 




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