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 紀伊半島・海南島の朝鮮人

−木本ンネル・紀州鉱山・「朝鮮村」−       

 

紀州鉱山、海南島「朝鮮村」での朝鮮人強制連行・強制労働、
虐殺、「木本事件」等について写真をふんだんに用いて、
わかりやすく紹介しています。
ぜひ購読してください!(定価:500円)
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−ブクレットの目次です−

はじめに

「1926年、三重県旧木本町(現在の熊野市)で朝鮮人のイ・ギユン(李基允)氏とペ・サンド氏が町長によって召集された地域住民の集団によって殺されました。イ・ギユン氏は25歳、ペ・サンド(「相度氏)氏は29歳の若さでした。二人は生まれ育った朝鮮をはなれ日本に渡り、他の朝鮮人たちとトンネル工事のために旧木本町で働いていたのです。
 なぜ何も悪いことをしていないどころか、生活を便利にするトンネルを作っていた二人の朝鮮人は殺されなければならなかったのでしょうか? なぜ旧木本町の日本人たちは、彼らを殺してしまったのでしょうか?
私たち「三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允氏と「相度氏)の追悼碑を建立する会」は、この出来事が決して過去のことではなく、現在につながる問題であると考えました。そして1994年に二人の虐殺の歴史的原因と責任をあきらかにするための一歩として、殺された二人の追悼碑を1994年に建立したのです。
 このブックレットを通して真実を明らかにし、読者のみなさんとともにこれらの疑問についていっしょに考えようと思います。」


追悼碑碑文(朝鮮語)
追悼碑碑文(日本語)
「白いトックがふみにじられていた」 「敬洪さんの記憶から 
「いちばんの仲よしの明子ちゃんのお父さんが殺された」

 
一、「木本事件」 
 1.「木本事件」の現場
@「事件」のころの木本町の風景 A一九三五年ころの木本トンネル B現在の木本トンネル C明治座 D木本神社 E蛍橋と西郷川 F有本湯 G称名寺 H「敬洪さん I極楽寺の無縁墓地 J松島繁治さん K「相度さんの故郷 L李基允さんの故郷で


 2.「事件」の報道と記録(一九二六年) 
@「事件」当時の日本の新聞記事 A「事件」当時の朝鮮の新聞記事 B裁判記録 C当時の小学生の作文 D「三重県撲殺事件に際し全国の無産者階級に訴ふ」 E『自我声』創刊号 F『無産者新聞』 G朝鮮総督府の発表(一九二六年一月二一日)


 3.「事件」ののち
@毎年の追悼集会 A極楽寺の新しい墓碑 B足立住職のことば C新しい墓碑の説明板 D杉浦新吉さんのこと

二、熊野・紀州鉱山
@紀州鉱山選鉱場跡 A紀州鉱山への朝鮮人強制連行名簿 B連行された朝鮮人の故郷の地図 
C紀州鉱山坑口跡 D「朝鮮人は日本民族たるを喜ばす。将来の朝鮮民族の発展を見よ」 E紀和町和気にある本龍寺の遺骨 F「逃亡」の前日に死亡していた千炳台さんの戸籍簿 G『従業物故者忌辰録』 H南正碌さんと「共同調査」の人たち I紀州鉱山に強制連行された孫玉鉉さんと丁榮玉さん J江原道平昌郡の老人会館で K紀州鉱山に強制連行された人を探す L夫が強制連行されたあとの生活の様子を聞く M紀州鉱山に強制連行された林正熙さん N韓国安東文化放送の現地取材 O会員の活動を報道する韓国の新聞記事 P紀州鉱山の労働者について書かれた新聞記事

三、海南島
@田独にある「日寇時期受迫害死亡工友記念碑」 A田独鉱山用鉄道跡 B石碌鉱山の旧日本軍の見張り台から C石碌の「慰安所」跡 D石碌―八所間鉄道で働かされた労働者の飯場近くで E石碌ダム F「朝鮮村」全景 G「朝鮮村」地図 H「朝鮮村」の朝鮮人虐殺現場 I「朝鮮村」で虐殺された朝鮮人の「発掘」現場 J「朝鮮村」で虐殺された朝鮮人の遺骨 K中村のトンネル L南林のトンネル M新盈の「慰安所」跡 N崖県の「慰安所」跡

四、関連地図・資料
@「木本事件」関係地図 A熊野・紀州鉱山関係地図  B年表「木本事件」は終わっていないC参考文献目録
授業で子どもたちは考えた ―小学校での取り組み

あとがき ふたりはなぜ殺されたのか ―熊野から朝鮮人虐殺を問う
補遺 『熊野市史』をかならず書きかえさせよう!

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