鶴岡御殿まり
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この毬は山形県鶴岡市で作られており、江戸時代、羽前庄内藩酒井候の藩邸の奥方や奥女中、藩士の女房、娘たちが、つれづれに作ったものといわれています。
この毯のかっての作り方は、蛤の貝殻に砂を入れ、これを細かい大鋸クズで包み、さらにぜんまい綿(ぜんまいの若芽につく白い綿毛を集めたもの)でくるみ、色糸で巻いて完成させた。
現在の製作者である鶴岡市鳥居町三三−五九、上野富美さんらは、芯に穴洞の木型を使い、これに紙張りし、その上に絹糸またはリリアンで巻いて仕上げています。模様は一般に赤、金糸を使った二十六弁の菊が多いが、高価ではあったが草木染の糸毯を見かけました。またここの毯は小さいものまで房がつけてあり、室内装飾用が主であるように思われるし、きらぴやかすぎて素朴さに欠けています。 |
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