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手毬 ・ その 7

村岡てまり

山根あいさんが80歳を過ぎた頃作られたてまりです。下地にも、橙色や黄色などの明るい色糸を使う、村岡てまりの特徴が良くでています。これらの手まりは、子供の遊び道具としてばかりでなく、「嫁さんまり」ともいわれ、まりは丸いので、家族を丸く円満にとの意味から花嫁に贈り、嫁入り道具の荷につけたり、三月の雛節句に柳の枝につるして飾っていました。

湯原手まり

岡山県真庭郡湯原町に住むお年寄りが作っています。取り扱いは湯原町の瀬藤民芸店です。写真109・110は直径約9センチ、赤、橙、黄、緑、青、紫色の毛糸を四色ほど組合わせて作られており、模様も変わっています。
写真111・112は直径約9センチ、赤、桃、黄色の毛糸に金糸あるいは銀糸を入れた赤系統の強い手まりで、リリアンの房が付けてあります。模様は個性的なものがありません。

玉野手まり

写真113〜116は直径約8センチです。手まりの材料は、木綿糸で、配色は茶、うす紫、紺青、うす青、黄緑、黄などを五色ほど使ったものです。全体的に温かみのある感じをうけます。
写真117は直径約9センチで、倉敷市内のお年寄りの作品です。地はうす青で、一部金糸を使っていますので、豪華な印象をうけます。写真118は直径約7センチで、地はこい青緑で、一部銀糸を使っています。

「ふる里の手毬」 新井智一著 源流社 B5判型 100頁 4120円
北は青森・八戸くけまりから 南は沖縄・竹富手まりまで 46地方の伝統手毬348点を美しいカラー写真で収録。またその作者を詳しく紹介しています。

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