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インド「ムノチュワ騒動」2002年7月6日〜


7月 6日付 −インド
 ウッタルプラデシュ州 Ghazipur 地区の50以上の村々に「Mooh Nochva」と呼ばれる怪人が出没し、これまで36名の住民を襲い、長い爪で肉を切り裂いている。
 Balua Tarao 村の Treveni Rai さん宅に暮らしている姪の Pikkhi さんが、この怪人に襲われ、顔と首と腕の肉を切り裂かれた。同村では Kedar Dushad さんも襲撃を受けた。また学生の Jai Prakash Paswan さんもこの怪人に顔と腕をひっかかれたが、その直前、怪人の体から赤と緑の光が発せられるのを見たという。
 長髪で血走った眼をし、トラのような爪をもつとされる Mooh Nochva は、変質者だろうと考えられているが、光を発するロボットだとも言われる。以前は女性だと信じられていたが、今では異様な風体の男性だとされている。
 ひとりでいる人を狙って攻撃し、たちまち姿をくらませると噂されるこの怪人の出現により、住民たちは、結婚をキャンセルしたり、村を逃げ出したり、暑い夏の夜に戸外で眠ることをやめている。
 警察は、村人たちを守り、その正体を突き止めるべく、警官隊を派遣している。
http://news.sify.com/cgi-bin/sifynews/news/content/news_fullstory_v2.jsp?BV_SessionID=@@@@0121333171.1026266444@@@@&BV_EngineID=cadceidhihjfbemgcfkmcgedni.0&article_oid=11704200&page_no=1
http://www.ananova.com/news/story/sm_625113.html
7月21日付 −インド
 Delhi で「モンキー・マン」と呼ばれるサルのような生物が住民をおびやかして1年がたつが、Patna で類似の騒動が起きている。
 Patna 警察の ON Bhaskar 署長は、「サルのようなマシーンにまつわる噂があり、夜に屋根の上やひらけた場所で眠る人たちを攻撃するモンキー・マンのせいだとされています」と語った。「しかし、事件を実際に警察署に訴える者はいませんから、それは純然たる噂です。確認された傷害事件はありません。私たちは、大衆全体に、あらゆる噂に対して警戒し、警官たちには、そのような噂を広めた者を逮捕するよう、警告しています」
 このような警察の見解にもかかわらず、住民たちは、地元新聞が伝える報告に不安にかられている。ある新聞は、同市 Mainpura 居住地の Bhagwat Sharan Singh さんの証言を載せた。「モンキー・マンが、金曜の夜、義理の息子 Joginder Singh を襲って傷つけました。彼がわが家の屋根の上で眠っていたときです」と Singh さんは述べた。「彼(その攻撃者)はサルのように見えました」
 この生物に関する情報はさまざまで、「ジャンプし、赤と青の光を発する」ともいい、「人々を怖がらせるべく反社会的な原理に支配された」遠隔操縦の機械ようなものだともいう。
 人々のパニックは深まりつつあり、たれた顎ひげをはやしたヒンズーの聖人が、モンキー・マンだと誤解されて袋叩きにあった。
http://www.hindustantimes.com/news/181_24521,0008.htm
7月24日付 −インド
 ビハール州の Lahlan 村で、7月22日、住民たちが「モンキーマン」がそばにいるとの報告にパニックを起こし、そのさなか、6歳の少年が屋根から転落して死亡した、と現地メディアが伝えた。またその騒動では、ほかに女性が腕を骨折したともいう。
 警察はその事実を確認していないが、同州各地から人々を襲う「サルのような生物」の報告が多数あることを認めた。
 この生物は、「ジャンプし、赤と青の光を発する」と言われ、また、遠隔操縦された機械のようなものだとも言われている。
 ある警察のスポークスマンは、州都 Patna の西40キロの Khupri 村で、住民たちが「光る物体」が空から降ってくるのを目撃したとの報告があると語った。しかし、警察はモンキーマンの噂の流布に強硬な姿勢をとっている。「私たちは、噂を広めて人々のあいだにパニックを引き起こそうとする者に対して、厳しい態度でのぞむつもりです」とそのスポークスマンは警告した。
http://www.gulf-daily-news.com/Articles.asp?Article=28365&Sn=WORL
8月 5日付 −インド
 Bakshi Ka Talab 警察は、管轄内の各地で広まっている「Muhnochawa」の噂を抑えるべく、キャンペーンに乗り出した。噂をばらまく者を監視するため、レストランなどに集まる住民たちを解散させている。
 Muhnochawa は、赤い光だと言われ、あるいは空飛ぶタコのような生物だとも言われ、人間に襲いかかって顔に傷を負わせたのち、飛んで逃げると噂されている。
 同警察によると、8月3日の夜以来、次のような3件の報告があったという。
 Raitha 村で Shakeel さんと Umar Jahan さん夫妻が子2人とともにテラスで眠っていたとき、2匹の猫のような生物に襲われた。Shakeel さんは背中に爪でひっかかれたような傷を負った。
 Hajipur 村では、自宅で眠っていた Nand Lal さんが、なにかに首を絞められていると感じて目を覚ました。彼の首にはたしかに絞められた跡があり、唇に傷もあった。妻の Rajkumari さんも手足と腰に針で刺されたような傷を負っていた。ともに暮らしている義理の兄弟 Prem Kumar さんの肩にはひっかき傷があった。
 Shivpuri 村の Basant Kali さんは、自宅の中庭にいたとき、背後からなにかに首を絞められた。彼女の義理の姉妹が助けに来たが、だれもそのものの姿を見なかった。
 警察はこれらの事件を Muhnochawa の攻撃ではないとしている。
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow.asp?art_id=18101380
8月 6日付 −インド
 8月5日、政府は「muhnochwa」の存在を否定した。しかし一方で政府は、IIT[Indian Institute of Technology]に、Mirzapur へと専門家チームを派遣して一連の事件を調査するよう要請している。そのチームは、事件が夜間に起きるので、光の効果を調べる予定だと home department の Dipti S Vilas さんは語った。
 Vilas さんは、実例を挙げて、muhnochwa の根拠のなさを説明する。
 Hardoi のある村で、Jagdeo さんが夜に自宅を出たところ、顔にひっかき傷を負い、病院に運ばれた。彼女を診察した医師たちが muhnochwa による傷ではないと診断したのち、彼女は家のなかでの転んだだけだと白状した。
 Buxi Ka Talab の Shivpur 村に住む Rajendra Yadav さんも夜に襲われ、病院に収容されたが、医師は彼女の傷を診察して muhnochwa によるものではないと診断した。また別の女性も背後から押されて傷を負ったが、これも医師の診断は muhnochwa を否定した。
 Jaunpur で死体で発見された11歳の少年も犠牲者だとされていたが、検死の結果、死因は不明ながら muhnochwa によるものではないと判断されている。
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow.asp?art_id=18203729
8月 7日付 −インド
 Wazirganj の Birhana 地区に住む16歳の学生 Rajni Sahu さんが、8月5日、台所で母親を手伝っていたところ、突然、左手にひっかかれたような傷が現われ、出血した。
 Rajni さんの父 Sant Lal Sahu さんは、「はじめ私たちは、それを引き起こしたのはなにかの虫だと思いました」と語る。そして彼が娘の傷に灯油をかけたところ、血はとまったが、翌朝10時45分ごろになって、今度は肘のあたりに傷が現われた。5分後にはさらに増え、ついには手が腫れだしたので、彼女は Atul Kharbanda 医師の診察を受けた。
 Kharbanda 医師は、「私は、その少女がじぶんでそれをやったのかどうか見抜こうとしました」という。しかし彼は、それらの傷がおのずから出現したものだと確信するに至り、鋭い物体による傷のようだったと述べた。
 同日午後5時ごろ、Rajni さんはまた新しい傷を発見した。しかも当時、彼女は家族とともにいて、その左手には繃帯が巻かれていた。その傷は夜になって痛みはじめた。
 おりしも現地は「muhnochwa」騒動の渦中にあり、近所の人々がその謎の傷を一目見ようと家に押しかけてくるので、Sahu 一家は迷惑している。
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow.asp?art_ID=18304471
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow.asp?artid=18502754
8月 7日付 −インド
 ウッタルプラデシュ州政府は、Mirzapur や Gonda、Basti、Allahabad、Sultanpur の各地区で騒動になっている未確認夜行性飛行物体「muhnochwa」(発音は、mooh-knowtch-wa)を実地調査するよう Indian Institute of Technology(IIT)に要請した。
 同州 home department の Dipti Vilas さんは、「私たちは、Kanpur の IIT に、専門家を派遣して、このトラブルを作り出すべくなんらかの遠隔装置が騒動屋たちに利用されているかどうか、確認するよう要請しています」と語る。「これまで受け取った報告によると、なんらかの奇妙な光りかがやく物体が、犠牲者に向かって飛んできて爪跡を残し、飛び立つといいます」
 目撃証言は、「フットボールのような」物体だというものもあれば、「カメ」のように見えるというものもあって様々だが、それが光りかがやくという点ではみな一致している。
 地元警察はその正体を確認できていないが、迷信ないし心理的な現象だと見る向きもある。しかし一方で、muhnochwa が警官たちを追い払ったという報告もある。
 Vilas さんは、この騒動が始まって以来1ヵ月のうちに、すくなくとも1ダースの人が、muhnochwa と間違えられて村人たちのリンチを受けている、と語った。
 muhnochwa の襲撃は夜間に集中しているので、同局は Uttar Pradesh Power Corporation に問題の村々への高い電力供給を確保するよう通達した。「村々は通常1日に約8時間ほどの電力供給を受けています。しかし、私たちは今、電力会社に、その問題の村々に16時間の供給を与えるよう依頼しています」と Vilas さんは語った。
http://www.rediff.com/news/2002/aug/07up.htm
8月12日付 −インド
 ウッタルプラデシュ州に、赤や青の光を発する空飛ぶ球体が出没し、村人たちに火傷を負わせていると言われている。同州では先週のうちに、すくなくとも7名が、説明不能の傷がもとで死亡しているという。
 Shanwa の Raghuraj Pal さんは、隣人 Ramji Pal さんの死について、「夜中に謎の飛行物体が彼を襲いました」と語る。「彼の腹は切り開かれていました。彼は2日後に死にました」
 Darra 村では、Kalawati さんが襲撃を受け、腕を火傷した。「大きなサッカー・ボールのようで、光を放っていました。それが私の肌を焼いたのです」と彼女は証言した。「私は痛みのせいで眠れません」
 ほか多くの人々が、睡眠中に攻撃され、ひっかき傷や、すり傷を負ったと主張している。
 医師たちは、こうした話を集団ヒステリーとして否定する。Lucknow の King George's Medical College の Narrotam Lal 医師は、「たいてい犠牲者たちは、無意識のうちにみずからにその症状を与えています」と語った。
 警察はその正体を昆虫だと結論した。「それは長さ3インチ半の、羽根のある虫です」と Kavindra P. Singh さんは語った。ある村の住民たちがこれまで見たこともない虫を発見したからだという。
 しかし村人たちは医師や警察の説に納得しておらず、Mirzapur の住民たちは夏の暑い夜に戸外で眠るのをやめており、Shanwa では自警団を結成してパトロールにあたっている。
 また、政府の怠慢と無能を責める運動もあり、8月8日には、Sitapur のそばで1万人強の群衆が当局にその謎の攻撃者を捕獲するよう要求したが、それを解散させるために警察が発砲し、1名が死亡した。
 Mirzapur の地区行政官 Amrit Abhijat さんは、「人々は、死亡や怪我があるたびに道路を封鎖し、警察を怠慢だとして攻撃します」と嘆く。なお、彼はその飛行物体の映像を撮影したと主張している。
http://www.miami.com/mld/miami/news/world/3849463.htm
http://www.msnbc.com/news/793179.asp?pne=msn&cp1=1
http://www.ananova.com/news/story/sm_648580.html
8月12日付 −インド
 ウッタルプラデシュ州 Khurdmau 村で、8月11日夜、暴徒と化した村人たちが、ある特定のコミュニティーに属する店主たちを、「muhnochwa」を送り込んでいると非難して、彼らの店に放火した。
 警察は、放火に関与した者9名を逮捕したが、それに抗議して暴徒が道路をふさいだ。けっきょく暴徒は解散させられたが、警察は多くの警備隊員を同村に展開させている。そして警察は、この騒動が何者かによって「統制」されていたと見ている。
 また同日、警察は、muhnochwa の正体は、羽根のある長さ3インチ半の昆虫だと発表した。
http://www.hindustantimes.com/news/181_36343,000900010004.htm
8月15日付 −インド
 Indian Institute of Technology(IIT)は、ウッタルプラデシュ州政府の要請を受け、州内各地に出没する「空飛ぶモンスター」muhnochwa の謎を解明した。
 これまで昆虫や遠隔操縦の機械といった説があったが、IIT の Ravindra Arora 教授によると、その正体は「球電」であるという。「乾燥した時期は、地面の電気抵抗を増大させますが、伝導性を低下させ、その過程で、いろいろな色の光を発する球電を誘引します」と当地の天候を発生理由に挙げた。そして「私には、犠牲者たちの顔の火傷が、テニスボールからフットボール大におよぶこうした球電によるものにほかならないと信じる十分な理由があります」と断言した。
 球電現象は古来より世界各地で報告されてきた。その発生および実体には諸説あるが、「しかし、すべてのケースで、人々は空中を横に移動するボールのような物体を見ます。それは100ワットまでの電流を発生し、赤、青、黄、緑色の光を放ちます」と Arora 教授は解説した。「そのボールは、人間の肌と接触すれば火傷を引き起こしますが、無生物の上に落ちれば消えます」
 現に球電を撮影してCDにコピーし、IIT に送ってきた Mirzapur の男性があり、Arora 教授は一両日中にも彼と会って直接の証言を得る予定だという。
 また、Arora 教授は、このパニックのほとんどは田舎の人々の迷信的な信念に原因があるとし、さらに、この騒動はモンスーンの到来とともに終わるだろうと予言した。
http://www.rediff.com/news/2002/aug/14sharat.htm
8月19日付 −インド
 ウッタルプラデシュ州に「Muhnochwa」と呼ばれる謎の生物が出没し、パニックを引き起こしている。青、赤、ないし緑色に輝き、フットボールあるいはカメのような形をしたもので、夜間に人々の顔をひっかくという。
 州都 Lucknow に住む Asma さんは、「私がテラスで眠っていたとき、火曜日[8月13日]の午前2時45分ごろ、鮮やかな赤でまたたく物体が、私の顔を襲い、引き裂こうとしているのに気づいて、目を覚ましました」と、みずからの体験を語る。「私は悲鳴をあげましたが、夫が起きるとすぐ、それはあとかたもなく消えました。私の顔に2本のひっかき傷を残して」
 いくつかの警察は、Muhnochwa を地球外の存在だと見なしている。また、前方から赤、後方から青の光を発する「工学的に開発された特殊な昆虫」で、「反国家的な原理」(パキスタン)によって放たれたものだとする説もある。
 これまで Muhnochwa の攻撃により2名が死亡、多数が負傷している。パニックに巻き込まれての死傷もあり、暴動やリンチも起きている。いくつかのエリアで、5人以上の集会が禁じられている。8月18日には、Lucknow から70キロ離れた村で、群衆が警察署に殺到し、警察の発砲によって1名が死亡した。
 同州の Dipti Vilas さんは、「この奇妙な事件が最初に報告されて以来1ヵ月のあいだに、すくなくとも1ダースの人が、彼らを Muhnochwa だと誤解して激昂した村人の群衆にリンチされています」と語った。
 州政府は科学的な調査のために Indian Institute of Technology のチームを呼んだ。同チームのメンバー Ravindra Arora 教授は、Muhnochwa の正体を球電だと考えている。
http://www.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml;jsessionid=5RYLE0OQIRT02CRBAEKSFFA?type=oddlyEnoughNews&storyID=1345395
8月19日付 −インド
 Indian Institute of Technology(IIT)は8月19日、ウッタルプラデシュ州の Home Department に、muhnochwa の正体を「球電」だとする報告を提出した。球電はこれまでにもUFOと誤認されてきたという。
 しかし、muhnochwa の騒動はつづいている。18日夜、ある男性が、muhnochwa らしき光に向かって発砲したとき、誤って母親を射殺してしまった。
 また同日、警察がヒステリーにおちった群衆に発砲して1人が死亡したという。事件後、現地 DIG Faizabad の K N D Dwivedi さんは、muhnochwa は「インドの外からもちこまれた」3〜6インチの昆虫であり、「反国家的な原理による特殊なテクノロジー」で開発されたものだと語ったが、翌19日、州都 Lucknow から叱責を受けてその説をひかえ、「それは動物か昆虫かなにかでしょう」とあらためた。
 これまで muhnochwa の正体には、パキスタンから来た人工的な昆虫、レーザーで武装したテロリスト、迷子の渡り鳥、コウモリ、バッタの群れ、など諸説ある。
 最近 muhnochwa が出現しはじめた Kanpur の地区行政官 Arvind Kumar さんは、「しかし、だれも生き物だとは話しません」と語る。「彼らはみな、光を放つ機械的なものだと話します」
 一方、Indian Institute of Science の Centre For Ecological Sciences の生態学者 Raghavendra Gadagkar 所長は、政府は昆虫学者を呼んだほうがよいと提唱した。また、コウモリは人間に噛みつくことがある、と語った。
 同州東部では、1996年にも似たような騒動があった。「manai」(獣人)と呼ばれたこの生物は20人以上の赤ん坊を殺害し、パニックをもたらした。40名がリンチの被害にあった。しかし、その正体は、森林伐採によって生息地を追われたオオカミの群れであったことが判明した。
 そのオオカミを退治した元チーフ野生動物監視員 Ashok Singh さんは「人々は今や、夜空を移動する人工衛星を見て、muhnochwa だと言います」と語る。「もしあなたが噂を展開すれば、これらのエリアでは野火のように広まります」
http://www.indian-express.com/full_story.php?content_id=7969
8月20日付 −インド
 8月16日に Lakhimpur Kheri で捕獲された「muhnochwa」らしき謎の昆虫は、Lucknow University で分析されていたが、19日、その正体が判明した。
 同大学の KC Pandey 教授は、その体長3センチの昆虫は、希少なバッタ Schizodatylus Monstruosus であると発表した。川の土手などで見つかる珍しい昆虫で、おもに小さな昆虫を食べる。肢に小さな爪はあるが、muhnochwa の被害者に見られるほどの傷をなすことはなく、光も発しないという。
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow.asp?art_Id=19603518
8月21日付 −インド
 8月20日、Mayawati 首相は、ウッタルプラデシュ州をパニックにおとしいれている「muhnochwa」(フェイス・スクラッチャー)騒動が、彼女の政権を不安定にするために野党 Samajwadi Party が扇動したものだと主張した。
 Mirzapur や Chandauli、Varanasi で始まった「muhnochwa」の騒動は、Sultanpur、Sitapur、Rai Bareily、Pratapgarh、Lakhimpur Kheri、Pilibhit、Lucknow、Kanpur、Allahabad といった州東部へと徐々に拡大し、犠牲者は日毎に増加している。犠牲者のなかには深いトラウマを負い、入院や長期治療を必要とする者もいる。
 Samajwadi Party は、この攻撃を外国によるものだとし、16日、州政府に調査を要求していた。
 Lucknow 警察は、National Security Act のもと、噂をひろめる者たちを記録しようとしている。また、村人たちによるリスやキツネ、コウモリ、ハイエナ、オオカミなどの野生動物に対する虐待も懸念されている。
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow.asp?art_id=19711224
8月24日付 −インド
 ウッタルプラデシュ州の各地に出没する muhnochwa の報告は増えつづけ、パニックが深刻化している。この空飛ぶ光る物体による攻撃だとされる事件は100件を超える。
 muhnochwa の正体については、青く光る頭と赤く光る体をもつ昆虫、犠牲者をひっかくためのプラスチックの手をもつ金属製のロボット、パキスタンに送り込まれた赤と緑の光を発する空飛ぶ円盤といった説があるが、科学者たちは球電であるとし、パニックを「集団ヒステリー」と見なしている。警察は、社会不安を扇動したい者たちに操作された酸を噴霧する遠隔操作の機械だと考えている。
 いまだ正体は不明ながら、タイマツをつけた風船などのイタズラも明らかにされている。
 住民たちは夜に眠るのをやめ、多くの学校が閉鎖されている。また、muhnochwaを呼ぶのをおそれてテレビのアンテナを取り外している。
 muhnochwa が「地球外の」存在だと信じるある専門家チームは、電気研摩機の台を利用した機械にオレンジ、黄色、緑、赤に光るライトをつけ、それをポールの上にすえて監視したところ、明るい光が3度、そのライトに接近してきたと主張している。
http://www.thescotsman.co.uk/international.cfm?id=940402002
9月 3日付 −インド
 2ヵ月ほど前に始まって以来、暴動やリンチを引き起こし、1ダース以上の死者を出したムノチュワの騒動は、今や Varanasi では大きなビジネス・チャンスになっている。
 同市の店には、その生物に対抗する防御手段を吹き込んだテープが並んでいる。「私たちはそれを見たことがありません。しかし今、歌手がそれについてかなりよく歌うカセットがあります。それが真実か虚偽か、神のみぞ知る。ですが、私たちはそれを売っています」と、ある店のオーナーは語る。
 フォーク・シンガーの Dukhi Ram さんも同様の歌で人気を博しており、ムノチュワの正体を歌うそのテープを、研究者や学生までもが買っている。研究者 Prakash Narayan Tripathi さんは、「ムノチュワに関する噂は、この州だけでなく全国的なレベルで駆け巡っています。ですから私はとてもそれについて知りたがりました。新聞にはリポートがあります。ある者はそれを機械だと言い、またある者は地球外生物だと言い、ある者は人間だと信じています。私は、このカセットによってなされた努力に感動しました。私はムノチュワが正確になんであるのか知りたいのです」と賛美した。
 廃刊寸前にあった地元新聞社は、ムノチュワの特集記事の定期連載によって一躍、人気新聞となった。地元のウェブ・ポータルもムノチュワに関する定期特集を組んでいる。
 Allahabad の住民 Pradip Sonkar さんは、「はじめのころは、この市や近隣のエリアでかなりのムノチュワに対する恐怖がありました。今では、それは娯楽の一部になっています。マーケットにはカセットがあって、新聞にはムノチュワ競争があります。また、この生物について開設されたウェブサイトがあると聞いています」と語った。「娯楽の一部になったからには、これがすべてたんなる噂であったことを証明しています」
http://www.navakal.com/news/feature/200209038047.asp
10月 4日付 −インド
 ウッタル・プラデシュ州に大混乱をもたらしたムノチュワの恐怖が、マッディヤ・プラデシュ州にも広がっている。
 長い爪で人間の口などの肉をむしり取ると言われるムノチュワの襲撃事件は、ここ1ヵ月のあいだに、Guna district の Aron development block の村々から1ダース以上、報告されている。
 最初の事件は Russalgaon 村で起こった。9月8日の午前4時ごろ、自宅のベランダで眠っていた Ramsingh さんがムノチュワに襲われて顔に深い傷を負った。ほどなくして同村の12歳の少年 Chandrabhan くんも目の下に攻撃を受け、彼を助けようとした母は腕を負傷した。その2日後には同村の Shivcharan Gehlot さんが、夜中に目を覚ましたところ、胸の上に「奇妙な動物」が座っているのを見たという。
 被害者を診察した Guna district hospital では、彼らすべてに狂犬病の注射をした。
 しかし、forest department は、その動物を確認することができないと語り、またムノチュワは犠牲者の意識のなかにだけ存在すると見る者もいる。
 ウッタル・プラデシュ州では、ムノチュワの目撃に起因する集団ヒステリーとアジテーションのため、IIT の科学者たちに調査が依頼されたが、彼らはムノチュワはエイリアンではなく、乾燥つづきのために生じた雷光[球電]だと判断している。
http://news.sify.com/cgi-bin/sifynews/news/content/news_fullstory_v2.jsp?BV_SessionID=@@@@0657573007.1033690415@@@@&BV_EngineID=cadcffemdjkibemgcfkmcgedng.0&article_oid=11992918&page_no=1

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