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OhmyNews 韓国語原文

その海の名前は「東海」でしかない

2002年08月23日(金) 03:40

国際水路機関は韓国と日本の間にある海の名前を今後、日本海(Sea of Japan)と呼ばないことに決定した。これは今後、世界的に認められている海関連の地図、特に航海に関する地図で日本海という名前が使われないことを意味する。

このことは単純にある日偶然生じたもでのはなく、過去10年以上、東海という名前を取り戻すために努力してきた東海研究会(会長 キム・ジンヒョン、副会長 イ・ギソク(李g錫))などのような民間団体の努力と政府の支援が産んだ結果だ。

政府の努力が始まってからまだ日は浅い。1990年代序盤、ソウルで開かれた海洋関連の政府間議論で「日本海」という名前が使われたことが知られて社会的論争になるまで、我々は我々の東海の名前が東海ではないという事実さえ知らなかった。

国際的に通用している我々の東海の名前は「日本海(Sea of Japan)」だった。現在も世界有数のマスコミや米国中央情報部はその海の名前を日本海と呼ぶことに固執している。日本もやはりその海の名前を守るために外交的な努力を尽くしていることは既に周知の事実だ。

地理学的に言えば、その海の名前が日本海と呼ばれるいかなる根拠もない。日本海の名称に固執する人々の論拠は、海の名前の変更が混乱を誘発し、両国間の葛藤を誘発するということ、そしてその海の名称が日本ではない西欧勢力によって付けられたということなどだ。一部では、大陸と島の間の海の名前は島の名前に従う、という何とも奇怪な地理学的知識を製造、流布する場合もある。

「日本海」という海の名前が固着したのは20世紀序盤のことだ。当時韓国は外交権をはじめとする諸権利を日本に剥奪された事実上の植民地状態であり、日本は韓半島と満州で支配権を事実上行使していた。

すなわち、その海の名前は「日本海」ではなく、我々は「東海」という違う名前を使っているいうことを国際社会に知らせる機会さえも韓国人には与えられなかった。すなわち、海の名前を強奪されたという表現が適当なのだ。誰がその海の名前を付けようとも、その沿岸の人々が呼ぶ名前と違う名前で呼ぶ権利はない。誰にも。

国連もやはりこの点を認めている。多数国家と接する海の名前に関して特定国家の名前を使うべきではないとし、多数国家間の海の名称が違う場合、これを国際的に併記しなければならないというのが地名を扱う国連機構である地名標準化機構の勧告案だ。日本はこの国際機構で、東海という名前を併記しなければならないという韓国と北朝鮮の主張が本格的な議題として扱われること自体に賛成してこなかった。

海と島の間の海を島の名前に従うという主張もやはり地理学的に全く根拠がない話だ。一部では、英国とアイルランドの間の Irish Sea や英国とフランスの間の海峡に対する名前である English Channel がその根拠だと主張している。しかし、Channel(広い水路)の名前は海の名前という次元とは距離がある事案だ。

韓国と日本の対馬の間の海峡は大韓海峡が国際的な公式名称であり、対馬と日本の本州、九州の間の海峡の名前は対馬海峡だ。そして、この問題は双方のどちらも不満がない。

Irish Sea は二つの島国の間の海であり、双方が共有する地理的な名前だ。だとすれば、ヨーロッパ大陸と英国、すなわちグレートブリテン島の間の海の名前は何だろうか。その海の名前は North Sea だ。我々がしばしば北海と呼ぶ海であり、英国人たちもやはりその海を Sea of Britain でない North Sea と呼ぶ。これは国際慣例にも符合する。

国際的な地名に関する議論で、韓国が使用する海の名前が、日本が使用する海の名前と違うということは明確に強調されなければならない事実であり、我々は東海以外のいかなる海の名前も提案したり交渉する理由がない。それは却ってその問題が国際的な交渉テーブルに上ることを敬遠する日本の立場だけを助けることになるからだ。

韓国内で使われる海の名前が人ごとに違ったら、どうして国際機構で我々がとても長い間東海と呼んできたから日本海とこれ以上呼ばないでくれと要求できるだろうか? 我々の中でさえ意見の一致を見ることができないのに。

国際的なマスコミの大部分はいまだにその海を日本海と呼ぶ。英国のいくつかのマスコミと該当問題で論争を繰り広げた結果、もらった返事は「参考にするに値する資料がないので、貴下の主張が妥当であっても、該当の海の名称を東海と表記するのは困難です」ということだった。

彼らにインターネットを通じて抗議することは無用の長物だった。彼らはインターネットや自分たちの紙面、放送に使用する地図に関して専門的なコンサルティングを受けており、その諮問家たちは世界的に公認された地図集(Atlas)を基本的な資料として使っていた。

英国の場合には The Times Atlas が最も広く引用される地図であった。該当地図の製作には、各国で発行された信頼に値する地図集(Atlas)が使われており、日本の場合、既に英語版の世界地図を作り、世界各国に配布している状況だ。

韓国の場合、韓国版の世界地図を製作したのも最近のことであり、英語版が製作される可能性は現在としてはないように思われる。日本人たちが日本海という海の名前を数百ページの最高級地図帳に載せて世界にばら撒いている間、韓国がしたことは一枚物の地図を製作し、郵送したことしかないということも指摘すべきことだろう。

結果的に「東海」という海の名前を取り戻すための努力が、我々は日本に比べて極めて消極的だということだ。このような事業は、単純に民間業者に任せたからといって成り立つものではない。国家次元で関心を持って行なうべきことであり、また学界との協力も必須だ。

特に地図集の場合、その権威を認められるためには関連学界との協力が必須だ。国家機関が単独で作りあげた地図集に対する信頼度よりは、国際的に認められた学者たちの甘受を受けて助言を受けた地図集が必要だ。また、世界各国に対してこのような地図集を国家広報の次元で配布することもやはり必要なことだ。

これと軌を一にして、主要国の地理教育に係わる人々を説得する作業もやはり必須だ。大部分の国家で地理教育は、地理学者たちが発刊した世界地理に関する図書を基盤に成り立つ。

このような図書の執筆に係わる学者たちに韓国に関する情報、常時的な情報を提供し、彼らが韓国についての記述を増やすようにすることは、単純に海の名前に対する論争の次元でだけでなく、韓国に対するイメージを一新するという面でも相当な助けになるだろう。

このためには韓国の学者たちと外国の学者たちの間の交流を国家が積極的に支援することはもちろん、韓国を正しく知らせることができる韓国地理誌の英文版の発刊のような長期的な事業についてこれから議論を始めるべきだ。

キム・ジョンヨン記者


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