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御堂東雲、日本人である身長155cmの彼女は人生の大半をお琴と日本舞踊と書道に費やした筋金入りの箱入り娘。
以前彼女のヤクザキックを瀬戸原治樹が食らったことから知り合い、今回フィーチャリングすることになった。
普段御堂邸や同家の会合で演奏する彼女は、一般的なお琴弾き気質と同じく典型的な大和撫子である。
にもかかわらず「ENSEMBLE」、和洋折衷というコンセプトの元にレコーディングは平日の真っ昼間に氷雨中の音楽室で始まった。
東雲と一緒にやる理由は簡単だった。
音に対し容赦なく処理を施す私たちのやり方は時にお琴弾きの気分を害してしまう。和琴が奏でる音階には日本音楽なりの意味があり、それを変えることを好ましいと思わないからだ。
その点において東雲は非常にフレキシブルで、新しい音楽や音への興味は尽きることがない。お陰で今回は新たな手法として東雲キックの擬音を曲のリズムパートにもってくるという方法も試すことができた。
保健室の救急箱が「おかわり自由」である必然性を十分に感じながら治樹に誓約書を(脅迫半分で)書かせ、ちょっぷなどで覚悟を決めさせていく。
東雲はそれに合わせて思いついたキックを次々と治樹に披露する。彼女のキックからリズムを想像し、適当なループを組みレコーディングは開始された。
東雲と共に音楽室に入り、生のヴァイオレンスを感じながらディレクションしていく美卯に対し、真奈美は阿鼻叫喚の中で理性を保つために図書室にひきこもった。
結局曲が見え、必要なフレーズが手にはいるまで6時間もかかった。
麗子は録音された素材を同校の放送室に持ち運び、キック音とうめき声のリズム&ベースアレンジにとりかかり、それをBGMにIrisPhaseによる合奏が始まった。
2003年冬、凍えるような寒さの中、血と汗と共に絞り出した真冬のトラック、雲にのる(22cm Mix)!
( IrisPhase
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