くらた皮ふ科クリニック −ほくろ−

ほくろ

「ほくろ」について

Q.1ほくろの症状について説明してください。
   体のあらゆるところに生じます。大きさは直径数ミリ〜
   1センチ程、皮膚から種種の程度に盛り上がっています。
   色調は黒〜黒褐色〜褐色〜灰白色〜正常色と一定しません。

Q.2原因は何ですか?
   ほくろの細胞(母斑細胞母斑といいます)が表皮から真皮に
   かけて増殖しているために生じます。

Q.3ほくろと似たようなものはありますか?
   脂漏性角化症(俗にいう年寄りイボ)・日光黒子・雀卵班・
   発疹後の色素沈着(これらは俗にいうしみ)等がありますが、
   まれに皮膚がんのこともありますので、診断に関しては
   専門医での診察をお薦めします。

Q.4どんな治療法がありますか?
   飲み薬やつけ薬は、ほくろの細胞には無効ですので以下の
   治療がおこなわれます。
   1)手術療法:メスで切り取り、その後キズを糸で縫い合わせ
   ます。(小さいものは縫わないこともあります)
   2)レーザー療法:主に炭酸ガスレーザーを用いて、ほくろの
   周囲と底面を焼いて切除します。糸で縫う必要はありません。

Q.5レーザー療法では、治療直後から普通の皮膚になるのですか?
   ほくろは表皮から真皮にかけて増殖しているため、レーザー
   で切除すると、治療直後は2,3ミリのくぼみが生じます。
   1,2週間で皮膚がはり(表皮化といいます)約1ヶ月で、くぼみ
   は平坦化します。
   また、3,4ヶ月間は傷跡に少しし赤みが残ります。
   半年〜1年で傷跡は落ち着き目立たなくなります。
   (ただし、まったく正常皮膚と同じではありません)

Q.6レーザー療法は、手術療法と比べてのどんな利点がありますか?
   いずれの治療も、ほくろを切除するということおよび傷跡が
   多少なりとも残るという点は同じですが、レーザー療法には
   手術療法と比べて以下の利点があると考えられます。
   1)傷跡がきれい
   2)術者による技術的差が少ない(手術の場合は、手術のうまい、
     へたがある)
   3)治療時間が短い(出血がない・糸で縫う必要がない等)
   4)治療後の痛みが少ない
   5)治療後の処置が簡単で、通院回数が少ない

   ただし、ほくろが大きいときは、レーザー療法では傷跡が
   大きくなりますので、手術療法の方が傷跡が目立たないこと
   もあります。

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