*MS-IME補強計画*
1,初めに
 2,学習させよう 3,辞書のメンテナンス 4,単語/用例の登録 5,変換トレーニングウィザード 6,品詞 7,ユーザー辞書 8,MS-IME2002のかな漢字変換の仕組み システム辞書の利用方法

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 6、品詞の区別はどうするの?





 IME2002に限らず、ATOK、WX、VJE、ことえりなど、インプットメソッド、日本語入力プログラム、日本語入力ソフト、IME、と呼ばれるものは全て、辞書に登録されている単語は種類分けされています。この種類分けのことを品詞といいます。中学校のときに、口語の文法を学習された記憶があると思いますが、あの品詞のことです。もちろん、口語文法における品詞分けとは多少異なる部分がありますが、基本は口語文法の考え方と大差はありません。
 IMEのかな漢字変換は、基本的には、単語の読みと、隣り合う単語の品詞のつながりやすさ(連体詞の後に動詞は来ないなど)を基に漢字に変換されます。もちろん、A.I.変換と言われるものはこんな単純ではありませんが、ユーザー辞書に登録されている単語の品詞が正しくなければ、それだけ誤変換の発生確率が上がることになります。
 ですから、ユーザー辞書に正しい品詞で単語を登録すれば、その分、誤変換が発生しにくい賢いユーザー辞書を作ることができます。
 以下は、ユーザー辞書に学習された単語の品詞を正しく直す一助として作成した解説です。参考にして、ユーザー辞書のメンテナンスをしてください。
 ※ヘルプにも載っていますが、IME2002は用例変換を発展させた格フレーム変換というA.I.変換を採用しています。したがって、ユーザー辞書に登録した単語は、格フレーム変換されません。ですから、ユーザー辞書に単語を登録したら、同時に用例登録することによって、ユーザー登録された単語がよりよく生かされることになります。

このページの内容
 第1回 名詞編
 第2回 名詞のまとめ
 第3回 動詞編
 第4回 形容詞・形容動詞
 第5回 その他の品詞





☆☆☆ 初めに ☆☆☆



 IME2002は、システム辞書に登録されていない単語を自動的に学習し、ユーザー辞書にどんどん単語を登録してくれます。
 ところが、ユーザ辞書に登録された単語を見てみると、結構おかしな単語が登録されています。
 ※例えば、「ほんまに…名詞」「ピカード…さ変形動名詞」のように登録されていたりします。
  「ほんまに」は副詞、「ピカード:スタートレックの主人公です」は姓(または人名)でしょう。ほかにもとんでもないものがいっぱい登録されていました。

 IMEのヘルプでは、おかしな変換が目立つようになったら、辞書ツールでユーザ辞書を修復すると、変換が元のようになることがある旨が書いてありますが、実際のところ、修復すると、学習単語、用例が全部破棄されて初期化(購入時の状態)されてしまいます。いろいろ文章を入力し、せっかく学習した単語をあっさり捨ててしまうのももったいない気がします。正しく学習されている単語もあったりしますしね。
 何もせず、このままユーザー辞書を使っていたら、そのうち、おかしな変換をするようになることは必至です。そこで、学習した単語を修正して、ユーザー辞書をよりよいものにしようとする場合、どうしても正しい品詞の見分け方が必要になってきます。さらには、自分でユーザー辞書を作成する時はしっかりした品詞設定をしなければなりません。
 このページを参考にして、正しい品詞設定をして、よりよいユーザー辞書に鍛えてください。
 なお、IME98以降のユーザー辞書ならそのまま適用できます。

 ※以下の内容は、Windows XP付属の「Microsoft IME2002のヘルプ」および、高校受験用の簡単な口語文法書を参考に個人的に解釈したもので正式なものではありません。国語の教師でもなければ、ましてや、言語学者、開発関係者でもありません。したがって、以下の内容をもとにユーザ辞書を作成したことにより、何らかの損害、障害等が起きようとも一切責任を持ちません。あくまで、個人の責任において参考にしてください。

 ※以下の内容は適宜変更します。
  2003.01.14 名詞、形容動詞を一部変更
    02.01 形容詞、連体詞を一部修正





☆☆☆ 第1回 名詞編 ☆☆☆



(1)名詞
 Windows付属のMicrosoft IME2002のヘルプの説明では以下のような説明がなされています。
【名詞 … ものの名称で、主語や目的語となるもの。】
 さらには、
・名詞 …… 事物の名称。品詞分類がよくわからないときには、この品詞で登録してください。
・人名 …… "徳川家康" など、姓と名を分けずに登録したい場合に利用する品詞。
・姓 …… 人名の姓。"佐々木"、"小林"、"クリントン" など。
・名 …… 人名の名。"良夫"、"ジョン"、"順子" など。
・地名その他 …… 場所の名前:"六本木"、"八ヶ岳" など。
・固有名詞 …… 人名、姓、名、地名その他、以外の固有名詞。"ウィンドウズ"、"東京タワー" など。
 以上の解説があります。
 では、少しずつ見ていきましょう。
【名詞 … ものの名称で、主語や目的語となるもの。】
とありますが、主語とは、文の中心になるもの、文の主役で、「〜は」「〜が」で表されます。
目的語とは、その文の述語(動作を表す言葉)の、動作が向かう対象、相手となるもので、「〜を」「〜に」で表されます。
 例をあげましょう。
 「自動車はその坂を登った。」では、
文の主役である「自動車は」が主語、「登った」という述語(動詞)の対象になっている「坂を」が目的語になります。
 ですから、「自動車」「坂」の品詞は、「名詞」となるわけです。
 登録品詞名の「人名」「姓」「名」「地名その他」「固有名詞」はそのまま説明の必要はないでしょう。これら以外の単語を「名詞」として登録すればいいということです。


(2)さ変/ざ変名詞
 Windows付属のMicrosoft IME2002のヘルプの説明では以下のような説明がなされています。

【さ変/ざ変名詞 … 単独では名詞となるが、"変化する" "論ずる" のように、さ行やざ行の活用語尾を伴って動詞として使われるもの。】
さらには、
・さ変名詞 …… "〜する" つきで動詞となる名詞。"決定" など。
・ざ変名詞 …… "〜ずる" つきで動詞化する名詞。"命" など。
 と説明されています。
 まず最初に、活用語尾についてですが、これは単語登録する上では特に理解しなくてもいいと思います。敢えて説明するならば、「ほかの単語が続く場合に、単語の最後が変化する」ということです。
 たとえば、「変化する」ならば、「変化しない」「変化し、」「変化する」「変化すれば」のように単語の最後が変化することです。
 品詞登録上のポイントは、名詞の後ろに「する」「ずる」がついて動作や心の状態などを表す動詞になるということです。
 たとえば、「勉強」という単語について考えてみましょう。
「勉強」という単語は、(1)の名詞を見ればわかるように、品詞名は確かに「名詞」です。姓でも、固有名詞でもありません。ところが、「勉強する」のように、「する」が直後について、動作を表す動詞になります。したがって、「勉強」という単語は、「名詞」という品詞名で登録してはいけません。「さ変名詞」という品詞名で必ず登録しなければなりません。
 では、「弁当」という単語はどうでしょうか。「弁当する」なんて言葉は聞いたことがありませんね。ですから、「弁当」という単語は、(1)で見たように、「名詞」という品詞で登録することになります。
 なお、登録するときは、「する」「ずる」をつけないで登録してください。

(3)特殊な名詞
 Windows付属のMicrosoft IME2002のヘルプの説明では以下のような説明がなされています。
【特殊な名詞 … 名詞、さ変/ざ変名詞以外の特殊な名詞。】
 さらには以下のように説明されています。
・形動名詞 …… 単独で名詞となり、「〜な」がついて形容動詞としても利用できる語。"有名" など。
・副詞的名詞 …… 単独で名詞となり、「が」、「を」などを伴わずに用言を修飾できる語。"今日" など。
・さ変形動名詞 …… 単独で名詞となり、「〜な」がついて形容動詞として利用でき、「する」がついて、さ変名詞としても利用できる語。"心配" など。

 「形動名詞」のところで、いきなり、「形容動詞」とでてきます。ここでは、形容動詞とは、「〜な」の形で、後ろの名詞を詳しく説明する言葉だと理解しておけばいいと思います。
 たとえば、「自動車」という名詞をすぐ後ろに置いて考えて見ましょう。
安全な自動車」「有名な自動車」の「安全」「有名」がこれにあたります。登録時は、「安全」「有名」のように、「だ」「な」のつかない形で登録してください。
  ※「〜な」+「名詞」の形で意味が通じれば、「形容動詞」ということです。
 次に「副詞的名詞」は、「名詞」がそのまま、副詞として働く単語です。副詞は、動詞の動作、様子、時間関係などを詳しく説明したり、形容詞の程度などを詳しく説明します。
 最後に「さ変形動名詞」ですが、これは、「形動名詞」の更に特殊なものとして理解すればいいと思います。「形動名詞」に更に、「する」がついても意味が通じる言葉と理解すればいいでしょう。





☆☆☆ 第2回 名詞のまとめ ☆☆☆



 今回は、名詞を登録する上で、どの品詞として登録したらよいか迷わないように、品詞を考えていく順序を述べてみたいと思います。
 以下の順序で品詞を考えていけば、間違った品詞として登録することはなくなります。

(1)さ変形動名詞かどうか?
  ・「〜な+(名詞)」および「〜する」の形になれば、「さ変形動名詞」
(2)形動名詞、さ変名詞、ざ変名詞かどうか?
  ・「〜な+(名詞)」の形になれば、「形動名詞」
  ・「〜する」の形になれば、「さ変名詞」
  ・「〜ずる」の形になれば、「ざ変名詞」
(3)副詞的名詞かどうか?
   単独で副詞としての働き(動詞を詳しく説明する)をすれば、「副詞的名詞」
(4)人名、姓、名、地名その他かどうか?
(5)固有名詞かどうか?
   人名、姓、名、地名その他にあたらなければ、「固有名詞」
(6)最後に残ったら、「名詞」

 以上のように、特殊なものからあたっていってください。





☆☆☆ 第3回 動詞編 ☆☆☆



 Windows付属のMicrosoft IME2002のヘルプの説明では以下のような説明がなされています。

【動詞 … 人やものの動作を表す語。活用形により分かれています。】
 さらに、品詞名称・特徴の説明としては、以下のように解説されています。
・あわ行五段 … あわ行五段活用の動詞。 "笑う" など。
・か行五段 … か行五段活用の動詞。 "書く"、"動く" など。
・が行五段 … が行五段活用の動詞。 "泳ぐ" など。
・さ行五段 … さ行五段活用の動詞。 "出す" など。
・た行五段 … た行五段活用の動詞。 "打つ" など。
・な行五段 … な行五段活用の動詞。 "死ぬ" など。
・ば行五段 … ば行五段活用の動詞。 "浮かぶ" など。
・ま行五段 … ま行五段活用の動詞。 "読む" など。
・ら行五段 … ら行五段活用の動詞。 "乗る" など。
・一段動詞 … 上一段、下一段活用の動詞。 "得る"、"射る" など。

 実際に動詞を登録しようとする場合、これらの〇行五段、一段動詞の区別がつかなければ、登録のしようがありません。
 以下、これらの動詞の区別を述べていこうと思います。

(1)〇行五段と一段動詞の区別
 〇行五段と一段動詞の区別の仕方は実際には、動詞の活用形ということにも触れなければいけないのですが、ここでは、簡単に区別の方法だけにしておきます。
 イ)動詞の後ろに「ない」をつけます。
 ロ)ローマ字表記する
    「○○○○○NAI」という形にする
 ハ)「○○○○○NAI」の「NAI」の直前のローマ字に注目する
 ニ)「NAI」の直前のローマ字が「I」ならば上一段活用の動詞、「E」ならば下一段活用の動詞。登録上は、「一段動詞」となります。「A」ならば、その動詞は〇行五段活用の動詞となります。
 これで、「一段動詞」と「五段動詞(○行五段)」の区別がつきます。

(2)一段動詞
 一段動詞として「得る」「閉める」「射る」「飽きる」を例に説明してみましょう。
  イ)「得る」+「ない」→「得ない」→「ENAI」→「一段動詞」
  ロ)「閉める」+「ない」→「閉めない」→「SIMENAI」→「一段動詞」
  ハ)「射る」+「ない」→「射ない」→「INAI」→「一段動詞」
  ニ)「飽きる」+「ない」→「飽きない」→「AKINAI」→「一段動詞」

(3)○行五段
 動詞の後ろに「NAI」をつけて、「〇〇〇〇〇ANAI」ならば、〇行五段活用する動詞ですが、さらに、細分され、「○○○○AWANAI」「○○○○KANAI」「○○○○GANAI」「○○○○SANAI」「○○○○TANAI」「○○○○NANAI」「○○○○BANAI」「○○○○MANAI」「○○○○RANAI」となります。これが、それぞれ、あわ行五段、か行五段、が行五段、さ行五段、た行五段、な行五段、ば行五段、ま行五段、ら行五段に当たります。
 それぞれ例をあげてみましょう。
 イ)「会う」+「ない」→「会わない」→「AWANAI」→「あわ行五段」
   「笑う」+「ない」→「笑わない」→「WARAWANAI」→「あわ行五段」
 ロ)「書く」+「ない」→「書かない」→「KAKANAI」→「か行五段」
   「動く」+「ない」→「動かない」→「UGOKAKANAI」→「か行五段」
 ハ)「泳ぐ」+「ない」→「ヲヨが」→「OYOGANAI」→「が行五段」
   「仰ぐ」+「ない」→「仰がない」→「AOGANAI」→「が行五段」
 ニ)「移す」+「ない」→「移さない」→「UTUSANAI」→「さ行五段」
   「出す」+「ない」→「出さない」→「DASANAI」→「さ行五段」
 ホ)「立つ」+「ない」→「立たない」→「TATANAI」→「た行五段」
   「打つ」+「ない」→「打たない」→「UTATANAI」→「た行五段」
 ヘ)「死ぬ」+「ない」→「死なない」→「SINANAI」→「な行五段」
 ト)「浮かぶ」+「ない」→「浮かばない」→[UKABANAI」→「ば行五段」
   「遊ぶ」+「ない」→「遊ばない」→[ASOBANAI」→「ば行五段」
 チ)「読む」+「ない」→「読まない」→「YOMANAI」→「ま行五段」
   「生む」+「ない」→「生まない」→「UMANAI」→「ま行五段」
 リ)「乗る」+「ない」→「乗らない」→「NORANAI」→「ら行五段」
   「座る」+「ない」→「座らない」→「SUWARANAI」→「ら行五段」

 以上のようになります。
 慣れてしまえば、いちいちローマ字で考える必要はなくなってきます。「一段動詞」「○行五段」の区別もローマ字で考えなくてもすむようになります。

(4)動詞のまとめ
 「ない(NAI)」をつけて
  イ)「〜えない(〜ENAI)」「〜いない(INAI)」→「一段動詞」
  ロ)「〜〇Aない(〜○ANAI)」→「○行五段」





☆☆☆ 第4回 形容詞・形容動詞 ☆☆☆



(1)形容詞
 Windows付属のMicrosoft IME2002のヘルプの説明では以下のような説明がなされています。
【形容詞 … 性質や状態を表す語で、終止形が "〜い" のもの。】
 これも特に問題はないと思います。いくつか例を挙げましょう。
  新しい、かわいい、古い、広い、高いなどがあります。
  ※登録時の注意点 ……… 「〜い」の「〜」の部分だけを登録してください。(最後の「い」は登録しない)          (この項 02.01追加)

(2)形容動詞
 Windows付属のMicrosoft IME2002のヘルプの説明では以下のような説明がなされています。
【形容動詞 … 性質や状態を表す語で、終止形が "〜だ" になるもの。】
 形容動詞も形容詞と同じように、名詞の姿、形、性質、状態などを説明する言葉です。ここでついつい間違えがちな、登録上の注意点を解説します。
簡単な例文をあげて説明しましょう。
   イ)その場所は公園だ。 → 「公園」は「名詞」
   ロ)その場所は静かだ。 → 「静か」は「形容動詞」
   ハ)その場所は安全だ。 → 「安全」は「形動名詞」
   ニ)その場所は心配だ。 → 「心配」は「さ変形動名詞」
 四つの文ともに「〜だ」で終わっていますが、この四つの単文を使って考えましょう。
 ハ)とニ)の「形動名詞」「さ変形動名詞」は☆第1回 名詞編☆の(3)特殊な名詞のところで触れましたが、「形容動詞の特殊なもの」として理解した方が分かり易いかも知れません。ですから、形容動詞について詳しく説明していきましょう。

 「公園」という「名詞」と「静か」という「形容動詞」の簡単な見分け方は、形容動詞が「名詞の姿、形、性質、状態などを説明する言葉、名詞を説明する言葉」であると最初に述べましたが、この性質を利用して見分けます。つまり、形容動詞は、その単語の後ろに「な」を付けて、後ろに適当な名詞(人、自動車、机、椅子、など何でもかまいません。)を付けて考えればいいのです。
 つまり、
 「〜」+「な」+「(適当な)名詞」 の形にして、「〜な名詞」で意味が通じれば、「〜」は「形容動詞」になります。
 実際にやってみましょう。
    「公園」+「な」+「人」→公園な人⇒?、これでは意味がおかしいですね。
       →「公園」は名詞
    「静か」+「な」+「人」→静かな人⇒○、これは立派に通じますね。
       →「静か」は形容動詞
 これで、名詞と形容動詞との区別がつきます。
   ※「とても」+「〜」+「な」+「名詞」のように、「とても」(または、大変)を前につけるとより確実に判断ができます。
 「安全」「心配」という単語についても、「(とても)安全な人」「(とても)心配な人」となり、「安全」「心配」もきちんと形容動詞としての働きをしていることがわかります。
 「形動名詞」とは形容動詞の働きをする名詞。さらに、「さ変形動名詞」は「形容動詞」が「〜する」の形でさ変名詞の働きもする。と考えるのがわかりやすいのではないでしょうか?





☆☆☆ 第5回 その他の品詞 ☆☆☆



 Windows付属のMicrosoft IME2002のヘルプの説明に若干の説明を付け加える程度でいいと思います。追加説明部分は※の部分です。

・副詞 … 動詞や形容詞を修飾する語。"とにかく"、"たくさん" など。
  ※そのほかに、とても、そっと、もちろん、決して、また、などがあります。
   なお、そよそよ、ザーザー、のような擬態語、擬声語も副詞の場合が多いようです。
・感動詞 … 感動または応答などを表す語。"ああ"、"おい"、"はい" など。
・接続詞 … 文と文や、語と語を接続するもの。"しかし"、"および" など。
・連体詞 … 名詞修飾の機能を持つ語。"いわゆる"、"ちょっとした" など。
    ※「大きな」「小さな」は、形容詞の「大きい」「小さい」の活用形ではありません。これらは連体詞ですから注意が必要です。        (この項 02.01追加)
・慣用句 … 語が複数集まって、特定の意味を持つようになった句。"骨を折る"、"〜やいなや" など。
・その他自立語 … 単独の漢字。たとえば "げん" を変換して、"現元減厳弦" などの候補を表示させたときの、それぞれの漢字。
・接頭語 … 他の語の上に付いて、意味や語の用法や語調を変えるもの。"御心配" の "御" など。
・接尾語 … 他の語の下に付いて、意味や語の用法や性格を変えるもの。"感動的" の "的"、"植物性" の "性" など。
・助数詞 … 事物を数えるときに、その種類を示す接尾語。"一枚" の "枚" や "二台" の "台" など。
・顔文字 … 電子メールなどで、書き手の気持ちを表現するために利用する語。"(-_-;)"、"(^.^)" など。

 このあたりはあまり説明する必要もないでしょう。

 以上、参考になりましたでしょうか。

※テキスト形式で単語を登録すると、ヘルプには載っていない品詞(単語/用例の登録ダイアログには載っていない品詞)で単語を登録することができますが、ここでは触れません。
※ユーザー辞書に単語を登録すると、登録単語は格フレーム変換(いわゆるA.I.変換)されません。システム辞書に登録されていないからといって、複合語などをむやみ、大量に登録すると反って変換効率が低下する可能性も出てきます。特に、市販の日本語変換ソフトのシステム辞書をコンバートしてユーザー辞書に登録するというまねは絶対にしてはいけません。同じ単語が違う品詞で登録されていたりしますし(そもそも変換するための、文法体系が異なっています。)、変換効率が上がるどころか、大バカになります。
 登録語は、標準では変換しづらい単語や、特殊な単語、専門用語、普通の読みでは変換されない単語など、よく考えてから登録しましょう。







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