※以下の説明は『Microsoft IME Standard 2002』での説明ですが、『Microsoft IME Natural Input 2002』でも、基本的にはそのまま流用できます。(ヘルプの内容の、変換方法などが異なるだけで、そのほかは変わりません。)
※所々、考察などが入っていますが、間違っていたらすいません。
このページの内容
第1回 新しいユーザー辞書を作ってみよう!
第2回 単語を登録してみよう!
第3回 登録単語にコメントをつけてみよう!
第4回 用例を登録してみよう!
第5回 テキストファイルから登録しよう!
第6回 使わない単語は見えないようにしよう!
(はじめに)
以下、システム辞書には登録されていない単語をユーザー辞書に登録してゆきます。
現在使用中のユーザー辞書に登録されてもかまいませんし(後で削除、訂正はいくらでもできます。「1、ユーザー辞書をメンテナンスしよう!」を参考にしてください。)、新しい辞書を作成し、そちらに登録されてもかまいません(後で一つのユーザー辞書にまとめることもできます)。どちらでも結構です。
☆☆☆ 第1回 新しいユーザー辞書を作ってみよう! ☆☆☆
新しいユーザー辞書の作り方は、
・言語バーの【ツール】→【辞書ツール】をたどる方法
・言語バーの【ツール】→【プロパティー】→【辞書ツール】を起動する方法
があります。(言語バーのヘルプを参照してください。)
(1)辞書ツールを起動したら、【ファイルメニュー】から【新規作成】を選択してください。

(2)「新規作成」画面が現れたら、ファイル名を入力してください(半角英数文字だけでなく、漢字、ひらがなも使用できます)。もちろん自動的につけられた名前のままでもかまいません。その後、【開く】をクリックしてください。

(3)これで、新しいユーザー辞書が作られました。図の赤線部分は、(2)で入力した辞書名になっています。

(参考)使用したいユーザー辞書を切り替えることができます。
・言語バーのツール→プロパティを開き、【辞書/学習】タブをクリックします。
・【参照】をクリックすると、【ユーザー辞書の設定】が開きますので、希望のユーザー辞書をクリックして、【開く】をクリックしてください。
・すると、「プロパティ」の画面に戻りますので、今度は、【OK】をクリックしてください。
・これで、現在使用中のユーザー辞書が切り替わります。
※ユーザー辞書の欄にカーソルを合わせ、カーソル移動していくと隠れている部分が現れ、辞書名を確認することができます。
※新規作成されたユーザー辞書を使用すると、システム辞書を含め、初期の購入状態で辞書が利用できます。

☆☆☆ 第2回 単語を登録しよう! ☆☆☆
ユーザー辞書への単語の登録方法はいくつかありますが、ここでは、言語バーの【単語/用例登録】を使って単語を登録します。
まず最初に、新しくユーザー辞書を作った方は、☆第1回☆の(参考)の方法で、単語を登録したいユーザー辞書に切り替えておいてください。
(1)言語バーの【オプション】をクリックし、【単語/用例登録】を選択してください。
言語バーに【単語/用例登録】ボタンが追加されます。
※【単語/用例登録】ボタンが不用ならば、同様の作業で、チェックを外せば、言語バーから【単語/用例登録】ボタンが消えます。

※WORDを利用している方はWORDから直接、単語登録ができます。
※このように、言語バーに自分でよく使うボタンを登録することで、使いやすいようにカスタマイズすることができます。
(2) (1)で作った、【単語/用例登録】ボタンをクリックし、「単語/用例の登録」が現れたら、【単語の登録】タブをクリックしてください。「単語/用例の登録」の画面になります。

では、一度【閉じる】をクリックして、「単語/用例の登録」のウインドウを閉じてください。
(3)実際に単語を登録する前に、試しに、以下の短文を入力・変換してみてください。
「私は彼の潔白を証(あか)すために東奔西走(とうほんせいそう)した。」
証す(あかす)は、国語辞書にも載っているごく普通の単語ですが(あまり使いませんが)、残念ながら、システム辞書には登録されていないので変換できません。
そこで、『証す(あかす)』をユーザー辞書に登録してみましょう。
(2)の手順で、「単語/用例の登録」を開き、【単語の登録】タブをクリックして、単語の登録ができる状態にしたら、以下のように入力し、【登録】をクリックしてください。
・読み:あか
・語句:証 ※証人(しょうにん)で入力し、「人」を削除してください
・品詞:さ行五段
※品詞については、「品詞ってな〜に?」をご覧ください。
下図のように、『単語を登録しました。』と確認メッセージが出ます。確認のために右下の辞書ツールをクリックしてください。ユーザー辞書が開き、先ほど登録した単語が登録されているのを確認したら、辞書ツールを閉じてください。(図は省略)
これで、「証す」が、変換候補に出てくるようになります。一度、「あかす」を入力、変換してみてください。

※うまく変換されない場合は、言語バーのツールから、「プロパティ」を開き、ユーザー辞書の【参照】ボタンをクリックして、「証す」を登録したユーザー辞書をもう一度指定し直してください。
(参考)すでにシステム辞書に登録されている単語を登録しようとすると警告が出て、登録できません。以下の単語で一度やってみてください。
読み:うご
語句:動
品詞:か行五段
※ユーザー辞書に登録された単語は、変換候補の第一候補(変換候補一覧の最上段に出てきます)になります。(つまり、一概に断定することはできませんが、ユーザー登録した単語は、優先的に変換されやすくなります。)
※ユーザー登録単語は、基本的には、格フレーム変換(いわゆるA.I.変換)の対象にはなりません。そのため、登録した単語と同時に、その単語とともによく使われる単語を用例として登録すると登録単語がより有効に変換に反映されるようになります。
※ユーザー辞書に単語を登録する場合、同音異義語の単語がすでにシステム辞書に登録されていることがあります。このような場合、同音異義語の選択に影響が出てくる場合があります。
例えば、上記の「証す」を登録した場合を例にすると、初期状態では「鼻を明かす」「種を明かす」という変換が行われますが、「証す」を登録することによって、「鼻を明かす」は初期状態と同様に変換されますが、「たねをあかす」は「種を証す」と変換されるようになります。これは、「証す」を登録したことで、「証す」という単語の頻度情報が高まり、「証す」に変換されやすくなったためと考えられます。「鼻を明かす」がうまく変換できるのは、「鼻を」と「明かす」という単語(文節)の結びつきが強いという情報を辞書に持っているため、「鼻を証す」とはならないと考えられるからです。
つまり、「証す」という単語の変換を優先させるか、「種を明かす」という変換を優先させるかの選択の問題となってきます。ちなみに、「種を明かす」を用例登録しても、うまく一発変換してくれません。
☆☆☆ 第3回 登録単語にコメントをつけよう! ☆☆☆
第2回で登録した「証す」はこのままでは、システム辞書に登録されている単語なのか、ユーザー辞書に登録した単語なのか全く見分けがつきません。それで、単語にコメントをつけて単語を登録しましょう。
(1)言語バーから「辞書ツール」を起動してユーザー辞書を開いてください。
(2)「証す」の部分をクリックして強調表示したら、【変更】ボタンをクリックするか、または、『証』の単語の部分ならどこでもかまいませんからダブルクリックしてください。(【編集】メニューからも可能です。)

(3)「単語/用例の変更」が開いたら、ユーザーコメントの入力欄に、以下の《》で囲まれた文を入力し、【登録】をクリックしてください。「単語を変更しました。」という確認のメッセージが現れたら、【閉じる】をクリックしてください。
《<ユーザー>証明、「潔白を証す」》
「あかす」を入力・変換すると、コメントが出てくるようになります。

※コメントの文字数は全角、半角文字に関係なく128文字までです。 (この項 01.20 追加)
※コメントはシステム辞書にあらかじめ登録されている単語にも登録することができます。詳しくは、その他のページの01.23を参照 (この項 01.26追加)
☆☆☆ 第4回 用例を登録しよう! ☆☆☆
(はじめに)
IME2002は、用例変換を更に発展させた、格フレーム変換という方法で、かな漢字変換を行っています。これにより、最適だと考えられる漢字を変換候補の第1候補として、ある程度正しい漢字に変換されるようになっています。
また、格フレーム変換がうまく働かない文章が入力された場合は、直前に使用した漢字や、比較的よく使われる漢字に変換される仕組みになっています。
さらに、単語だけでなく、自動的に用例学習をする仕組みにもなっています。
※用例→単語、文節の結びつきやすさを表す言葉
「選手宣誓」の「選手」は、「先生」よりも、「宣誓」との結びつきが強い。
「厚い本」の「本」は、「熱い」よりも、「厚い」との結びつきが強い。
ところが、格フレーム変換もされなければ、用例学習もされない単語というものがあります。
「ものの個数を数える。」と入力・変換、確定してください。
次に、「かおくのこすうをかぞえる。」を入力・変換してみてください。「家屋の個数を数える。」と変換されてしまいますから、「家屋の戸数を数える。」に訂正しなければなりません。
※「家屋の戸数」ぐらいは、うまく一発変換してくれてもいいと思いますが、如何でしょうか?最新のATOK15はうまく変換してくれると思いますが、もっていないので確認できません。
※格フレーム変換というものは、助詞を基にして文章の構造を解析し、主に、名詞に対する正しい動詞、動詞に対する正しい名詞を見つけ出し、正しい名詞と動詞に変換される仕組みです。(単語同士、文節同士のつながりやすさによっても正しく変換されるようにもなっています。)実際に、動詞のないタイトル、見出しといったものは誤変換される場合でも、そのタイトル、見出しに続く動詞を続けて変換すると正しく変換されることが間々あります。
今度は、「もののこすうをかぞえる。」を入力・変換してください。「ものの戸数を数える。」と変換されるので、「ものの個数を数える。」に変更しなければなりません。
さらに、「かおくのこすうをかぞえる」を変換すると、「家屋の個数を数える。」と変換されるので、「家屋の戸数を数える。」に変更しなければなりません。これでは、きりがありません。何回か変換しなければ用例学習しないのかと考え、色々な順序や回数で用例学習させようとしましたが、結局うまく用例学習してくれませんし、一発変換はされません。
そこで、「家屋の戸数」を用例登録してみると、
・ものの個数を数える
※「こすう」という読みに対する漢字の第1候補が「戸数」になっている場合は「ものの戸数を数える。」と変換されますが、一度、「ものの個数を数える」と変換・確定すると、「個数」という漢字が「こすう」という読みに対する漢字の第1変換候補になり、以後はうまく変換されるようになります。
実際に入力・変換してみると、
・家屋の戸数を数える
・ものの個数を数える
・家屋の戸数を数える
・ものの個数を数える
と、うまく一発変換されるようになります。
さらに、
・家屋の戸数を調査する。
・倒壊した家屋の戸数は2万個以上だった。
のように、正しく変換されます。(2万個の個は誤変換されますが)
このように、「家屋の戸数」という文字列を使用した文章はうまく変換されるようになります。
では、以下、「家屋の戸数」を用例登録しましょう。
(1)言語バーの【単語/用例登録】ボタンをクリックして、【単語/用例の登録】を開いてください。
※辞書ツールを開いて、【登録ボタン】をクリックする方法もあります。
【用例の登録】タブをクリックしてください。用例の登録ができるようになります。

(2)以下のように入力し、登録をクリックしてください。「用例を登録しました」というメッセージが出たら、閉じてください。(図は省略)
※カーソルは【Tab】キーでも移動できます。関係の部分は、「の」をクリックして選択してください。

(参考)
・辞書ツールを開いて、【用例の一覧】タブをクリックするとユーザーが登録した用例を見ることができます。
・自動学習した用例は見ることができません。(単語と違って、用例には、【抽出】ということができません)

(注意)IME2002では、ユーザー登録した用例よりも、格フレーム変換(A.I.変換)の方を優先する仕組み(仕様)になっているようです。したがって、用例を登録したからといって、登録した用例すべてが思ったように変換してくれるわけではありません。
※この仕様は明らかにおかしいと言えます。優先的に変換してほしいためにユーザー登録するのですから、ユーザー登録した用例が優先されるべきです。この仕様を知らなかったために、無駄になった用例登録がいくつあったことやら。さあできたぞ。と喜んで確認したら、アラアラ、変換されない用例が多数出てきました。
※雑誌にもこの仕様を批判していた内容を見つけました。(立ち読みしていてたまたま記事の中にチラッと出てきただけなので雑誌名すら覚えていません。)
※用例登録については、「9,その他」の2003年3月13日の項もご覧ください。 (この項 2003.04.26追加)
(おまけ)一応、以下のように、「潔白を証す」という文字列を用例登録しておきましょう。

☆☆☆ 第5回 テキストファイルから登録してみよう! ☆☆☆
ユーザー辞書に一度に大量の単語/用例データを登録するには、辞書ツールの【テキストファイルからの登録】を利用します。これを利用すると、ネットで公開されているMS-IME用の辞書データだけではなく、ATOK、WXをはじめとした各種IME用のデータを取り込むことができるようになり、ユーザー辞書をいっそう賢くすることができるようになります。
※ATOK、WX、VJEのユーザー辞書のテキストデータは品詞、テキスト形式など自動的にコンバートして登録できます。
※ダウンロードした圧縮形式によっては、別途圧縮解凍ユーティリティーが必要になる場合があります。
(参考)
単語データは
読み(Tab)語句(Tab)品詞(Tab)ユーザーコメント
用例データは
読み(Tab)語句(Tab)品詞(Tab)接続(Tab)読み(Tab)語句(Tab)品詞(Tab)
の形式です。
ここでは、実際に、単語/用例データ(動詞18、用例20)を準備しましたので、実際に辞書データをダウンロードしてユーザー辞書に登録してみましょう。
※いずれのデータも初期状態ではうまく変換してくれないものばかりです。
(皆さんのユーザー辞書の学習内容によっては、うまく変換されるものがあるかもしれません。)
※MS-IMEでは基本的に動詞は自動登録されません。したがって、システム辞書に登録されていない動詞はあらかじめユーザーが登録しておかなければ、いつまでたっても「動詞の読み」では変換することができません。
※準備した用例は、あえて登録しなくても、入力・変換を繰り返すことによってうまく用例学習してくれるものがあるかもしれません。逆に、いつまでたっても学習されないものもあるかもしれません。ここらあたりの確認はしていません。
(準備した単語データ)
う 伐 た行五段 【ユーザー】
うめ 填 一段動詞 【ユーザー】
か 支 あわ行五段 【ユーザー】
かえ 更え 一段動詞 【ユーザー】
かび 黴 一段動詞 【ユーザー】
さ 止 さ行五段 【ユーザー】
しの 慕 ば行五段 【ユーザー】
しゃがれ 嗄がれ 一段動詞 【ユーザー】
しわがれ 嗄れ 一段動詞 【ユーザー】
それ 外れ 一段動詞 【ユーザー】
たたっき 叩っ斬 ら行五段 【ユーザー】
たたっき 叩っ切 ら行五段 【ユーザー】
たれ 滴れ 一段動詞 【ユーザー】
つ 浸 か行五段 【ユーザー】
はっつ 貼っつ か行五段 【ユーザー】
はっつ 張っつ か行五段 【ユーザー】
はなじろ 鼻白 ま行五段 【ユーザー】
も 保 た行五段 【ユーザー】
(準備した用例データ)
こうち 耕地 名詞 -ナシ- せいり 整理 さ変名詞
い 胃 名詞 -ナシ- かくちょう 拡張 さ変名詞
ていおん 低温 形動名詞 -ナシ- さっきん 殺菌 さ変名詞
こさめ 小雨 名詞 -ナシ- けっこう 決行 さ変名詞
せいりょく 精力 名詞 -ナシ- げんたい 減退 さ変名詞
てんとう 転倒 さ変名詞 -ナシ -じこ 事故 名詞
とうせん 当選 さ変名詞 -ナシ- けんがい 圏外 名詞
こうこう 孝行 さ変形動名詞 -ナシ- むすこ 息子 名詞
しゅうや 終夜 副詞的名詞 -ナシ- えいぎょう 営業 さ変名詞
せんかい 旋回 さ変名詞 -ナシ- ひこう 飛行 さ変名詞
せんきょ 選挙 さ変名詞 -ナシ- こうじ 公示 さ変名詞
どそく 土足 名詞 -ナシ- げんきん 厳禁 さ変名詞
ていたい 停滞 さ変名詞 -ナシ- ぜんせん 前線 名詞
けいたい 携帯 さ変名詞 -ナシ- しょくりょう 食糧 名詞
うんちん 運賃 名詞 -ナシ- せいさん 精算 さ変名詞
しゅうしん 就寝 さ変名詞 -ナシ- じかん 時間 名詞
じじ 時事 名詞 -ナシ- かいせつ 解説 さ変名詞
たいほ 逮捕 さ変名詞 -ナシ- れいじょう 令状名詞
きょせい 去勢 さ変名詞 -ナシ- しゅじゅつ 手術 さ変名詞
きゅうすい 給水 さ変名詞 -ナシ- とう 塔 名詞
1、下の【 DOWN LOAD 】をクリックして、辞書データをダウンロードしてください。
【 DOWN LOAD 】
※以下の2、〜4、は解凍ユーティリティーについて知らない人のためのものです。各種の解凍ユーティリティーを持っている方はそちらをご利用下さい。
2、ダウンロードのダイアログが現れたら、【保存】をクリックし、保存先のフォルダを指定してください(マイドキュメントが一番作業しやすいと思います。)ダウンロードは一瞬にして終わります。
3、マイドキュメントフォルダの中に下図のようなチェーンで巻かれたようなフォルダが現れますので、ポインタ(矢印マーク)を合わせて右クリックしてください。

4、【すべて展開】を選択すると、展開(解凍)され、チェーンが外れた形の実際に利用できるフォルダが現れます。
←実際に利用できるフォルダ
5、辞書ツールを開き、【ファイル】メニューから、【新規作成】で、新しいユーザー辞書を作成するか、または、【開く】で、登録したいユーザー辞書を指定してください。
次に、【ツール】をクリックして、【テキストファイルからの登録】を選択してください。

6、以下の画面が現れたら、赤丸のところをクリックして、ダウンロードしたファイルがあるフォルダ(マイドキュメントにダウンロードしたらマイドキュメント)を指定し、【開く】で、フォルダを開いてください。その後、4、で展開(解凍)したチェーンのない形をしたフォルダを開いて、中にあるテキスト書類を開くと、辞書に単語/用例が登録されます。

7、以下のような確認画面が現れますので、【終了】をクリックして登録作業を終えてください。

※登録に失敗した単語/用例がある場合は、赤線部分の【エラーログの出力】をクリックして、登録できなかった単語を保存し、後で、修正・登録することができます。
※不用な単語・用例は適当に削除してください。
以上のように、テキスト形式で配布されている各種の辞書データは簡単にユーザー辞書に取り込むことができるようになります。
※Windows標準では、Zip形式のファイルにのみ対応しています。その他の形式の圧縮ファイルには対応していませんので、雑誌の付録CD-ROMや、ネットで解凍ユーティリティーを入手しておくといいと思います。
☆☆☆ 第6回 使わない単語は見えないようにしよう! ☆☆☆
例えば、「今日、友人に会った。」という簡単な文章を書いたりする時でも、「あった」の読みに対する変換候補は以下のように多数あります。
※実際には、一般に各種の文章で使用する単語は「会った、または、合った」のどちらかですので、変換・選択に苦労することはありませんが、このように変換候補一覧に出さないようににすることができるという例として考えてください。

ところが一般的には、「会った、合った」は使っても、「逢った、遭った、遇った」は日常では使いません。
それで、今回は、「逢った」を、変換候補に出さないようにしてみましょう。
※逢えない、逢って、逢う、逢う時、逢えば、などは変換候補にでてきます。「逢った」のみ、変換候補に出ないようになります。
※「逢えない、逢って、逢う、逢う時、逢えば」などの動詞の活用形すべてを変換候補に出さないようにするためには、最後の(参考)をご覧ください。
1、変換候補の一覧から、「逢った」を選択します。

2、【Ctrl】キーを押しながら【Del】キーを押してください。
確認のメッセージが現れますから、【はい】をクリックしてください。

3、これで、読み「あった」に対する「逢った」は、変換候補一覧には出てこないようになります。「あった」を入力・変換して確認してみてください。
※辞書ツールを使って、ユーザー辞書の登録単語を確認してみてください。「品詞」として、「抑制単語」として登録されていることがわかります。
※「逢った」を変換候補一覧に出すようにしたい場合(元の状態に戻したい時)は、辞書ツールを使って、「逢った」という単語を削除すれば、OKです。
(参考)動詞の活用形を変換候補に出さないようにするには以下のようにします。
※終止形を上記のような方法で変換候補一覧に出てこないようにしても、活用形は変換候補一覧に出ないようにすることはできません。(活用形を抑制単語としてすべて登録する方法がないわけではありませんが実用的ではありません。)
・以下のように「単語/用例の登録」から「単語の登録」をしてください。
※ユーザーコメント欄にはわかりやすいようにコメントを記入しているだけです。実際は、コメント欄には何も書き込む必要はありません。

・これで、「逢う」に関する活用形はすべて変換候補一覧には現れなくなります。
※以前に、「逢う時」といった文字列を使用したことがある場合は、「あうとき」という読みに対して「逢う時」という変換候補が出る場合がありますが、これは以前、用例学習した結果として変換候補一覧に現れてくるものです。(このような学習結果による現象を解消するためには、お勧めしませんが、ユーザー辞書を【修復】することで変換候補一覧に出なくすることができます。 他の方法としては、ユーザー辞書の内容をいったん「辞書ツール」の【一覧の出力】でテキスト形式に出力し、その後、新しいユーザー辞書または【修復】して初期化したユーザー辞書に、【テキストファイルからの登録】から、ユーザー登録した単語や、学習単語を登録することによって解消することができます。) (この項 01.18 一部訂正)
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