【ピルゼン】 中央通りを新橋方面へ向かい銀座4丁目の交差点を過ぎ2つめの交差点が交詢社通り。そこを右へ行くと、もうすぐに 右手に古びた佇まいのよい感じのビルが見えてくる。そう。そのビルが交詢ビル。そしてピルゼンはそこにある。 名前はチェコ風だがドイツ的雰囲気の正統的なビアホール。開店は1951年(昭和26年)。店内は歴史ある趣深い作り。 木のテーブルとイスのカンジがシンプルで暖かみを感じさせる。ビル右側にある入り口と左側にある入り口の2つがあるが、 どちらかというと右側(レジがある方)入り口が正面入り口。店内は真ん中に厨房があり、右と左に別れた大きな部屋の 構造になっているが、やはりお薦めは右側入り口から入る部屋。こちらにはカウンターもありそこには大きなビア樽が3つ。 生ビールはこの樽からその都度注いでくれる。(そのビールはアサヒビールなのだが。本場チェコのピルゼンビールは 生ではなく、小瓶700円。まぁ、これはいたしかたないか・・・) 料理は、今はどこにでもある酒のつまみだが、ピルゼンが最初に始めたといわれるチキンバスケットや、創業者がロシア人 から直伝されたというボルシチなどオリジナルなメニューが眼を引くが、それ以外にも昔の洋食屋さんの味を彷彿とさせる スパゲッティナポリタン(真っ赤。で美味!)やカニクリームコロッケが定番であるがお薦め。その他にもウラル風ピロシキや ジャーマンポテト、フランクフルトソーセージなど、いかにもビアホールの味を満喫できる料理がリーズナブルな値段で揃っている。 営業は土日も休まず昼12時から途中休憩時間もなく夜の10時まで営業しているが、狙い目は1時から3〜4時頃。その時間は 店内はがらがらに空いておりゆっくりとくつろぎながらジョッキをあける事ができる。 ビルの取り壊しと共に、今の店の場所は移転するのだろうが店員に聞いてもまるで予定は未定だという(9月現在)。 しかし、ピルゼンはこの場所の雰囲気が心地よいビアホールとしての大きな一つの要因になっているので新しく移転して 開店しても、果たしてどんなものか・・・ ナポリタンとカニクリームコロッケの味はかわらなくても、真新しい店で飲むビールの味はやはり少し、変わった 味わいに思えてしまうのだろうな。ビールそのものは同じビールでも。たぶん、そんな気がする・・・・・・ (2000年10月17日/記載)
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