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Musical History | |||||||
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ヴェネツィア楽派
16世紀のヴェネツィアは経済的に豊かな都市であり、芸術活動も盛んに行われた。この当時のヴェネツィアの音楽は複合唱様式と協奏原理を特徴とする独自の様式を展開させる。この様式に基づくヴェネツィアの音楽家をまとめてヴェネツィア楽派と呼ぶ。
ヴェネツィア楽派の創始者とされるのはA.ヴィラールトである。彼はフランドル出身だが、後にヴェネツィアの聖マルコ大聖堂の聖歌隊長となり複合唱様式を音楽的に一層優れたものに高めた。聖マルコ大聖堂の楽長の後任には、C.デ・ローレ、G.ザルリーノ、B.ドナート、G.クローチェ、C.マルティネンゴ、C.モンテヴェルディがいる。また、聖マルコ大聖堂の2つのオルガンとともにに有名なオルガニストにC.メールロ、A.ガブリエリ、その甥のG.ガブリエリがいる。16世紀における新しい空間の観念(地球と惑星の運動の探求、絵画における遠近法の完成など)は音響、音色の探求につながり、特にG.ガブリエリの音量の対比や声楽と器楽の対比による華やかな音楽は、後のバロック音楽の協奏の原理へ受け継がれていくことになる。
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