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ダイハツ編

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ハイゼットバン 年式不明

軽商用車のハイゼットですが、これは日本で最も大幅モデルチェンジを行っている車の一つじゃないかと思うんですね。なぜって、このコーナーにハイゼットの写真が数枚ありますが、全然形が違いますよね、これらの車。

たぶんこのモデルは、360ccから550ccに規格改正されて日が浅い頃のものと思われます。なかなか愛らしい顔をしていますね。

この頃の軽商用車に「快適装備」なんて概念はなく、エアコンはおろか、シートのリクライニングだって付いていない、ものすごい車がよく走っていました。この車はどうなんでしょう?

ところで、この「群馬41」のナンバー…つい最近中古で購入の証? …すごい!

(2000年6月10日 群馬県前橋市内にて)

ハイゼットトラック 年式不明

上の車は現役ですが、このモデルのたいていの車輛は、こんな形になっているのではないでしょうか。見るも無惨な姿。360ccであれば、軽トラックでさえ数十万円の高値で取り引きされていることを考えると、これらの「550ccモデル初期型」も、じわじわと価値が上がっていくものと考えられます(といっても十数年後の話になりそうだが)。

現在、このくらいの年代(1970年代末期)に作られた550cc軽自動車に乗っているオーナーの方々、大事に乗った方が良いと思いますよ。21世紀を迎え、あなたの車は「技術革新の歴史を伝える生き証人」として、貴重な価値を持っているからです。決して大げさに言っているのではありません。本当の話です。

(2000年9月2日 千葉県市原市にて)

ハイゼットトラック 年式不明

ほら、上の2台と顔が全然違うでしょ? 余程詳しい人でなければ、この2台が同じ名前を持つ車だとはとうてい考えないでしょう。

このころのハイゼットの特徴は、「堂々とした顔」にあるのではないでしょうか。近頃の安っぽい軽自動車にはない「風格」があるような気がします。その証拠に、実物は今の軽自動車の基準から言えば小さいサイズなのですが、写真に撮ってみると、堂々としていて迫力があります。

撮影場所は、秩父鉄道の皆野駅前です。秩父鉄道沿線は、軽自動車を中心にかなりの数の絶版車が見受けられました(ただし全てが動いているとは限らない、念のため)。ご興味がある方は、国道140号線を中心に、たまに横道に入ってみたりして、楽しんでみてはいかがでしょうか。

(2000年8月12日 埼玉県秩父郡皆野町にて)

ハイゼットトラック 年式不明

上のものよりも古いと思います。その証拠に、550ccであることを誇るエンブレムが、ヘッドライト上方に付いています。たぶん20年ものではないでしょうか。これは太平洋からの潮風を浴び続けた結果、錆びてしまったものと思われます。

しかしまあ、なんですねえ、ハイゼットと言う車、日本中にやたらあるものですね。別にハイゼットだけ狙って取材に行っている訳ではないのですが、ダイハツのコーナー、ハイゼットばっかりになってしまいました。

それだけ、日本の第一次産業をサポートしてきたってことですね、この車。

(2000年5月5日 宮城県塩竃市にて)

ハイゼットトラック スーパーデラックス 年式不明

さて、これも年式不明のハイゼットですが、上の2つのモデルと比べると、まだ「若い」気がします。プラスチックを多用したデザインのせいでしょうか。これはおそらく、1980年代初頭のモデルと思われます。1981〜82年くらいかな?

この車、荷台に回ってみると「SUPER DELUXE」と誇らしげにグレード名が記されていますが、どこがどうデラックスなんでしょうか? 私にはタダのトラックにしか見えません。非常に疑問です。

 

(2000年5月**日 千葉県山武郡大網白里町にて)

ハイゼットバン 年式不明

見ての通り、上のモデルと同世代(とはいえこちら方が古いけど)のスクラップです。

この世代から、現在の「アトレーワゴン」の起源となる「ハイゼットアトレー」が発売されました。これは、軽1boxバンをRVとして用いる層へ売り出された豪華版で、当時の軽バンとしては豪華な装備(エアコン、ステレオ付きで、シートがビニールじゃない)で、トランスミッションも、乗用を考慮して高ギア比に変更されるなど、現在の軽ワゴンにつながる改良が行われました。他メーカー(ホンダアクティストリート、スズキキャリイバン、スバルサンバーバン)も同様の動きが見られました。

(2000年7月1日 茨城県久慈郡大子町にて)

タフト1000 年式不明

これは何でしょう? 初めて見ました。この車について詳細は全くわかりません。ダイハツのエンブレムがついているので、数年前まで売られていた「ラガー」「ロッキー」の起源となる車なのでしょうか?

何より、車名がわかりません。ご存じの方は掲示板へ!

……と呼びかけていたところ、岡山在住のベベさんより、このクルマがどうやら「タフト」という小型車らしいという情報が掲示板に寄せられ、このクルマの正体がやっと分かりました。

ダイハツらしい質実剛健なクルマ、かなりの稀少車であることは間違いなし。

(2000年9月2日 千葉県茂原市にて)

クオーレターボ 550 1987年式?

クオーレって何だ? と疑問に思った方へ。元々このタイプの車は「クオーレ」と呼ばれていて、これの商用車バージョン(下記参照)を「ミラ・クオーレ」と呼んでいたのでした。ただし、昭和の終わり頃に、軽ボンネットバンブームが来て、ミラの名が一躍有名になった結果、クオーレの名は消え、ミラに統一されました。

このモデルの一つ前のミラ/クオーレって、特別仕様車で「阪神タイガース優勝記念車」があったそうです。知ってた?

(1998年9月2日 千葉県夷隅郡大原町にて)

ミラ アズビィバン 1988年式

これ、実はサイト管理者の愛車でした。1999年に事故で廃車になりました。盛んに特別仕様車が作られた時代で、アズビィはその一種です(ミラパルコみたいなものです)。

今となっては、550ccの車と言うだけで「スクラップ」と言われてしまいますが、この車は、丈夫なせいか、まだ元気な姿があちらこちらで見受けられます。

物品税が残っていた頃、軽のハッチバックのバンモデルは「節税カー」ということで、セカンドカーに最適な車の代表としてもてはやされましたが、現在自家用で軽ボンネットバンを買う人は殆どいなくなりました。時代を感じる一台。

(1998年5月3日 埼玉県大宮市にて)

マックスクオーレ 550 バン 1979年式?

現在のミラの先祖をたどっていくと、こんな形の車になります。と言っても、この車からミラの歴史が始まったわけではありません。これは、あくまでも通過地点のひとつの形に過ぎません。起源はやはり360cc時代にさかのぼります。

360cc時代からの歴史を、名前の変遷だけで簡単に振り返りましょう。
フェロー(1966〜)→フェローMAX(1970〜)→マックスクオーレ(1977〜)→クオーレ/ミラクオーレ(1980〜)→ミラ(現在)
画像が入り次第、順に、時代の流れに沿った紹介をしたいと思っております。乞うご期待!

最後に。何で昔の軽の方が、堂々としていて大きく見えるのでしょうかねえ?

(2000年5月5日 宮城県塩竃市にて)


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