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スズキ編

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スズキフロンテバン 1967-70年式

通算2代目のフロンテです。「フロンテSS」など、乗用バージョンは全然別の形(スバルR2とホンダN360を足して2で割ったようなスタイル)です。ちなみにこちらはバン(6ナンバー、商用車)ですが、これの乗用版「エステート」も用意されていました。

中古車店の店頭で撮影。レストア→販売の予定があるのかも知れません。

リア画像リアエンブレムもご覧下さい。

当時のモーターショーカタログからスキャンした画像もご用意しました。こちらからご覧下さい。

(2007年6月9日 茨城県つくばみらい市[旧伊奈町]にて)

フロンテ 1979-82年式

5代目フロンテです。FF、550ccの2ストロークエンジン搭載車です。

フロンテと言われるとピンと来ないこのフロントマスク、アルトと言われるとしっくり来ます。当時自動車購入時に納入義務のあった物品税を回避するウルトラCとして、パーソナルユースのボンネットバン(商用車登録=物品税なし)として鮮烈にデビューした、初代アルトの姉妹車です。

この当時にフロンテを選択するのは、結構珍しかったのではと思います。従って、現役の姿が見られることもあまりありません。なかなか貴重な一枚だと思います。

 

(2007年5月 大阪府内にて 提供:西日本総合開発様)

アルト 1982-84年式

初代アルトです。上の写真にある、5代目フロンテの姉妹車です。アルトの誕生経緯は、上の文章で触れたので割愛。後期型なので顔つきが代わり、ドアミラー化されています。前期型は上のフロンテと同じ顔つきでした。

47万円という驚異的な価格でデビューしてから、ライバル登場により洗練されていく過渡期の形です。初代アルト後期型は、たとえ廃車体でも、これだけの形が残っているのは珍しいのでは。

 

(2007年10月 大阪府内にて 提供:西日本総合開発様)

マイティボーイ 1985-88年式

軽自動車の走り屋には未だに人気のマイティボーイです。角形ライトの後期型です。

トランクというか荷台からは草が生えています。ボディ自体はそこそこキレイですが、放置後数年と言ったところでしょうか。部品盗難に遭わないのが奇跡的です(グリルとドアミラーとフォグランプが欠品なのは、盗難なのかも知れませんが)。

 

 

(2007年4月 大阪市内にて 提供:西日本総合開発様)

(左)マイティボーイ 1983-85年式
(右)ジムニーSJ30? 1981-84年式

左のマイティボーイは前期型です。右のジムニーは、おそらくSJ30型、2ストロークエンジン最後のモデルです(ジムニーだけでなく、国産車全体で)。

両端のローバーミニ、ダイハツハイゼットともども、この写真を今年撮影したと説明するのが難しい風景です。

(2007年8月5日 福島県白河市にて)

マイティボーイ 1983-88年式

今回は、マーボーのサイド及びリアのデザインをクローズアップしてみました。

こんな小さななりをしていても、アメリカンなセダンベースピックアップみたいなサイドラインをしています。

この企画、現行型の660cc軽自動車でやってみても、結構売れるかも知れませんね。(このモデルをいまだに中古で買う人がいるのですから)

(2007年4月 大阪市内にて 提供:西日本総合開発様)

アルト ウォークスルーバン 1987-88年式

1984年に登場した通算2代目のアルトに、1987年に追加されたウォークスルーバンです。

軽自動車のボンネットバン市場を開拓したのはスズキアルトですが、軽自動車のウォークスルーバンではダイハツが先行、1982年にミラをベースに開発・発売し、スズキは遅れること5年、こちらのモデルを発売しました。

バブル経済末期にはたまに見られましたが、今は滅多に見かけることがない稀少車だと思います。

(2007年6月2日 茨城県つくば市にて)

アルト5ドア 1986-88年式

上のウォークスルーバンの種車であるアルトが2台連続で登場します。

まずは5ドアから。ボディ同色バンパーでないところを見ると、ベーシックグレードでしょうか。

実はこのクルマ、数年前からの放置車両で、近隣のクレームの種になっていました。なんとも可哀想な晩年を送っているアルトです。

この写真を撮った翌日、このクルマは撤去されたとのことです(合掌)

(2007年6月 大阪市内にて 提供:西日本総合開発様)

アルト ジュナ 1986-88年式

こちらはボンネットバン(ボンバン)仕様です。女性のパーソナルユースを意識したグレード、ジュナです。ダイハツだとミラパルコに相当するのでしょうか。

ボディ同色バンパー&ドアミラー、ポップなパステルカラーのサイドライン(水色とピンク色があったような)、細かくは忘れましたがエアコンや、2スピーカーのステレオなんかを標準装備していたような(間違っていたらスミマセン)。

今は女性が軽自動車で活発に動き回るのはごく普通の光景ですが、それを定着させた立役者のひとり、いや一台ですね。レースやラリーでの実績や世界記録なんかを生み出していなくても、こういうポピュラーなデイリーユースのクルマ達も「名車」と呼んで良いと私は思います。

(2007年6月 大阪市内にて 提供:西日本総合開発様)

アルト 1986-88年式

こちらは新築住宅に止まっている現役と思われる赤いアルトです。

真新しい家と、普通の日本なら寿命と判断される古いクルマの組み合わせ…しかしながら、意外と違和感がありません。おそらく、ご覧の通り、オーナーの方によって大切に使われていて、古さを全く感じさせずにピカピカだからでしょう。

 

 

(2007年6月 大阪市内にて 提供:西日本総合開発様)

アルト エポ 1988-90年式

通算3代目のアルトです。このモデルの途中で軽自動車の規格が550ccから660ccに変更され、大がかりなマイナーチェンジで対応しました。

こちらは、物品税廃止(1989年)の後は利点が少なくなったボンネットバンであること(リアサイドウィンドウにプロテクトバーがある)から、おそらく550cc末期のモデルではないかと推測されます。

軽自動車は案外長期にわたって所有される方が多く、まだたまに見かけるクルマですが、マツダ編に収録したニュークラフトと同じ敷地内にあったため撮影しました。

(2007年6月2日 栃木県芳賀郡二宮町にて)

キャリイ 1979-82年式

非常にきれいなので、そんなに古くないように見えますが、8代目キャリイ前期、ST30型です。

このモデルの後期形・ST31形(2006-07年版参照)からは2サイクルと4サイクルの両エンジンモデルが併売されますが、前期型は2サイクル(=2ストローク)のみ。と言うことは、このクルマは間違いなく、2ストエンジン独特のエンジン音を響かせながら、大阪の都市圏で現役で活躍しているということです! 素晴らしい!

西日本総合開発様によると、所有は軟式野球関連の連盟の模様。なるほど、商売で毎日使うわけでないので、酷使されずになかなかのきれいさを保っているわけですね。

(2007年4月 大阪市内にて 提供:西日本総合開発様)

キャリイ 1979-82年式

こちらも上の野球道具運搬車と同じ、8代目キャリイ前期、ST30型です。スズキの公式サイトによると、この世代のキャリイは「キャメルイエロー」を標準色として設定していました。写真では黄土色に見えますが、これがキャメルイエロー(またはそれが経年変化した色)でしょうか。

こちらは三方開き版ですが、ほかに一方開き(荷台の後ろのみが開いて、脇は開かない)が設定され、スタンダード・デラックス・スーパーデラックスの3グレードがありました。スーパーデラックスになると、ヘッドライトの周りが銀色になっていて、顔つきが少々異なります。

こちらの個体もなかなかのきれいさです。フロントガラスに反射した太陽の光が、老いてなお輝き続けるキャリイを引き立たせます。

(2007年4月 大阪府内にて 提供:西日本総合開発様)

キャリイ 1979-82年式

こちらもST30のキャリイです。こちらは上のモデルと違って低床一方開きです。低床一方開きは、農家ではあまり使っていないようです(後ろしか荷台が開かない上、タイヤハウスの出っ張りもあるので、箱やカゴを並べる積み方には適さない)。

ナンバーは付いていますが、明らかに廃車体ですね。と言うよりも、このクルマがとまっている店自体、既に営業されていないようです。かつてはこの店(テント屋さん)の社用車として活躍していたようです。

 

(2007年11月 大阪府内にて 提供:西日本総合開発様)

キャリイ 1982-85年式

こちらはST30のマイナーチェンジ版、ST31型のキャリイです。微妙にフロントフェイスが変わっていることが確認できます。また、このモデルから樹脂バンパーが採用されました。

こちらは、家電などのリサイクル引き取り業者が使用している模様です。ナンバーは480なのでつい最近再登録された物です。関西でも関東でも、家電リサイクル業者がとてつもなく古い軽トラックで回収に来るのは共通のようです(関東郊外でも、演歌コンサートのドライアイス並みに白煙吐いて、ボロい軽トラが回収に回っています)。

(2007年11月 大阪市内にて 提供:西日本総合開発様)

キャリイ 1985-89年式

9代目キャリイ前期型のバンです。550cc最後の世代でした。このモデルまでは、4サイクルエンジンと2サイクルエンジンが選択可能でした。

この世代最終型の660cc化後モデル(丸形ヘッドライト+黒ガーニッシュに、大きな「SUZUKI」文字ロゴ)は、地方の農村地帯等で見かけますが、角形ライトの550ccモデルは少なくなってきました。

とても派手な廃車体です。Jリーグクラブの柏レイソルのラッピングカーです。クラブの公式な車になったことはないと推測されますが、なかなか人目を惹く一台です。

 

(2007年11月19日 千葉県松戸市にて)


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