現役受験生向き! 医学部の倒し方講座


他の学部ならちょっと努力すりゃ何とかなるさ!
だけどね、医学部はそうは問屋が卸さない。少子化がどんなに進んでも、学生の学力が落ちていると言われても(あなたの学力も例外でなく落ちているんだろうから)結局医学部入学は難しいまま。某医学部なんかじゃ医学部に入る夢を見過ぎて5浪、6浪してやっと入っている人もいる。いや、夢を見過ぎて精神がぶっ壊れて、結局見果てぬ夢に終われるだけで医学部に入れない人もいる。
人生はゲームじゃない。自分の人生で博打打ってはだめ。計画的に医学部の門を倒しましょう。


<STEP1:予備調査>
まずは医学部の求人情報が必要。医学部は全国に散らばって存在し、国公立の医学部はほとんどの都道府県にある。私立はどちらかと言うと首都圏に固まって存在することが多い。それぞれの医学部の定員は殆どが100人。医師国家試験の受験者数から逆算すると、1年間に医学部に入れる総数は10000人程度でしょう。(http://www.boxweb.co.jp/hospital/news/hosp_newexam.html

さて、その10000人にあなたが入れるかどうか…。
センター試験の志願者数は56万人(2000年度)と予測されている。(http://www.dainet.ac.jp/kanburi/gakuin/trytuusin.html

ここでいくつかの仮定を用いる。
仮定1)全医学部定員の20%は指定校推薦なり、裏口なりである。
仮定2)受験によって医学部に入学する者80%がセンター試験を受験する。
仮定3)医学部受験生は理系で、かつ数3、数Cを受講したツワモノである。
仮定4)理系受験生の中で、数3、数Cまで受講したツワモノは60%である。
仮定5)受験生は文系50%、理系50%である。

すると、仮定1より、あなたが普通に入れる定員枠は8000人ということが分かる。
仮定5から、センター試験を受験する者のうち、理系は半分の28万人。
仮定4から、そのうち医学部受験に必要な数3や数Cをクリアしたのは60%で、17万人程度。
最後に仮定2から、センターを受験した者が80%に過ぎないことを考えて、医学部に入りうる人口は21万人程度。
ここまでで、医学部に入る(「入れる」ではない)確率はここまでで<4%弱(21万人中8000人)>

さらにここから横暴な仮定を用いる。
仮定6)理系で、かつ数3数Cまで終えたツワモノのうち、医学部に興味があって受験するのは10%である。

すると、医学部に入りたいと思っている受験生が仮定6)より10%の4万人程度となる。
で、そのうち実際に入れるのは8000人。しかるに確率はここまでで<20%程度(4万人中8000人)>

この数値をどう見るかである。医学部を志して、実際に医学部に入れるのは20%である。悲観的にみるならば、80%は夢に終わってしまうわけである。さらに金がなくて、そもそも私立なんて無理な人は更に確率が下がる。
そう、何にしても<医学部は狭き門、博打は禁忌>なのである。



<STEP2:実地調査>
さて、入試と言えどもただでは受けられない(例外:防衛医大とか)。一校の入試はだいたい50000円以上はするでしょう。絶対に行かない(あるいは行けない)ところを受験したってしょうがないし、どう頑張ったって受からないところを受験してもしょうがない。とにもかくにも、敵陣を観察して、どこを受験するか考えなくてはならない。

方法としては、一番ベストなのはその大学の在校生にコメントを貰うこと。でもこれはホームページでも開いている人以外は難しい。仮にそういう人が見つかったら連絡して欲しい。他の人のためにリンク集に載せるから。後はオープンキャンパスに行ってみると言う手もある。きれいごとしか知ることができないと言うデメリットはあるものの、全く知らないよりはいいかも知れない。後は地道にホームページを見て研究するしかないであろう。大学のホームページに関しては(http://www.aaacafe.ne.jp/university/)で探してみよう。



<STEP3:具体論>
さて、行きたい大学が決まったとしよう。ここで仮に私立医大と国立医大を併願すると考える。現役の場合、基礎的な力は夏までに確実に付けておかなくてはならない。すなわち、高校課程の教科書を全て臨戦状態に持ってくることが必要だ。もちろん、受験で問われるレベルは教科書レベルではないが、<何事も基礎が大事。基礎がきっちりできていれば応用は速い>。例えば英語に関して考えると、センター試験なぞは基本を問うテストであるから、教科書をクリアすることができれば、確実に90%は取れるはずである。逆にセンターごときで90%取れないのであれば、教科書レベル=基礎がきっちりしていないことになる。センターで90%取れるようになったら次ぎは応用である。センターでは問われない自作英作文や、もっと高度な英文を読むなどが必要となる。そしてこれらの修行が終われば、センター英語は100%も夢じゃない。何を使えばいいかはこのホームページにある参考書ランキングを見るべし。

以上のように、夏までには基礎を組み立てる計画を立てる。もしも自分が要領の悪い人間であると思っているならば、基礎を組み立てるのに1年間を置く。つまり、高校2年の夏から基礎固めの計画に入るわけである。しかし、自分が本当に医学部に入りたいと思っている人間なら、<高校レベルの基礎など、3ヶ月もあれば十分である>。さて、この時、なるべくルースな計画を立てておく。厳しい計画を立てると、実行するのが難しくなり、挫折しやすい。もしも細かい計画を立てるのが嫌だと思うならば、模擬試験の偏差値を使っても良い。ただこの時は自分の受ける大学に志願する他の人たちが受けるような模擬試験を選ばねばならない。お勧めはやはり駿台の模試ということになろうか。偏差値というのは自分の同世代の平均を50に取る。つまり、皆勉強しているならば自分の位置は変わらないはずなのである。ところが現実には変わる。これは何を意味するか、つまり<偏差値が下がれば自分は他の人よりも勉強していないということになる>のである。従って計画を立てるときは偏差値をどれだけ上げるかを具体的に考えることも有用である。受験する大学の偏差値が仮に65で、スタート地点の自分が50だとするならば、やはり高3の夏前までに55〜60に持っていかなければ厳しいだろう。高3の夏以降は他の人たちもよく勉強するようになるし、何よりも浪人勢が試験に参加してくるので、偏差値の上昇は思うように行かなくなるのだ。判定で行けば、高3の夏までにC判定は欲しい。しかし一部の国立(7帝大)や私立(慶應)はいくらやってもC判定どころかE判定のままのことがある。これは求められる偏差値が尋常じゃなく、偏差値の機能する範囲を超えているからで、あまりあてにすることもない。<E判定で東大や慶應に受かる例は数多くあるのだ>

夏を過ぎれば後は追い込みである。意外と冬が近づくとあれこれ忙しくなり、あるいは焦りすぎて勉強できなくなる。従って<最終到達を12月上旬に設定することが重要である>。12月上旬に目標に到達するようにして、後は見なおすなり、過去問を解くなりすればよいのだ。そう、<過去問はあまり早い時期に解いてはならない>。高校3年の始めに一度目標大学の問題を解いておくことはお勧めである。これは実際にどういう問題が要求されているのか知るためである。しかしここで最新の過去問は絶対に解かないこと。なるべく古いものでレベルを知り、そして一通り勉強が終わり、臨戦態勢になった12月下旬頃から解く。これが効果的である。

医学部に入るのは20%程度であると上述した。つまりこの20%に入るためには何かを捨てなくてはならない。何を捨てるかは個々人の勝手である。もちろん、何かを捨てたからと言って受かるというものでもない。ただ、それ位の覚悟は必要だと言うことである。つまらない、ためにならない授業だと思ったらキル。そして受験勉強をする。担当の先生にもいい顔しようなんて甘い考えはだめだ。<くだらん授業聞いて落ちてもその先生は責任を取らない>。責任は全て自分にのしかかるのだ。落ちる80%の人よりも厳しく自分を追い詰めたら、間違いなく受かるだろう。頑張れ!



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