
近年、天下の東大ですら面接試験を始めた。
しかし、いったい面接試験はなぜやる?そしてどうやって点数化する?ここでは某大学の面接試験について仕入れた情報に基づいて記す。
<その1、偏差値の低い私立大学の面接試験は裏口トリック?>
偏差値をずらっとならべてゆくと、あまりぱっとしない私立医大は国立よりもはるか下にランクされ、だいたいそういう大学は面接試験を課している。この情報の真偽は分からないが、面接試験は人間味を見ると言う名目もあるが、一方でこれを利用して裏口入学をさせる機構であるという話も聞く。
つまり、試験のできた学生が結果的に落とされた時、面接試験がなければ、どう考えるか。「試験はかなりできた、なのに合格しなかった、ってことはあの大学の入試はインチキ」となる。ところが面接試験があれば、「試験はかなりできた、なのに合格しなかった、ってことは面接で落とされたに違いない。そう言えば担当教官の反応は悪そうだった」となるのである。もちろん相当いい成績の学生に関しては落とすことなく合格させるだろう。大学側もあまりにも低いレベルの学生が増えると国家試験の合格率低下などによって大学の命取りになりうるので、一番ねらいやすいのは中間層から下層の受験生ということになろう。
面接試験は客観的とは言い難い、しかし点数は客観化されたのごとく付けられる。つまり面接官ないし理事長などが裏口入学させたいと思っている学生に関しては面接で高い点を付けることができる。主観と客観をごちゃごちゃにできる面接試験は裏口のための最も楽なトリックであるのは事実であるようだ。その大学のOBの子供が面接でいい点数を与えられるのは確実である。あるいはたくさん寄付金を払うことを約束した受験生などは‥‥。
<その2、偏差値の高い私立大学や国立大学の面接は、一応、人物評価であるが…>
某人物が某大学のオープンキャンパスで受験生の相談をしたらしいが、その話を聞くと壮絶であった。「僕はサルの脳の研究をしたいんですけど、医学部に入ったらなんとなく倫理的に脳を使って実験することが許されそうですけど、だから医学部に入りたいんですよ」なんて言い出した奴もいるとか。あとは独りでに話しつづけて、自分で感極まって泣き出すとか。とにもかくにも、俺は精神科医じゃない、とその人は言っていた。
そう、案外最近の世の中ではいわゆる「おかしい奴」が多いのである。そしてそういう奴が医学部に入ってしまうことがままある。本当は通常の精神構造なのに、医学部へ入るための受験で(特に浪人を繰り返すと)「おかしく」なってしまうことがある。大学側はそういう「おかしい奴」を入学させないために面接をしているらしい。であるから、その人がどういう思想を持っているかはあまり問われないし、そこで頭の善し悪しを判定しようとはしていないらしい。ただ、人とのコミュニケーションが取れるかどうかとか、人の目を見て話しているかどうかなどをみるとのこと。じゃぁ、演技していれば大丈夫?と思うが、精神科医が面接をやっていることもあるので要注意。特に構えることなく「普通」にしていればよいのだそうだ。
上述の通り、多浪者は「おかしい奴」が多くなるというのが大学側の見方らしいので、当然面接も厳しくなる。某大学では通常2人の面接官のところ、多浪者だと面接官が増えるらしい。それから防衛医大とかは明らかに思想チェックが入っている感があるらしいので要注意とのことだ。
学生運動が激しかったころは高校時代に新聞部に入っていたというだけで面接で落とされたなんて話しも聞いたことがある。まさか今の時代でそこまで厳しいことはないだろうが、学生運動の時代の生き残りみたいな面接官なら分からないので、あまり個人的な思想の話はせずに、とにかく「普通」にするのがベストだろう。
しかし当の面接官の頭がおかしかったら…。そうなのである。面接官は基本的に大学の助教授・教授がやっているらしいが、明らかに「おかしい奴」はいる。しかるに、そういう人にあたったらアンラッキー。短時間に相手の要求することが分かれば、演技をすればいいのだが、本当に頭のいかれた人にあたったら残念だが、諦めるしかないみたいだ。大学の教授は業績評価で決まるので、面接評価されていないことが多い。だからありうる話なのである。