切手に見る世界の図書館2
 |
19994年に完成したフランスの新国立図書館。
1989年2月に発表された国際コンペに国内外から244チームが参加。
優秀案として選ばれた4案からミッテラン大統領の選んだのが、フランスのドミニク・ペロー案。
建物は、本を開いたようなL形の高さ100mの書庫棟が四隅に立つ。パリの空の下に流れるセーヌ川の岸辺に、モニュメンタルな図書館が建つ。(切手は4.2×3.2cm) |
|
 |
アメリカ合州国議会の図書室として発足したLibrary of Congressは、世界最大規模の蔵書数、予算額、職員数を誇る国立図書館。
アメリカ連邦議会上・下両院議員に対する調査サービス機能が充実し、約700名がそれに当る専門スタッフである。
連邦法によって,すべての出版物は1部をLCに納本することによって著作権が発生する。
LCの発足は1800年で、1897年に議会の東隣にジェファーソン・ビルが完成した。
(右の切手) |
| 上の切手は、中央の円形ドームを見上げたところ。LC発足200年を記念して発行された。 |
|
アレキサンドリア図書館
 |
エジプトに世界最大の図書館が誕生した。
アレキサンドリアは、紀元前4世紀にアレキサンダー大王によって建設された都市で、後継者プトレマイオス一世が古代最大の図書館を建設したが、たびたびの災火によって消滅し、伝説の図書館となっていた。
新しい図書館は1989年の国際コンペによって,524案の中から、ノルウェーの建築家グループ、スノヘッタが選ばれ1億7600万ドルの経費と7年の歳月をかけて、2001年に完成した。
建物は直径160mの円筒を、16.08度の角度で斜めにカットした独特の形態をしている。 |
| 建物の殆どは地下で,美術館、展示スペース、マルチメディアセンターなどからなり、延べ床面積8万5405平方米という。 |
|
デンマークを訪問すると必ず案内される、ゲントフテ図書館。
ゲントフテはコペンハーゲン市の周辺にあって、首都圏を形成する20のコンミューンの一つで、人口6万7千人。
本館のほかに5分館を持ち図書60万冊、雑誌1100タイトル、年間貸出123万冊、職員120人(うち司書50人)、来館者数761,000人/年が1995年訪問時の数字。
建物の延べ床面積7300平方米、設計者はヘニング・ラーセン。
この図書館は、戸建住宅やセミ・デダッチと呼ばれる2戸建の住宅が並ぶ閑静な住宅地と大きな森の公園に挟まれた位置にある。
1985年に開館したが、IT時代に合わせて館内の配置も今は変わり、また参考図書は一般図書と共に主題別に配架されるようになった。
切手は1985年の発行。
|
|

スウェーデンの納本制度は、1661年に始まった。同国で印刷された全ての著作が王立図書館に収められる。
その制度が始まって300年になるのを記念した切手で、左には手動の活版印刷機が図案化されている。
(発行:1961.9.22)
|
 |
 |
西インド諸島にあるBarabadosは、1966年に英領から独立し、人口約2万7千人。
公共図書館150年を記念して1997年に切手を発行。
右上は、野外で映画会をしているところ。
左下は英領ヴァージン諸島で、1993年に公共図書館50年を記念したもの。
1997年の人口は約2万人弱。
右下St.Vincent切手は公共図書館100年記念。
1979年に独立して英連邦の一員となった。
カリブ海の英領植民地がこのように図書館サービスに力を入れているのは、偶然ではない気がする。切手はブック・モビル。
|
 |
 |
|