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NHKから返答メールもらった方、「このお返事が抜けてるよー」ってのがありましたらお知らせ下さい。
おながいします。
 

問い合わせメールに対するNHKの返答

【寝ているのになぜ文字を指し示せるのか】
番組で紹介した映像は、あくびをしたり、目をつぶったりしている
ため、一見寝ているように見えますが、指はまっすぐ伸びていて力が
入っていることが分かります。仮に眠ってしまっていたらあのように
指に力をいれ文字を指すことはできません。文章を作るスピードが徐々
に遅くなりやがて流奈君の腕にに力がなくなったことでお母さんは流奈
君が寝ていることに気づいたのです。

【母親が読み取る文字数と流奈君の指が動く回数が異なる点について】
母親と流奈君の間には文字盤を使う際のいくつかの約束事があります。
濁点は基本的には飛ばすことにしています。
よく使用する「わたし」「はい」「いいえ」などは単語として文字盤に
書かれており1回の指差しで表現できます。
 又、母親は流奈君が指す文字をひとつひとつ声にだしているのでは
なく、意味をもった単語になった時点で声に出しています。従って
指差しの回数とその文字を声に出すタイミングは必ずずれています。

【文字盤の使用法について】
日木流奈君の使用している50音の書かれた文字盤は上下2段左右3段
の6つのエリア(ひとつのエリアには9文字)に分けています。
流奈君がひとつの文字を指し示すのには二つのステップを踏んでいま
す。まず流奈君は、指したい文字があるエリアの方向に力をいれます。
すると、補助をしている母親は流奈君の指したいエリアが6つある
エリアのうちどのエリアかが分かり、文字盤を動かして流奈君の指を
そのエリアの中心、即ち9つある文字の真中の文字に指がくるように
文字盤を移動させます。
次ぎに、流奈君は指定したエリア内の9文字の中から指したい文字の
方向に力を入れ、文字を選択します。流奈君は文字盤の配列をすべて
記憶していますので、いちいち文字盤を見る必要がなく、しかも熟練
しているため、かなりの速さで文字を指すことができます。
いわゆるタイプライターでのブラインドタッチではなく2段階、即ち
まずエリア、次ぎに文字というステップで一つの文字を指定している
ため、母親は文字盤を動かすことになるのです。

【2000冊もの本を読むことは不可能という指摘について】
 流奈君は3歳の時から単語カードを使ってすばやく情報を読み取る
訓練を行ってきたということです。流奈君のケースではありませんが、
1ページを数秒で読んで理解できる人がいることを、大学などの研究
チームが報告しています。この場合、脳の情報処理の仕組みは、通常
の場合と異なることが実験で確かめられています。
専門家は流奈君の場合も同じような情報の処理が行われているのでは
ないかと指摘しています。

【宗教との関わりについて】
日木家と交際のある人々はそれぞれ様々な宗教を信仰しています。
流奈君をはじめご家族の方々が特定の宗教団体に所属していたり、その
宣伝をしているというような事実はありません。

【ドーマン法について】
私たちが当たった複数の専門家はドーマン法について一定の効果を
認めています。ドーマン法がすべてのケースで期待した効果が得られ
ないのは、他のリハビリ法の場合も同様でありドーマン法に限った
ことではありません。ドーマン法についてはアメリカ小児学会が声明
を出しています。われわれがこの声明を作成した委員会のメンバーに
取材したところ、この声明の趣旨は以下のようなことであることが
分かりました。アメリカ小児学会が声明を出したのは神経障害児の両親
から医師にたいしてドーマン法(パターニング)についての問い合わせ
が非常に多かったためとのことでした。声明の趣旨は「パターニング
を用いた治療が有効であるかどうかを科学的に証明できない」という
ことを伝えたもので、トレーニングそのものを全面的に否定するもの
ではないとのことです。ドーマン法は一種の「接触療法」であり、親
との接触時間がとても長いので、ある種のプラスの効果がある可能性は
あるとのことでした。委員会で問題視したのは、この治療法が家族全体
でトレーニングを受けに行き、かなりの時間を投資しなければいけない
ため、他の通常の治療を受ける時間がなくなることでにあったとのこと
です。

【本当に流奈君の詩か?という点について】
私たちはおよそ6ヶ月にわたって流奈君を取材してきましたが、
その過程で流奈君が母親がいないときに話した内容を、母親が戻って
きてから文字盤を通して話す場面をいくつも確認しています。
つまり、母親の知り得ない事実を文字盤を通して話をしているのです。
こうしたことから母親が自分の考えを表現しているのではなく流奈君が
自分の考えを確実に伝えていると確信しています。  
又、私たちは流奈君の創作活動の様子を取材していますが、その際、
流奈君と母親が言葉についてやり取りしながら文章を作っている様子
を確認しています。一般論として脳神経の専門家によれば脳に障害を
もった子供の中にも高い能力を発揮する子は他にもおり、特別に驚く
べきことではないとのことす。実際番組終了後流奈君と同じような
方法で詩や絵を描いている脳障害児の家族から連絡をいただいています。



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