◇◇◇あなたも自分の産土の神社に参拝しよう!◇◇◇
もっとも大切にすべき産土の神社
○ 産土(うぶすな)の神社とは?
自分が生まれたところにある土地の神社です。よく「あの神社はよく効くとか「あの神社は力 がある」などと耳にしますが、どうも私たちがまず大切にしなければならないのは産土の神社のようです。それを知らないで他力本願の神社参拝をしている人が多いように感じます。また、産土の神社だけでなく自分が今住んでいる土地の神社(鎮守の神社)も大切だそうです。
そういえば、神棚に神様をお祭りするときは、
向かって右に産土の神社
中央にアマテラスオホミカミ
向かって左に、鎮守の神社
をお祭りするのが基本です。ついでですが方向は西を背にして東向きにお祭りするのが最もよいそうです。
祝詞の中に
「産土の大神たちはふるさとの地に生まれし人々の生死を司り神仏と我とを結び給ひ常に我を守り給ふ守護霊、先祖の御霊たちをまとめ給ひ現世においては親族家族を守り導き死して幽世に旅立ちては大神の御元へと導き給ふいとありがたき大神なり、」とあります。
《 山田雅晴『産土大神拝詞』(知玄舎)神々のハイパー祝詞より》
つまりこれは「生死、結婚、出産、人生」をつかさどるということです。また他界してあっち の世界で大神のもとに導くのも産土の神様のお仕事です。つまり、こちら側の繁栄を願うので あればまず産土の神社に参拝することが最も大切になります。
私はこのことを知り、久しぶりに生まれ故郷の神主さまの家を訪れました。また靡神社では「禊祓詞」を上げさせていただきました。また産土の神様方にもし苦しんでいる方があればお楽になって頂きたいとお経を1巻あげさせ て頂きました。これは神さまをお祭りしてあるだけでなく昔の神徳のある方が神様として祭っ てあることが多いからです。これを神前読経といいます。ようするに神様だって悟りを得たい 方も多くいらっしゃるんです。よって観音経だけでなくすべてのもが成仏できる妙法蓮華教 提婆達多品第十二(だいばだったほん十二)を含む法華経の基本をあげさせて頂きました。
これは法華経が説かれたときにすべての神々が現れ法華経を御守護すると約束 されたことから、神社でも祝詞ばかりでなく、法華経で満足されるとお聞きしました。
また祝詞とはその場を祓い清めるのですが、祝詞にある「祓い・清め」を行われる神様は「祓戸(はらへど)の大神さま」方です。六月晦大祓(みなつきのつごもりのおおはらえ)という祝詞によれば、
すべての祓うべき災いを山から川に流すという「速川の瀬に坐す瀬織つひめ(せおりつひめ)が大海原に持ちだし、さらに八潮路の集まるところにいる速開つひめ(はやあきつひめ)という神が呑み込んで、さいごは生命の極限にいる 息吹戸主(いぶきとぬし)が根の国、底の国に息吹き散らしてしまうという。
《 中西進『日本神話の世界』(平凡社)1991年より》
とあります。この仕事は最も苦しくつらい仕事だそうです。それはそうでしょう。気枯れや災 いを飲み込んだりされるのですから。よって祝詞をあげる前にはこれらのきついお仕事をなさ れる祓戸の大神さま方に声援をおくるように(がんばってくださいと)ますますのご活躍と御開運を祈願させて頂き祝詞をあげるといいそうです。
瀬織津比売大神(せおりつひめのおほかみ)
速開都比売大神(はやあきつひめのおほかみ)
気吹戸主大神(いぶきどぬしのおほかみ)
速佐須良比売大神(はやさすらひめのおほかみ)
この「祓戸の大神さま」方に感謝をしてさらにご活躍されることを祈願することも忘れないようにしたいと思います。
さて、いよいよ「靡神社(なびき)」の参拝記です。下の「靡神社参拝記」へどうぞ