
「 弥 勒 山 大 祭 へ の 道 」
◎ <弥勒山参拝の念願開始>
弥勒山の大祭になんとか、ひとりでも多くの会員さんをお連れしたい。なんとか、ひとりで
も、弥勒菩薩さまに直接あって頂きたい。この思いは6月頃からわき出ていた。しかし、
昔は、寒行を行ってない者は登る資格がない。と登らせていただけなかったり、登っても、
途中で 気分が悪くなって断念したりといろんなことがあることを思い出した。
私はといえば、学生時代に一度参拝しただけ・・・・・18年ぶり。
4月の「三者の会」で登りたかったけれど、これも経済的に無理だった。よって、なんとか
9月の大祭で東京のせきぐち先生やよしろうくんとこちらの私の会員さんと弥勒山で会いたい。
と6月頃から念願を始めた。特に、弟のみのちゃんはなんとしてもお連れしたかった。
◎ < やってくる困難 >
弥勒山に登るにはきっとひと修行あるんじゃないかな。と感じていたとおり、いろんな課題が
押し寄せた。これでもか。これでもか。それでも、おまえは本当にに登りたいのか?
と問われるように押し寄せてくる。ここで、何があっても不退転で退かず、法の力にすがって
行じることが大切だとはわかっているけれども、経済的トラブル・日程の問題・仕事の問題が
私と一緒に登るように計画している「よしろうくん」のところにも鏡のように同じ課題
がやってくる。
行けると言っていた弟の「みのちゃん」も、仕事でトラブルで無理かもしれない。との連絡が
入る。天候も台風15号が九州へ迫っている。天候の念願はあまりしていなかったなあ〜と反省
も する。
すべてがこれでもか。と弥勒山に行かせまいとしているようだった。六大魔王が試している
のか。
これが弥勒山に登るための修行なのか。それども私はあと3日。あと2日。と。指折り数えて
「もう少しだ。もう少しだ。」と自分に言い聞かせる。
◎ < 弥勒山修行前日 >
弥勒山修行の前日がいよいよやってきた。私たちはくげさん夫妻・みやけさん・わたさんと
夜行列車 で行く。コースは「博多」→「熱海」→「伊東」→「伊豆大川」のコースで行く。
東京からは、まつながくんが限界ぎりぎりまで、待って当日の朝、福岡航空からのみのちゃんを
羽田で待つ体勢をつくる。こちらは「みのちゃん」に連絡してもいっこうに出ない。東京からも
よしろーくんがみのちゃんへ連絡を懸命に繰り返す。
まつながくんと今回は「みのちゃん」は無理かな。と電話でいうと「いや、すべてのことを
かけても行かせた方がよい。」との結論になる。
私は朝6時に起きて、青経巻・二十一番の神力品・観音経・十二番の提婆達多品をあげて、
何とか「みのちゃん」も登らせて頂きたいと念願をする。夕方こちらが出発まぎわになって
ついに「みのちゃん」から行けるようだが、明日の朝一番の飛行機になる。との電話。ほっ
とするとともに、ここで安心していはいけない。と思ったがやがてそのとおりになった。
◎ < 夜行列車で出発 >
6時に博多駅のホームへ到着。ところが、着いたと同時に台風で列車はストップ。ホームで
待てども、待てども、動く様子はない。風雨の中、3時間待ってようやく列車が入ってきた。
しかし、これでは、すでに遅刻となる。明日の朝10:40分にバスが伊豆大川駅に来る。
しかし、着くのは12時となる。私はくげさんと同じ寝台である。すばらしいことに、遅れ
た分JRが京都から新幹線に乗り換えてよいということにしていただく。これで、なんとか
3時間遅れが1時間遅れになる。
寝台に横になっても、眠れない。明日「みのちゃん」は起きれるか?彼もほとんど寝ないで
働いているぞ。と思う。朝一番の飛行機に乗れるのか。私は朝5時半から「みのちゃん」に
電話をする。こちらも、ほとんど徹夜状態である。
朝、7時。。。。。みのちゃんより、「地下鉄が止まった。今回は無理だ。」の連絡。
しかし、
「いや、試されている。遅れてもかまわない。羽田でよしろーくんが待っている。次の便で
おいで。万難を排して、おいで。ここが正念場だぞ。」ということを話した。
翌日、11時半。ようやく、ついに、なんとか、よしろーくんより電話。
「今、みのさんと母と、こだま号に乗って熱海へ向かっているよ。」
よかった。。。。。。ようやく、ほっとした。
よしろーくんは、私に「すごいよ。18年ぶりに登るのに、5人連れて行ってるんだよ。
すごいことなんだよ。よかったね。霊界が念願を通してくれたんだよ。よかったね。」と言
われて、なんだか、不覚の涙が流れた。
遅刻してもバスが特別に迎えにきてくれてようやく、私は18年ぶりに弥勒山へと続く霊友
橋を渡った。
◎ 弥 勒 山 大 祭 ◎
< 9月13日 第1日目 >
○ 遅れて到着すること1時間。霊友橋で合掌をし入山する。なつかしい緑。光輝く自然。
流れる雲ようやく、弥勒堂が見えて来て、28の灯籠が見えてきた。バスから降りる。
風が、雲が「よくきたな。」とあちらこちらから話しかけてくれているように感じる。
弥勒山大祭のときは神仏が降りられるらしく、その瑞雲が弥勒堂に入っていく写真を見た
ことがある。
青経巻読誦がはじまったけれど、私は羽田から新幹線と乗り継いで来ている、よしろーくん
のお母様とみのちゃんとよしろーくんを待った。ようやく、全員がそろい、拝殿で入る。
以前は1日前から本部の釈迦殿に参籠をして、せきぐち支部のバスだった。東京から来る
のと九州からは、こんなに違うんだと感じた。
○ せきぐち先生・ほんどう支部長・にっとうじ支部長・多くの方から握手をされて久しぶりの
再会をする。これも弥勒菩薩さまの縁なんだろうと感じる。夜になり支部での時間となり、
夜遅くまで、私はいろんな方と語り開かした。
しかし、明日は4時起床だぞ。大丈夫だろうか?と思いつつ安堵感で布団に入った。
< 9月14日 第2日目 >
○ 御来光を受けて・・・・・
4時に起きて、食事を取る。そのときに弟のみのちゃんが「すごいよ。」と空を指さした。
なんと、漆黒と紺とオレンジの層の雲から御来光が出ようとしていた。伊豆の海の中から
ものすごい光が少しづつ生まれようとしている。ゆっくり上がってくる御来光、次第に
周囲の人は合掌した。本当に見事な御来光だった。
○ 拝殿にて・・・・・
拝殿に入り、全員で弥勒経をあげる。それから、雅楽が鳴り、御神酒が神前に準備されて
ついに弥勒菩薩のご開帳である。それから、弥勒堂へ一人一人、歩いていく。
弥勒菩薩はどんな表情でむかえていただけるのか?それは一人一人、修行によって
顔が違から、笑顔かな?といろんな思いのまま階段を上がる。
私はいよいよ、弥勒菩薩の前に出る。合掌し顔を上げる。
きびしい表情!それは戒めの表情のように感じた。
「安心するなよ。これからだぞ。まだ、修行が足りないぞ。という顔だと感じた。
そののち、にっとうじ支部長が弥勒菩薩さまに935人の決定(けつじょう)をゆっくりと
ゆっくりと誓願された。
「南無弥勒菩薩・南無弥勒菩薩、、、ここにおりますものの、誓願を受け給え、
知らず知らずに犯したる罪咎を許し給え、、、、、、」
私はなぜか、もう、涙がこぼれて仕方がない。とどめなくあふれてくる。
誓願ののちに、決定(けつじょう)発表となった。
私はなんだかこれが苦手だったのだが、発表してくれる人!という声に弟のみのちゃんが
懸命に手をあげていたのに驚いた。弟が登れて本当によかったと感じた。
○ 御廟所に参拝・・・・・
最後にお題目を唱えながら、小谷恩師の御廟所に参拝した。