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東京に単身赴任して2ヶ月。普通は週末家に帰りますが、たまに帰らないときは時間がたっぷりあります。連日山に行くわけにもいかないし、手近に東京都内めぐりを楽しむことにしました。名付けて、漫歩計の「東京漫歩」シリーズの始まりです。第1回は、北区にある飛鳥山公園から王子界隈の散歩です。
JR王子駅に降り立つと、西側に小高い丘が連なっています。これが飛鳥山公園で、江戸時代から桜の名所で有名だったとか。線路を陸橋で越えればすぐ公園の中で、家族連れがたくさん楽しそうに遊んでいます。広場には都電の車両が置かれていますが、すぐ横の大通りには実際に都電荒川線が走っているのです。園内には桜が多く、また森の木が高くて気持ちのいい散歩道になっています。
園内には「飛鳥山3つの博物館」とセットで呼ばれる博物館があります。紙の博物館、飛鳥山博物館、渋沢資料館の3館ですが、私は紙の博物館に入りました(300円)。紙の歴史、種類、製法、用途、紙を使った製品の展示など、なかなか面白い博物館でした。
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王子駅に戻り、都電荒川線に乗ります。私の東京での住まいは早稲田にあり、王子から早稲田にはこの都電が便利なのです。先ほど歩いた飛鳥山の横を通り、住宅の中を縫うように走ります。利用者は多く、立派な交通手段として機能しているようですが、どことなく風情があって、暖かみさえ感じられるのは実にいいものです。
人で溢れ、みんな忙しそうに歩く東京の街ですが、人間ずっと緊張しっぱなしではもちません。都内の散歩なら時間がなくてもいつでも出来ます。たまにはゆっくり心を休める場所を探して歩くのもいいですね。
ということで、東京漫歩の第1回はおしまいです。初めての東京住まいで東京のことは全く知らない私ですが、ひょっとすると案外東京を好きになれるかも知れないな・・・と思った散歩でした。