| 漫歩計の | ![]() |
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繁華街・新宿のすぐ横にある広大な新宿御苑は、天正18年(1590年)に徳川家康が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷の一部だとか。今は桜の名所として知られています。
そのエリアは東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保に及ぶ59ヘクタールにも及ぶ広さを持っています。甲州街道や青梅街道に至る街道と、鎌倉街道とが交差する要所だったため、信頼できる家臣である内藤家に与えたのだそうで、新宿御苑は、この内藤家の敷地に周囲の庭園等を併せたもの。東京にはこういう庭園がたくさんあって、どこから行こうか迷うほどなのです。
入場料を払って新宿門から入ると、広大な芝生広場があり、その周りの梅やハクモクレンが綺麗な花を付けています。花の下にはカメラを構えた人たちが思い思いの写真を撮っています。遠くに目をやれば新宿の高層ビル街が見えますが、園内に一歩入れば別世界です。
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広い御苑内にはいろんなエリアがあります。日本庭園のほか、母と子の森(身近な自然を楽しむ)、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、モミジやツツジのエリア、温室、そして内藤家の庭園『玉川園』の一部と言う玉藻池付近など、大変変化に富んだ公園です。いろんな花や樹木を楽しむことが出来るので、ゆっくり見ようと思えば一日かかってしまうかも知れません。
人・人・人で昼も夜もごった返す日本最大の歓楽街、新宿。私のような自然派にとってはあまり近づき来たくない街なのですが、その新宿から5分も歩けば来れるこの場所に、こんな静かないい場所があるのですね。300年間の平和な江戸時代に作られた武家屋敷や庭園が、今もその姿をとどめ、我々を癒してくれるのです。その意味では、現代に生きる我々は、過去の遺産の上に生きているのだということを、忘れないようにしたいものです。