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都電荒川線シリーズの2回目は、庚申塚から飛鳥山・王子を経て荒川遊園まで。都電の路線の中でも特に見どころの多い部分です。
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庚申塚で降りて、巣鴨の商店街へ行ってお昼にしようかと思っていましたが、停留所に降り立つと、駅舎の中に店があるのです。「いっぷく亭」というその店、「一日乗車券利用の方は割引あり」と書いてあります。人間、こういう割引にはつい心が惹かれるもの。結局その魅力に負けて、焼きそばとおはぎのセット(650円を600円に割引)をいただきました。なかなかの味でした。
店に入って見て分かったのですが、結構有名でマスコミの取材も多い店だったようで、いろんなタレントの色紙が無造作にテーブルの横に置いてありました。
なお一日乗車券で割引が受けられる施設や店はたくさんあるようで、店にあったパンフによれば30箇所以上もありました。あとで出てくる飛鳥山紙の博物館なども対象になっているので、うまく使えば価値はありそうです。
食事を済ませ、停留所を出て右(東)へ、庚申塚と猿田彦神社のある信号を渡って巣鴨地蔵通商店街に入ります。ガイドブックによれば「おばあちゃんの原宿」とあります。もちろん若い人も多く、ちょっと巣鴨の方に失礼な気もしますが、言いえて妙かも知れません。非常に活気のある商店街で、物価も安そうに見えるし、歩くだけで楽しくなるような道です。激安?の衣料品店や雑貨屋、甘党の店、お菓子屋さんなど、面白そうな店がたくさんあります。
この街は、中山道と王子街道の交わる場所だったそうで、きっと江戸時代もこのように旅人たちで賑わっていたのでしょうね。
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商店街を元に戻って、庚申塚からまた都電に乗り、新庚申塚(都営三田線西巣鴨駅の東すぐ)を過ぎ、西ヶ原三丁目、滝野川一丁目と住宅街を走ります。庚申塚から以降、下町の中を縫って走る都電の線路敷は狭く、境界ぎりぎりまで民家が迫っています。線路に向かって洗濯物が干してあったり、所によっては「線路を歩かないで下さい」という注意書きがあったりします。きっと道路代わりに歩く人がいるのでしょう。
どことなくノスタルジックな線路を見ていると、子供時代に帰ったような懐かしさを覚えるのです。
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休憩の後、反対側の階段を下り、JRの線路を越えて、王子駅に向かいます。ほどなく王子駅前停留所。JR京浜東北線・地下鉄南北線と接続しています。飛鳥山から都電に続けて乗ると、路面電車となった都電は180度近い大きな弧を描いてカーブし、JRのガードをくぐってこの停留所に着きます。
王子からJRと分かれた都電は、栄町を過ぎ、梶原へ。ここで降りて北へすぐの商店街(梶原銀座)には、「都電もなか」を売っている店があります。都電の形をしたケースに入り、皮も電車の形と言うこのもなか、買って食べて見たかったのですが、単身赴任の一人身で一つだけ買うと言うのも格好悪いし、店の前までは行きましたが買うのはやめました。
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都電の旅も半分以上が終わりました。次の「その3」では、金メダル電車も登場します。