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「東京漫歩」 第37回 皇居外苑
2004年12月1日
東京は、大阪などに比べれば緑の多い都市です。江戸時代の武家屋敷の跡が公園になっていたりするケースが多いからでもありますが、何と言っても中心に皇居があるというのが大きいのです。
今回は、朝ちょっと早く起きて、通勤経路を少しはずれ、晩秋の皇居外苑を歩いてみました
地下鉄東西線の竹橋駅で下車。この駅はお堀の下、水面下にあります。
大手濠を右に見て、内堀通りを南へ歩きます。堀には白鳥が泳ぎ、紅葉の並木道はのんびりした雰囲気です。通勤の時間帯とあって、もちろん内堀通りは車がビュンビュン走っていますが、歩く人はまばらで、静かです。ジョギングする人が多く、カメラを構えている人もいます。
右に大手門、左にパレスホテルのある交差点を越え、さらに南へ下ります。一時話題になったカルガモも泳いでいます。歩行者が立ち止まると、餌をもらえるとでも思うのでしょうか、鳥たちが集まってきます。都心にこういうのんびりした空間があるのはいいですね。
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| 皇居前広場 | 鳥が遊ぶお堀 |
桔梗濠と和田倉濠の間を抜けると、右に噴水公園があります。また、すぐ前の東西の大通りには美しいイチョウ並木があります。ちょうど黄葉の真っ盛りで、朝日が当たって黄色というより金色に輝くイチョウの巨木は、日本の秋の美しさを象徴するかのようです。この通りに立つと、右には皇居、左には東京駅の赤い煉瓦造りの建物が見え、いかにも東京という感じのするスポットになっています。
関西に住んでいた私の印象では、昔は東京は中学校の修学旅行先の定番だったし、皇居は必須の訪問先でした。今はどうなのでしょうか。
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| 江戸城跡 | 日比谷公園の遊歩道 |
ほどなく皇居前広場。広い、とにかく広い公園です。完璧に整備された広場で、朝は落ち葉が所々落ちてはいますが、芝生は見事に手入れされ、掃除も行き届いています。樹木は高く、区画は直線的に区分されていて、日本の公園という雰囲気ではなく、生えている木に松が多い点を除けば、外国(たとえばロンドン)の公園に似た雰囲気です。しかし、あまりに整備されすぎていて自然の香りは乏しく、落ち着く空間ではないのが残念です。
広場を斜めに横切って、江戸城跡の立て札のある横断歩道を渡り、馬場先濠と日比谷濠(お堀にはすべてこういう奥ゆかしい名前が付いています)の間を左へ行くと、日比谷通りに出ます。南側は東京漫歩の第2回で取り上げた日比谷公園。ここまで来れば私の勤務先も近い。
帝国ホテル(夜はイルミネーションがきれいです)を左に見て、日比谷公園の遊歩道を歩き、今朝の散歩も終わり。今日から12月で、東京も木枯らしが吹く季節になりましたが、40分弱の散歩で体はすっかり温まりました。
さあ、今日一日の仕事の始まり。朝の散歩は気持ちいいですね。
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