
| 漫歩計の | ![]() |
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武蔵野は、湧水の宝庫です。地図を見れば分かるように、武蔵野には多くの池や小川がありますが、そのほとんどは湧水で、古くから水を求めて多くの人が住み、歴史が築かれてきました。大都会の一部となった今も武蔵野には多くの湧水があります。今日は、武蔵野の中央部・国分寺に、名水百選にも選ばれた湧水と史跡を訪ねて、小さい旅を楽しみました。心の癒される、実にいい道でした。
JR国分寺駅南口を出て、左へ行くとすぐに殿ヶ谷戸庭園があります。大正初期に造られた庭園で、武蔵野台地の国分寺崖線(国分寺から等々力までの長い崖。標高差15m)を巧みに利用しています。武蔵野の森を偲ばせる園内には豊かな湧水があり、その湧水で出来た次郎弁天池もあります。1分間に37リットルという湧水量は相当なもの。また、園内では60種類にも達する山野草を見ることが出来、カタクリ、ヤマユリなどといった今や珍しくなったものもあるのです。
この庭園、昭和30年代に住宅にする計画がもちあがったそうですが、地元から湧き上がった自然保護の声に押されて東京都が買収し、保存することになったとのこと。自然保護に立ち上がった方々や買収を決定した都に拍手を送りたいですね。
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池の背後の森はかつての武蔵野の森を偲ばせるいい森です。遊歩道を登って台地の上へ出ると、広々とした野鳥の森が広がり、その向こうは芝生広場やグラウンドがある国分寺公園につながっています。
元来た道をバックし、真姿の池からお鷹の道に戻って右に折れます。やがてお鷹の道が終わるところに、武蔵国分寺跡の史跡があります。薬師堂と楼門が残っていますが、もとは広大な寺だったそうで、本堂や七重の塔の跡は広い芝生の公園になっています。
なお薬師堂の周囲は万葉植物園で、万葉集に登場する植物が集められています。
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今日のコースは、清らかな湧水と数々の史跡をめぐる理想的な散歩コースです。美しく豊かな水がこんこんと湧き出る姿には、まさに自然の素晴らしさを感じることが出来ます。
東京へ来て2年あまりになりますが、今までに歩いた散歩コースの中でも屈指の道だと思います。心が落ち込むような暗いときにも、ここに来れば心が晴れそうです。ちょっと遠くからでもわざわざ訪れてみる価値のある、いい道です。