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漫歩計の 

「東京漫歩」 第41回  善福寺川公園

2005年4月2日

 歴史的なまでに(!)花粉の多い今年。山には行けたものではない上に、仕事が忙しいこともあって散歩もままなりません。久しぶりに時間を見つけた今日は、桜並木で知られた善福寺川公園を歩くことにしました。善福寺川公園は、この「東京漫歩」を読まれた方からメールをいただき、教えていただいたものです。ホームページを作る者にとって、こんな嬉しいことはありません。

 京王井の頭線の西永福駅で下車し、北西へ向かうとすぐに大宮八幡があります。大きな神社です。境内には桜が咲き、売店が出ておいしそうな団子を売っています。こういう誘惑にはなかなか抵抗できません。お参りもそこそこに団子をいただきます。

大宮八幡大宮八幡の桜
大宮八幡
大宮八幡の桜

 大宮八幡は、都立和田堀公園のほぼ中央に位置し、神社から北東へ向かえば競技場や観察の森、済美山自然林などがあるようですが、今日の主目的、善福寺川公園に行くために、今回は北西に向かいます。
 川辺に下って大宮遺跡の前を通り、右手に和田堀池を見ながら川沿いにさかのぼります。桜並木が続きますが、残念ながらまだ一分咲き程度。今年は開花が随分遅いようです。しかし、花は少なくても人は多い。家族連れや地域の集まりでしょうか、多くの花見客が広場に集い、ときどきいい匂いがしたりします。

 けやき広場、はらっぱ広場を過ぎ、白山前橋という名の橋に出て、ここから先が善福寺川公園です。飛行機広場に子供広場、交通公園などもあって、子供づれには最適の遊び場になっています。サイクリングにもいいし、ジョギングにもぴったりだし、バードウォッチングも出来るし、いい公園ですね。こういう公園がたくさんある東京は、ごみごみした大阪に慣れた身には羨ましい気がします。

善福寺川桜並木
善福寺川
桜並木

   それにしても立派な桜並木。延々と桜の並木が続きます。ところどころ白やピンクの花が咲き、春本番を感じさせてくれます。あと1週間弱でしょうか、満開になれば素晴らしい桜の園になることでしょう。もちろん桜だけではなく、コブシ、ハナミズキ、ツバキ、サザンカ、キンモクセイ、サルスベリなどいろんな花木があり、コブシは特に今が盛りとばかり咲き誇っています。
 桜の間をゆったりと流れる善福寺川は、もちろん武蔵野の湧水を水源とする川で、都会の川とは思えない清水です。川辺に水の湧き出ている水源も見られます。

 川は北に曲がり、野球場、テニスコート、さらに小学校前の広場を過ぎて、なおも桜並木が続きます。やがて天王橋という名の橋があり、ここからは南東に向かう形になります。どこまでもどこまでも並木と林が続く公園です。  

美しい桜の花緋寒桜
美しい桜の花
緋寒桜

 やがて、センター広場を過ぎ、仲良し広場を右に見て(いったいいくつの広場があるのか!)、公園はようやく終わります。この善福寺川公園と、隣接する和田堀公園を通して歩けば、距離は約5kmくらいにはなるでしょう。川の流れと緑と花を楽しみながらの手ごろなハイキングは、ストレスを癒してくれるに充分な、いい散歩道です。
 公園を出て北へ向かえばJR中央線の荻窪駅に出ることが出来ますが、少し距離があるので、途中でバスを利用した方がいいかも知れません。東京の街歩きを紹介する本にもあまり出ていない今日のコースですが、武蔵野の雰囲気を味わえるいいコースだと思います。

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