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梅雨も間近、連日雲の多い湿っぽい天気が続いています。今日も雷雨の予報が出ていて山は諦め、以前から行ってみたかった江戸東京たてもの園に行くことにしました。両国にある江戸東京博物館の分館で、武蔵野の小金井公園内に1993年に建設されたものです。
JR中央線武蔵小金井駅からバスに乗り、公園西口で下車。都立小金井公園に入ります。西武新宿線の花小金井駅からでも行くことが出来ます。
小金井公園は東西が約2kmに及ぶ広大な敷地に森や芝生広場が広がり、開放的な明るい公園です。見事な桜の並木道があって、春には素晴らしいお花見が出来ることでしょう。また、ジョギングや散歩にも最適。面積は77ヘクタールもあって、日比谷公園の4.7倍、上野公園の1.4倍にもなるのだそうです。川や水辺が少なく少し潤いに乏しい感じはしますが、森は豊かで、緑に中に浸るには充分です。
江戸東京たてもの園は公園の北西部分に設置されています。
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エントランス広場から、左回りに建物を見学し、北側の樹林ゾーンに入ります。高木が茂って気持ちのいい空間です。樹林には遊歩道が設けられており、古墳(一部はレプリカ)や縄文・弥生期の住居跡、供養塔などを見ながら歩くようになっています。
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「下町中通り」と名付けられた雰囲気のいい通りを南に下って、市電の置かれた広場へ。昔風の交番もあります。ここがレトロバスの発着所になっているようです。
武蔵野の森と湧水を思い起こさせるような小川の流れる庭園があり、伊達家の門を左に見て、茶室の前を通り、先ほど通った高橋是清邸に戻って来ました。ここで、中の喫茶で休憩することにしました。
喫茶室には邸宅の南面の広間が充てられ、庭を見ながら休憩できます。客はレトロな電話を使って注文を伝えるという方式。この家は港区赤坂から移築したものですが、実際に1936年(昭和11年)2月26日に、この邸宅で凄惨な事件が起こったのです。今の平和を感謝すると共に、時の流れを感じました。
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再び広い小金井公園の中を散歩します。家族連れや若者同士のグループなど、多くの人々がのんびり遊んでいます。この公園は桜で有名なほか、広大な雑木林、子供の広場、弓道場、サイクリングコース、テニスコート・野球場、それにバーベキュー広場もあります。駐車場も700台あって足の便も良いので、多くの人が訪れるようです。
この公園の前身は、先刻触れた「紀元2600年記念事業」で計画された小金井大緑地。戦後の農地解放により面積はもとの60%になったものの、1954年に公園として一般開放。もともとのきっかけは軍国主義のもとで、国粋主義の鼓舞という狙いによるものだったのが、今は都会の貴重なオアシスとして市民に親しまれているのですから、皮肉なものです。
6月ということでもう歩くと汗が出ます。もうすぐ梅雨、そして梅雨が明ければ夏本番。自然の悠久の歩みのように、いつの世も平和であってほしいものです。