| 漫歩計の | ![]() |
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6月に入り、新緑の木々の緑がその濃さを増して来ました。雷雨の予報なので山はやめて、都内の森は・・・と考え、目黒にある林試の森公園を思いつきました。コースはJR目黒駅から東急東横線の都立大学駅まで、約8kmの道のりです。 JR山手線の目黒駅から南西方面へ、行人坂を下ります。きつい勾配の坂です。途中、左側に大円寺があります。この寺は、江戸の三大大火の一つである「行人坂大火」の火元の場所だそうで、境内には火事の犠牲になった人たち供養する五百羅漢があります。また、八百屋お七の恋人だった僧の墓もあるとか。
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博物館のある角を左に行き、左手に現れる公園を抜ければ、目黒不動尊の境内です。大きな森のような境内を擁する広い不動尊です。ここには甘藷博士として有名な青木昆陽の墓があるそうですが、それよりも私の目に止まったのは、本居長世の祈念碑と墓です。江戸時代の国文学者・本居宣長ではありません。大正時代に、日本で初めて童謡というジャンルを確立した作曲家・本居長世(もとおりながよ)です。本居宣長の子孫に当たるそうです。
私は童謡が大好きです。幼い頃に歌った童謡を口ずさむと、今も懐かしさで胸が熱くなります。童謡は、子供相手の歌だからといって決して手抜きなどせず、音楽的にも芸術性の高いものを作ろうという理念に基づき、大正時代から盛んに発表されるようになりましたが、本居は「七つの子」、「赤い靴」、「汽車ぽっぽ」、「青い眼の人形」、「十五夜お月さん」などの不朽の名作を次々に世に送り出したのです。東京音楽学校を山田耕筰を抑えて首席で卒業し、生涯で約780曲の童謡、歌曲、合唱曲、オペラを作曲したのだそうです。
碑の前では、しばし懐かしい童謡に心を馳せるとともに、子供たちが健やかに育っていけるよう、壊れゆく地球の環境が何とか維持されることを祈ったのでした。
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林試の森公園を西に抜けて、小山台公園を通り、目黒本町の住宅地を横切り、桜並木を南西方向へまっすぐ行きます。釣り堀のある清水池公園を過ぎてしばらくすると、教会の高い塔が見えてきます。これがサレジオ教会で、ヨーロッパを思わせる優雅な造りの建物です。規模も非常に大きなもので、私が立ち寄った時はちょうど結婚式が終わったところで、前で参列者が記念撮影をしていました。
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