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「東京漫歩」 付録その2 砧公園と新宿御苑でお花見

 今年の桜の開花は東京が日本国内で一番乗りだったとか。開花したばかりでまだ お花見には早いのですが、少しは咲いているだろうと期待して、砧公園新宿御苑の「お花見のハシゴ」に出かけました。

 東急田園都市線の用賀駅で下車し、用賀プロムナードと名づけられた整備された歩道を歩きます。さすが世田谷区というべきか、相当お金をかけて整備されたようですが、カエデの並木があったり、コブシなどの花もあったりして、人工的とはいえなかなか気持ちの良い道になっています。

用賀プロムナード咲き始めた
用賀プロムナード
咲き始めた桜

 駅から歩くこと10数分、環八道路を越えると砧公園の入口があります。広い公園で、昔はゴルフ場だったとか。桜の木が900本以上もあって、都内有数の桜の名所となっています。東京に4年いたにもかかわらずここは訪れないままになっていました。

 桜はやはりまだ1分咲きと言った所。しかし老木が枝を大きく広げ、地面すれすれまで垂れ下がった(一部は地面にくっついていたりする)枝ぶりは実に見事です。ところどころ花が咲いている箇所にはグループがシートを敷いて楽しそうにお弁当を囲んでいます。子供連れも多く、また車椅子の方、お年を召した方の団体での見学も見かけました。みんな楽しそうです。花は心を落ち着かせ、人を幸福にする力があるようです。

満開のコブシ美しいピンクのコブシ
満開のコブシ
美しいピンクのコブシ

 この砧公園、桜も素晴らしいですが、コブシの花がまた素晴らしい! 今はコブシの盛りで、白や薄いピンクのコブシの花が満開。雪を散らしたかのように真っ白に見える一角もあり、このコブシの花見だけでも十分訪れる価値があります。

 さて、次は新宿御苑です。

コヒガンザクラ鮮やかなこんな桜も
コヒガンザクラ
鮮やかなこんな桜も

 用賀駅に戻って、渋谷を経由し、JRで千駄ヶ谷へ向かいます。新宿御苑は東京を離れる直前にも訪れた場所で、今回で4回目になりますが、何度来てもいい所です。ゆっくりと緑に親しむことが出来るし、その広さといい快適さといい、東京に来ればぜひ訪れたい箇所でしょう。

 千駄ヶ谷門から御苑に入り、あちこちに咲く桜や桃の花を楽しみます。シダレザクラやコヒガンザクラはほぼ満開で、美しい限り。ここには酒を飲む人も騒ぐ人もおらず、花を存分に楽しむことが出来ます。ソメイヨシノも咲き出して、花のある木には人だかりが出来ています。ここはいろんな種類の桜があるので、ソメイヨシノの時期以外に来ても桜を楽しむことが出来るのです。格好の憩いの場所ですね。

この美しさには脱帽!満開のシダレザクラ
この美しさには脱帽!
満開のシダレザクラ

 桜以外にもいろいろな花があります。特に目立ったのは池の北にあるレストハウスの前の紅白の桃。これもまた実に素晴らしい。池を背景に花を見ながら、ゆっくり新宿名物の追分団子をほおばれば、まさに至福のひとときと言うべきです。

 お花見のあとは、温室に入って熱帯の花を観賞。この温室もなかなか侮れない存在で、実に良く管理されていて、一見の価値があります。日本の花とはまた別のあでやかな花を見るのもまた楽しいものです。ただし閉館時間が3時と早いので、注意が必要です。

心和む眺めです紅白の桃
心和む眺めです
紅白の桃

 今回は2泊3日の短い東京滞在で、用事の合間を縫っての散歩でしたが、十分に花と緑を楽しむ事が出来ました。

 この東京漫歩は、私の単身赴任の終了とともに60回で一応終わりましたが、仕事やプライベートで東京へ来ることはこれからもあるでしょう。次に訪れる機会にも、またどこか緑のオアシスを訪れてみたいと思います。そういう意味では、東京漫歩には終わりはないかも知れません。

 

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