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半年振りの東京ですが、あいにく予定が立て込んでいるうえ、天気も冷たい雨。緑の中の散歩と言うわけにはいかないので、今回は4年の東京住まいの間にも行くことのなかった東京タワーに上り、そのあと麻布十番まで歩くことにしました。
朝から小雨が降り、しかも5月というのに3月下旬並みの寒さですが、昼頃には少し空が明るくなって、幸い赤羽橋の駅を降りる頃には雨もやみました。駅から北へ、右に芝公園の緑を見ながら5分も歩けば東京タワーです。
東京在住中に芝離宮から芝公園を経てタワーの下を通り、そのあと六本木ヒルズなどに行きました(そのときの記録はこちら)が、通過しただけでタワーには上っていません。中学校の修学旅行以来、実に40数年ぶりのタワーの展望台です。
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タワー前の駐車場には観光バスが止まり、親子連れや外国人も含め多くの訪問客があるようです。親子の情愛を描いた「東京タワー」という本がベストセラーになり、東京タワーを見ると離れた家族を思い出すという人もいるそうです。また、「三丁目の夕日」という映画でも、東京タワーは昭和30年代のシンボル的な存在として描かれており、いまやレトロなイメージが感じられるような気がします。そういえば大阪の通天閣も人気が復活して大入りだそうですが、こちらも昭和の雰囲気を懐かしむという意味があるのでしょう。
入場券を買い、エレベーターで一気に展望台へ。階段を登ることも出来ますが、海抜150mまで登るのは大変だし、何よりも高所恐怖症の傾向がある私には不可能です。
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展望台からの眺めはやはりなかなかのものです。眼下には増上寺が見え、目を上げればレインボーブリッジの向こうに海が光ります。新宿の高層ビル街も良く見えます。天気が良ければ富士山も見えるし、もっと雄大な眺めを楽しむことが出来るでしょう。
展望台の中にはなぜか神社もあり、外国人が写真を撮ったりしています。また、床がガラスになった部分があり、スリル満点です。より高いところからの展望を楽しみたければ、追加料金を払って、さらに上の特別展望台まで行くこともできます。
エレベーターで下り、館内のいろんな施設は素通りしてタワーをあとにし、麻布十番へ歩きます。今日の目当ては麻布十番のおいしい蕎麦屋と豆菓子店。東京タワーからは、ぶらぶらと20分も歩けば一の橋の交差点に出ます。豆菓子店でお気に入りの豆菓子を買い、おいしい太打ち蕎麦をいただき大満足。
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あとはのんびり散歩。暗闇坂を登り、オーストラリア大使館の前を右に行って氷川神社に立ち寄り、戻って中心部の「パティオ十番」という小公園へ。
ここに知る人ぞ知る「赤い靴の女の子」の像があります。以前来たときの記録に書いたように、童謡「赤い靴」の実在のモデル、岩崎きみという名の少女の像です。薄幸の少女を思うと私はいつも胸が痛みますが、誰しも同じ思いらしく、自然発生的に集まった募金がすでに1,000万円を超えたとか。今日もわずかながら寄付させてもらいました。
なお、赤い靴の女の子に関する詳しい情報は、麻布十番商店街のホームページをご覧ください。
短い時間でしたが東京のタウンウォーキングを楽しみ、帰途につきました。どことなく懐かしい感じのする街歩きでした。