猫の健康チェック

猫とのスキンシップをすることが、健康チェックには欠かせません。
毎日一緒に遊んで、スキンシップをはかることで、普段の健康な時との違いを発見す ることが出来ます。片手間に世話をするのではなく、その時々の猫の反応をしっかり チェックしておきましょう。

こんな症状が出たら病気の疑い

・寝ている時以外で、鼻が乾いている。
・くしゃみや鼻水がでる。
・目やにがたまる。
・しつこい咳がでる。
・耳をかいたり、耳が腫れたりする。
・よだれが出る。
・異常に毛が抜ける。
・繰り返し吐く。
・尿、便がでていない。
・食欲がない。
・元気がなく、うずくまっている。
・皮膚や乳房にしこりがある。
・異常に水を飲む。
・急に痩せる。
・歩き方がおかしい。

様子がおかしいと思ったら、まずは獣医さんに相談をしましょう。
但し、悪い獣医さんもいるので、獣医さん選びも慎重に!大体クチコミで評判は伝 わっているものですが、病状や処方した薬の説明を充分にしてくれること、飼い主の 質問に答えてくれることなどは基本です。これができないような病院はパスしましょ う。



猫の体温と脈拍

体 温 38〜39度
脈 拍 130〜160(1分間)
呼吸数 20〜30(1分間)

正常な体温や脈拍数も、猫によって個人差があるものですから、普段の正常値を知っ ておくことが大切です。ただし、体温は体温計で測るよりも普段冷たい耳や肉球をさ わって確認するくらいにしましょう。



脈拍のはかり方

脈拍は、後ろ足のつけ根の内側に中指をそえてはかります。
直接胸に手を当てたり、耳を当てたりするだけでも充分です。






日頃のケアで予防したい病気

<ニキビ>ざ瘡
アゴや口の周りにできる黒いブツブツのことです。
猫が自分できれいにできない所なので、食べ物のカスや脂質などがついて発生しま す。
-手当て-
ぬるま湯にガーゼのハンカチなどをぬらし、かたく絞って、そのハンカチでニキビの できている所をそっとふいてあげます。無理に取ったり、強くふき過ぎたりすると、 炎症を起こすことがありますから、丁寧にやりましょう。
-予防-
日頃から気を付けて口元をふいてあげるようにしましょう。

<ヘアボール症>毛球症
猫は、セルフグルーミングによってお腹に抜け毛がたまります。通常は先のとがった 葉っぱを食べて吐きだしますが、抜け毛がお腹の中にたまり過ぎて吐き出せなくなっ てしまう病気です。
-手当て-
毛玉を溶かす薬がありますから、獣医さんに相談しましょう。
重症になると手術が必要になることもあります。
-予防- 飼い主さんが、こまめにグルーミングしてあげることで、猫が飲み込む抜け毛の量を 減らします。また、「猫用の草」が市販されていますので、それを栽培して食べさせ てあげましょう。似たような草が道端に生えていても、除草剤がかかっていたりする ので取ってきて食べさせたりしないで下さい。

<スタッドテール>
しっぽの背面にある皮脂腺から皮脂が沢山分泌され、その分泌物がたまってベタベタ してきます。放っておくと、幹部はやがて脱毛し化膿します。
-手当て-
患部をシャンプーで洗い流します。シャンプーは刺激が少ない物を選ぶようにしま しょう。(セデルミンという皮膚病改善シャンプーがおすすめです)
-予防-
まめにシャンプーを行ない、局部を清潔に保つようにします。
もっとも有効なのは、避妊手術を受けること。



マメ知識

便秘や胸焼けには、生のニンジンのすり下ろしたものを与えると効果があります。そ のままでは食べてくれないので、缶詰めのキャットフードに少量をまぜてあげましょ う。ニンジン入りだと感づくと、食べないこともあるので少量ずつ試して下さい。
普段から便秘気味の猫には、常食としてキャットフードに混ぜるようにします。



ワクチンで伝染病予防

以下の3つの病気は、三種混合ワクチンを接種することで予防できる病気です。
予防できる病気は、病気にかかる前に予防しましょう!!

<汎白血球減少症>
-症状-
激しい嘔吐と、40度近い高熱が続き、食べ物はほとんど受け付けない。子猫は3〜4日 で死亡することも多い。後半は、小腸の炎症による下痢が続き、血便が見られること もある。
別名、猫伝染性腸炎、昔は猫ジステンバーとも言われていた。

-看護-
病気になるまえにワクチン接種を行う。病気にかかったら、安静と保温を充分心掛 け、嘔吐が続くときには、無理に食事は与えないこと。

<ウィルス性鼻気管炎>
-症状-
感染して3〜4日たつと、急に元気がなくなり、咳やくしゃみを繰り返すようになる。
ヨダレや涙を流したり、粘膜炎を引き起こす猫もいる。
普通は2週間程度で回復するが、涙やヨダレ、鼻水などの細菌感染による合併症が激 しくなったり、脱水症状や衰弱が進んだ子猫は、死亡してしまうこともある。

-看護-
これもワクチンで予防できる病気です。
発病したら、気を付けて細菌感染を防ぐための治療と予防を行う。水分と栄養の補給 についても、獣医さんに詳しくアドバイスを受けるようにする。

<カリシウィルス感染症>
-症状-
流行するウィルスの型によって、さまざまな症状が現れる。
ウィルス性鼻気管炎と似た症状を引き起こすタイプ、口内炎や肺炎を起こすタイプ、 腸で感染して、ほとんど症状を現さないタイプもある。

-看護-
病気になるまえにワクチン接種を行う。
保温と水分・栄養の補給に気を付ける事。これも2週間くらいで回復するが、子猫の 肺炎には生命の危機もあります。呼吸の乱れは厳しくチェック、症状が変わったらす ぐに、獣医さんに連絡を取りましょう。


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