地雷原TOPへ戻る


●第9回龍王戦


 3月5日(土)に、川越福祉センターで行われた、第9回龍王戦の結果更新です。

 大会終了後に体調を大きく崩していたので更新が遅れてしまいましたが、何とかTopと優勝デッキだけアップ出来ました。
 ご心配、ご迷惑お掛けした皆さまには、大変申し訳ございませんでした。




■親和禁止!!


 3月1日の禁止・制限カードの発表により、親和デッキを構成していた主要パーツが軒並みスタンダードトーナメントから姿を消す事となった。

 この衝撃の発表を受けて迎えた初めての週末は、親和デッキに別れを告げるプレイヤーあり、最後まで親和をメタり続けるファイターあり、俺は俺の道を行くゴーイングマイウェイなプレイヤーあり。結局の所、施行されるまでは世界は変わらないという印象を受ける。

 ともあれ。

 3月に入ってからというもの、プレイヤーの関心を独占し続けているこのトピックスは、龍王戦会場においても非常にホットな話題として扱われていた。


謀叛でござるよ、ニンニン


 禁止カード裁定にばかり気が向いてしまっていたが、2月20日に解禁となった神河謀叛がトーナメントシーンに及ぼす影響は、果たしてどの程度のものだったのだろうか。

 正直な所、最近は第2エキスパンションの「ハズレ」が多く、実際この神河謀叛もその例に漏れず厳しい前評判を受けている。

 しかし、《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》をキーに据えた白単デッキや、《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》という攻防一体の装備品を搭載したビートダウンデッキ、各色で復活したピッチスペルである“群れ”を採用したデッキなどが多く見受けられ、謀反で投入されたシステムは徐々に影響を及ぼし始めているようだ。

 20日には、親和デッキが環境から消える。

 現時点での評価はひとまず置いておき、神河謀叛とのファーストインプレッションを楽しみつつ、半月後に訪れる親和亡き世界での活躍に、大いに期待しようではないか。



会場風景
第9回龍王戦+PTQ会場風景
竜王さまー
優勝した、折原「新『竜(たつ)』王様」
■ラストダンスは華やかに


 
優勝を決めたのは、同じLoM予選でもあるCCCを運営する折原が操る“ワークス”デッキだった。

 昨年末のFinalsでも同じ事が言えたが、やはりノーマークの世界における“ワークス”の爆発力と安定性は、神河謀叛を迎えた新環境でも変わらなかったという事だろう。

 2位に食い込んだのも“親和”だった事を考えると、親和エンジンを司るパーツがいかに壊れたモノであったかという現実を、禁じられたカード達は最後の最後までしっかりと刻み込んでいったのではないかと思う。

 ラストダンスは華やかに。

 裁定が出た直後のトーナメントでこういう結果が出るというのも、どこか皮肉めいているようにも思えるが、それによって勝利したプレイヤー達の栄光が色褪せる事は決して無い。

 おめでとう、折原新竜王(注)様!!!!!!!!!!


 (注)誤植ではありません。
  詳細は後日更新予定の観戦記事にて

    --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---


 さて、ここでアナウンスが1つあります。

 今回で、会場である川越福祉センターが閉鎖になるという情報がありましたが、県から市への払い下げが決まっており、あと2年は引き続き使用出来る事が確認できました。

 これにより、次回以降の龍王戦及びPTQなどのイベントも、同会場を使用して行う事を決定いたしましたので、ご報告致します。これからも龍王戦・PTQ埼玉・GPT埼玉をよろしくお願いいたします。


 さて、龍王戦。次回は5月7日(土)に開催決定!
 川越へGOだー!

 ぜひぜひご参加下さい!



▼デッキリスト

 ・ベスト5 デッキレシピ


▼観戦記事


 ・Round 4: 藤野 健太郎 VS 折原 潤  by Akihiro Shimizu

 ・Round 3: 町田 貴弘 VS 川久保 拓也  by Akihiro Shimizu




●ベスト5デッキレシピ

Orihara Jun  “Tatsu”-Oh-sama?!
Works
Main Deck Sideboard
4 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
4 《教議会の座席/Seat of the Synod》
4 《大焼炉/Great Furnace》
3 《伝承の樹/Tree of Tales》
2 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
2 《古えの居住地/Ancient Den》

19 land

4 《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》
4 《マイアの保育器/Myr Incubator》
4 《発展のタリスマン/Talisman of Progress》
4 《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
4 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
4 《物読み/Thoughtcast》
4 《血清の幻視/Serum Visions》
4 《加工/Fabricate》
3 《卑下/Condescend》
3 《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
2 《五元のプリズム/Pentad Prism》
1 《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》


41 other spells
3 《溶接の壺/Welding Jar》
3 《無効/Annul》
3 《送還/Unsummon》
3 《沸騰/Boil》
2 《マナ漏出/Mana Leak》
1 《押しつぶし/Squelch》

15 Sideboard cards


Isa Takahiro  Ryu-Oh-Sen 2nd
Affinity
Main Deck Sideboard
4 《教議会の座席/Seat of the Synod》
4 《大焼炉/Great Furnace》
4 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
3 《空僻地/Glimmervoid》
2 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
2 《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》

19 land

4 《電結の働き手/Arcbound Worker》
4 《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》
4 《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
4 《金属ガエル/Frogmite》
4 《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
1 《モリオックの装具工/Moriok Rigger》

21 creatures

4 《物読み/Thoughtcast》
4 《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
4 《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》
4 《溶接の壺/Welding Jar》
4 《爆片破/Shrapnel Blast》

20 other spells
4 《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》
4 《マナ漏出/Mana Leak》
3 《粉砕/Shatter》
3 《恐怖/Terror》
1 《モリオックの装具工/Moriok Rigger》

15 Sideboard cards


Takanashi Hikaru  Ryu-Oh-Sen 3rd
Obli
Main Deck Sideboard
13 《島/Island》
5 《山/Mountain》
2 《ミラディンの核/Mirrodin's Core》
2 《隠れ石/Stalking Stones》
1 《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge》

23 land

3 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
3 《上天の呪文爆弾/AEther Spellbomb》
3 《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
4 《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
4 《邪魔/Hinder》
2 《抹消/Obliterate》
3 《機械の行進/March of the Machines》
4 《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》
2 《霊魂放逐/Remove Soul》
4 《マナ漏出/Mana Leak》
2 《巻き直し/Rewind》
1 《袖の下/Bribery》
2 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》

37 other spells
3 《無効/Annul》
3 《塩まき/Sowing Salt》
3 《かまどの神/Hearth Kami》
2 《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
2 《鎮圧/Quash》
1 《機械の行進/March of the Machines》
1 《紅蓮地獄/Pyroclasm》

15 Sideboard cards


Yotsumoto Yuuki  Ryu-Oh-Sen 4th
Tron
Main Deck Sideboard
9 《森/Forest》
4 《ウルザの塔/Urza's Tower》
4 《ウルザの鉱山/Urza's Mine》
4 《ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant》
1 《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》

23 land

1 《メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire》
3 《永遠の証人/Eternal Witness》
4 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
3 《ぶどう棚/Vine Trellis》
1 《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
1 《映し身人形/Duplicant》
1 《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》
1 《トリスケリオン/Triskelion》

16 creatures

4 《森の占術/Sylvan Scrying》
3 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
4 《刈り取りと種まき/Reap and Sow》
3 《酸化/Oxidize》
3 《精神隷属器/Mindslaver》
4 《歯と爪/Tooth and Nail》

21 other spells
4 《帰化/Naturalize》
3 《すき込み/Plow Under》
2 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
1 《酸化/Oxidize》
1 《ぶどう棚/Vine Trellis》
1 《トリスケリオン/Triskelion》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》

15 Sideboard cards


Goto Satoshi  Ryu-Oh-Sen 5th
Death Cloud
Main Deck Sideboard
7 《森/Forest》
6 《沼/Swamp》
4 《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
2 《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
1 《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse》
1 《先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers》

21 land

4 《極楽鳥/Birds of Paradise》
4 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4 《永遠の証人/Eternal Witness》
3 《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》

15 creatures

3 《金属モックス/Chrome Mox》
4 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
3 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
3 《死の雲/Death Cloud》
4 《木霊の手の内/Kodama's Reach》
4 《血のやりとり/Barter in Blood》
3 《すき込み/Plow Under》

24 other spells
4 《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3 《魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal》
3 《帰化/Naturalize》
3 《残響する衰微/Echoing Decay》
2 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》

15 Sideboard cards




●Round 4


今大会が初のトーナメント参加という藤野。ここまで全勝とこれからの成長が楽しみだ。
対する折原、この若手のホープとどのようなデュエルを見せてくれるだろうか。


アンケート


●謀反の一押し!!


藤野 《世界の源獣/Genju of the Realm》

折原 《崩老卑の囁き/Horobi's Whisper》


●禁止カードについて一言


藤野 「MTGを始めたのが5Dからなんで親和のパーツを持っていません。だから大歓迎です!!」

折原 「すごく嬉しいです。カード自体キライですから」



Game 1


先手の藤野、迷いなくキープ。それとは対照的に折原は慎重にマリガンか否かと悩みに悩む。どんなハンドで悩んでいるのだろうと気になった筆者は折原のハンドをちょっと見せてもらったのである、が。

インタビューであんなにキライと言っていたのにデッキはワークス……。

そんな事を筆者が思っている間にゲームはスタート。
後手折原の《彩色の宝球/Chromatic Sphere》が土地以外の初めてのパーマネントとなった。さらにタリスマンから《物読み/Thoughtcast》。

《沼/Swamp》3枚と、何かとんでもないスペルが飛んできそうなマナベースから《騒がしいネズミ/Chittering Rats》がチュー。藤野のデッキはR(Rat)D(Deck) W (Win)の様だ。手札を戻すでチュー。

さて、沼が4つ並んだ。心なしか折原の顔色が曇る。
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》撃たれませんよーにと必死に願っている顔だ。きっとそうだ。その祈りが天に届いたのだろうか、このターン藤野は《深淵の死霊/Abyssal Specter》を戦列に追加してターンを返す。

折原はさらに追加のタリスマン、そして《加工/Fabricate》。《マイアの保育器/Myr Incubator》を手札に。少年に残された時間は少ない。この絶好のタイミングでどうにか手札のコンボパーツを叩き落したい藤野であるが、どうする事も出来ず死霊のアタックで手札の制限をかけるだけに留まってしまう。

ついに《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》が場に。《マイアの保育器/Myr Incubator》が場に。最後の抵抗と死霊と旬を完全に逃してしまった感のある《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》で折原のハンドを0にしてみるものの残念ながらトークンがわらわらわらわら。


折原 1-0 藤野



Game2


プレイファーストは再び藤野。しかしコンボデッキを相手に、初めてプレイしたスペルが《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》とは。その隙にタリスマン、《血清の幻視/Serum Visions》《物読み/Thoughtcast》タリスマンとブンブン臭がプンプンと漂ってまいりました。
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》の力を借りての藤野第四ターン。こんどこそ《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》か?!か?・・・《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》かー。

《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》の警戒すら必要なくなった折原は《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》《マイアの保育器/Myr Incubator》そして《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》の三点セットで以って藤野を介錯したのであった まる

2-0

Final Result 折原潤 Wins!!





●Round 3


侍。町田貴弘。禁止カードの発表を受け、多くのプレイヤーが親和と最後の別れを告げつつあるこの龍王戦に侍。ただいま2連勝と絶好調の侍。侍。

対するは青単パーミッションでの参戦となる川久保。こっそり入ってる《威圧の杖/Staff of Domination》がチャームポイント。

(ちなみにインタビュー)
●謀反で注目している一枚を教えてください

町田「《凍らし/Frostling》です。もちろんデッキに入ってますよ」

川久保「《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》」


●禁止カードってどーよ?

町田&川久保「妥当である」


……非常にCOOLなコメント、ありがとうございました。



Game 1


ダイスロールで先手町田。
《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》、《凍らし/Frostling》
とで出しは良好。それに対し川久保はドローゴーを続ける。

手札には《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》が出番を待ち続けているもののアンタップ状態の島ほど怖いものは無く、淡々と3点クロックを刻み続ける。

気が付けば川久保のライフは6に。もう我慢できないと町田のコンバット中に《残響する真実/Echoing Truth》。わんこが手札に帰り、《凍らし/Frostling》がコツンと殴って残ライフは5。

ここでこのゲーム一番の山場を迎える。再度のわんこ召喚は《巻き直し/Rewind》。《巻き直し/Rewind》スタックで《山伏の炎/Yamabushi's Flame》。これが通りライフは2。
あとは町田のハンドしだいといったところであるが川久保は既に打開策を手に入れていた。島が起き、そのマナからもたらされる決戦兵器は《威圧の杖/Staff of Domination》!!
このお洒落な杖がぶんぶんと、ぶんぶんと川久保のライフを増やしていく。ぶんぶん。ぶんぶーん。

このままでは大変なことに。とりあえず《島/Island》のご機嫌を伺いながら《かまどの神/Hearth Kami》を出してみたりなんかしちゃったりしてみるもののあえなく《邪魔/Hinder》。最終的にこのお洒落な杖がドローまで仕出し、手札の《ショック/Shock》をさびしく見つめ、町田は投了するしかなかった。


川久保 1-0 町田



Game2


《平地》4枚《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》と赤いカード2枚のハンドを強気に町田キープ。無事始めのドローで山を引き当て、《凍らし/Frostling》がキャストされ第2ゲームの幕が上がる。

しかし、後続が続かずわずかにクロックは《凍らし/Frostling》の一点のみ。
それを受け、川久保強気にフルタップで1ゲーム目のMVPたる《威圧の杖/Staff of Domination》を。

返しで町田は《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》。この侍と現代版《モグの狂信者/Mogg Fanatic》の殴られ、川久保のライフは13へ&杖がこっそり1点ゲイン。
そして川久保の強気プレイの根拠たる《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》がプレイグラウンドへ。が、即起動が出来るマナが残ってはいるものの町田の《かまどの神/Hearth Kami》をカウンターすることが出来ず、ちょっと長尾を酔っ払わせるだけに。

さて、《双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon》も通すことに成功した町田。これでナイスゲームと思われたかに見えた場であったが、川久保あっさりと2枚目、3枚目《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》を。

色々抵抗してみるものの、川久保に寝返った兵隊は皮肉にも町田のデッキのエースであり、フィニッシャーだった。

2-0

Final Result 川久保 拓也 Wins!!













[PR]女性が輝く公文の先生募集中!:全国で教室開設説明会開催