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太陽の友達! 「小さなスーパーマン ガンバロン」


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What's New! ストーリー みどころ キャスト サブタイトル ビデオ・再放送 参考資料 関連リンク コラム 太陽の少年、天道輝のコスチューム[2000/08/13] ガンバロン掲示板(テスト)NEW[update 2000/11/09] 安藤一人インタビュー/(旧)[update 2000/12/30]

What's New!

Indexストーリーみどころキャストサブタイトルビデオ・再放送参考資料関連リンクコラム太陽の少年、天道輝のコスチュームガンバロン掲示板(テスト)
2002/01/14 関連リンクを追加。
2001/07/22 車 邦秀の情報を追加。安藤一人の情報を追加。第14話のトピックに追記する。
2001/05/11 掲示板の過去ログ(2000/11〜2001/05/11)を作成。
2001/05/06 たのみこむでのDVD-Video計画にリンク。
2000/12/30 安藤一人インタビュー掲載。
2000/11/09 ガンバロン掲示板(テスト)を気まぐれにオープン。
2000/08/13 太陽の少年、天道輝のコスチュームを新規に公開。第1話のトピックを追加修正。
2000/07/28 コラムにDVD情報を追加。
2000/03/25 コラムにガシャポン情報を追加。
2000/03/16 関連リンクを大幅に拡充。ガンバロン関係のページが増加しています。これって、ファミリー劇場効果かしら。
2000/03/12 キャストの花巻五郎に関する記述を追加。
2000/02/23 関連リンクを一部変更。
2000/01/25 第23話第24話のトピックを補充する。
2000/01/09 第32話のトピックを追加。
2000/01/02 第31話のトピックを追加。
1999/12/28 第30話のトピックを追加。
1999/12/20 第29話のトピックを追加。リンクを大幅に増加させ、ページ内の移動をしやすくする。コラムにトピックを追加。
1999/12/12 第28話のトピックを追加。
1999/12/06 第27話のトピックを追加。
1999/11/28 第26話のトピックを追加。
1999/11/21 第24話第25話のトピックを追加。
1999/11/14 第23話のトピックを追加。
1999/11/08 第22話のトピックを追加。
1999/10/29 第20話第21話のトピックを追加。
1999/10/15 第19話のトピックを追加。
1999/10/05 第18話のトピックを追加。
1999/09/27 第17話のトピックを追加。
1999/09/19 第15話第16話のトピックを追加。
1999/09/08 第13話第14話のトピックを追加。
1999/08/23 第12話のトピックを追加。
1999/08/15 第11話のトピックを追加。
1999/08/08 第10話のトピックを追加。
1999/08/02 第09話のトピックを追加。
1999/07/28 第08話のトピックを追加。
1999/07/20 第07話のトピックを追加。
1999/07/13 第06話のトピックを追加。
1999/07/04 第05話のトピックを追加。
1999/06/29 第04話のトピックを追加。
1999/06/21 第03話のトピックを追加。
1999/06/14 第02話のトピックを追加。
1999/05/11 再放送情報(詳細)を追加。
1999/05/05 再放送情報を追加。
1999/02/01 目次を作る。コラムを追加。今後の情報をコラムとして追加していくことにする。
1999/01/26 「小さなスーパーマン ガンバロン」(日本テレビ/読売新聞社)などを元に、放送話数、ビデオデータ、その他を大幅バージョンアップ。
1999/01/25 データを一部バージョンアップ。
1998/06/03 参考資料「宇宙船SPECIAL '70年代特撮ヒーロー全集」(朝日ソノラマ)を元に、放送日をバージョンアップ。
1998/05/15 キャストをバージョンアップ
1998/04/21 サブタイトルとリンクをバージョンアップ
1998/04/20 初版

ストーリー

IndexWhat's New!みどころキャストサブタイトルビデオ・再放送参考資料関連リンクコラム太陽の少年、天道輝のコスチュームガンバロン掲示板(テスト) 町の発明家「ワルワル博士」は、自分の発明を使って、町を征服しようと悪だくみ。

世界一流の科学者だったおじいちゃんが作ってくれた5つの「バロンパーツ」(宇宙ヘルメットにもなり、基地の大電子頭脳「ゴエモン」とつながる。視力100倍で500メートル先のアリでも見える「バロンメット」、ピストルの弾も跳ね返す特殊チョッキ「バロンベスト」、ジャンボジェット機をかるがると持ち上げ、コンクリートの壁をぶちやぶる「バロンアーム」、天使の羽のカタチで、ヒライダーなどを呼ぶこともできる飛行装置「バロンウィング」、特殊磁力とジェット推進装置を備え、バロンウィングと合わせて平均時速800kmで飛行できる「バロンブーツ」)を身につけた少年タイムスの記者「天道輝(てんどう・てる)」は、ガンバロンとなってワルワル博士の悪だくみを打ち砕く。
ワルワル博士は、魔法のマントを着ると、謎の怪人「ドワルキン」に変身。この姿になると、本当の悪人になってしまうのだ。
ガンバロンは、ドワルキンが繰り出す怪人・怪獣・ロボットや、巨大になったドワルキンを支援飛行機「ヒライダー」(全長15mの万能爆撃機。重量160t、マッハ12)、攻撃戦車「バクシーン」(全長20mの超大型戦車)、小型高速戦闘飛行機「トブーン」(全長3m、重量1t、最高速度マッハ6のガンバロンの愛用機)の3機で退治する。このヒライダー、バクシーン、トブーンは、ガンバロンの「合身(がっしん)ダイバロン」の言葉で合体し、巨大ロボット「ダイバロン」になる。
ガンバロンを後方で支援するのは、渡米中の両親に代わって天道輝と暮らしている執事の「ムッシュ」と、高性能コンピュータの「ゴエモン」。「ゴエモン」は、常にガンバロンと天道輝を見守っていて、ガンバロンの危機にはヒライダーやバクシーンを派遣し、しばしばガンバロンを助けてくれる。


みどころ

IndexWhat's New!ストーリーキャストサブタイトルビデオ・再放送参考資料関連リンクコラム太陽の少年、天道輝のコスチュームガンバロン掲示板(テスト) 天道輝役は、名前の通り太陽のように明るい表情の安藤一人(あんどうかずひと)が好演。テレビでは本作が初主演となる。ガンバロンに変身後も一部本人が演じていたとか。
ワルワル博士には、天本・死神博士・英世、ムッシュには黒部・ハヤタ・進など、特撮の大御所が出演中だ。
第1話にはフォーリーブスがゲスト出演しているほか、ザ・リリーズなどもゲストに。
主題歌はゴダイゴのミッキー吉野が担当している。
エンディングテーマは、伊豆のサイクルスポーツセンターでのロケ。また、怪談シリーズでもこのサイクルスポーツセンターを使用している。グァム島ロケも行われた。
巨大ロボットダイバロンは、特撮史上初(B-CLUB vol.148/BUNDAI)の正義の合体ロボット。
1998年現在、30代となったいま見ると、ワルワル博士は、子どもと遊んであげているやさしいおじいちゃんに見えてしまう…。
安藤一人さんに伺ったところ、本人がガンバロンに入っていたこともあり、ガンバロンには子どもと大人の2種類のバージョンがあることが判明。腹の赤いボタンが4つのタイプと2つのタイプがあり、細部のデータを研究中だ。
制作は、円谷プロ作品に関わったスタッフで作られた「日本現代企画」(シルバー仮面、マッハバロン、少年探偵団などを制作)の流れをくむ「創英舎」。「創英舎」は、ほかに、「UFO大戦争 戦え!!レッドタイガー」などを製作している。


キャスト

IndexWhat's New!ストーリーみどころサブタイトルビデオ・再放送参考資料関連リンクコラム太陽の少年、天道輝のコスチュームガンバロン掲示板(テスト)
役名本名役柄トピックス
天道輝(てんどうてる)安藤一人少年タイムス記者。10歳。1964.9.30生まれ。東京宝映テレビ所属。「ガンバロン」出演当時は中学1年生。水泳部に所属しており、第14話では得意の水泳を披露している。「ガンバロン」に続いて、「透明ドリちゃん」(白川大介役/この主題歌のみは、LD「東映TV特撮主題歌大全集2 1976〜1987 宇宙鉄人キョーダインから光戦隊マスクマンまで」で見ることができる)、「宇宙からのメッセージ」などに出演。「暴れん坊将軍7」(1998年5〜6月にテレビ朝日系で朝10:30〜11:30に再放送)に出演。1998年5月1日から、明治座での坂本冬美公演に出演。1998年5月19日の火曜サスペンス劇場「取調室8」に出演。1998年秋から冬にかけても、劇場公演の予定。2001年ごろには、マクドナルドのCMに出演。マクドナルドには、定期的に出演しているらしい(Naoさまに情報をいただきました)。
デスク古川清隆少年タイムス編集長。11歳。安藤一人とはおない年。役柄とはまったく関係なく、安藤さんとふたり、悪ガキコンビだったらしい。
アリス河端未和少年タイムス記者。チーコの姉で、13話までで受験に専念するため、タイムズを離れる。東京宝映テレビ所属。
ケンダマ内海敏彦少年タイムス記者。13話までで九州に転校し、タイムズを離れる。1975年10月4日〜1976年3月27日放送の「少年探偵団」(二十面相=団次郎)に出演し、その流れ(制作会社が同じ)でガンバロンに出演。1977年1月2日から放送の「あらいぐまラスカル」に出演(?)
チーコ西島久美少年タイムス記者。アリスの妹。6歳。おしゃまで輝の後をいつも追いかけている。東京宝映テレビ所属。
ロング金月真美少年タイムス記者。10歳。アリスに代わって登場。4.2兵庫県明石市生まれ。コナミから発売の人気ゲームソフト「ときめきメモリアル」の藤崎詩織役で知られる。身長156cm。劇団ひまわり出身。
カッパ谷部勝彦ちょっぴりおっちょこちょいの少年タイムス記者。10歳。ケンダマに代わって登場。オカッパ頭なので、カッパと呼ばれているわけではなく、泳ぎが得意だから、カッパど呼ばれているらしいことが、第29話で判明。現在は、俳優廃業とのこと。
西郷百合原田真弓大将の娘で新聞記者。
西郷大造(大将)石川進ESSO系のガソリンスタンド経営。新聞記者の娘がいるので新聞が大好き。輝たちの「少年タイムズ」に編集室となるバスを提供している。大人の役者が登場しなくなる第26話以降は、解説を担当。
ムッシュ黒部進天道家の執事。赤のランボルギーニカウンタック・LP400を運転する(これは設定のみで、本篇ではそのシーンは残念ながら見られない。当時はスーパーカーブームでしたから…)。ウルトラマンのハヤタ隊員役で有名で、のちに1984年には、「仮面ライダーBLACK」にも出ていた!
ワルワル博士天本英世町の好々爺、ではなく発明博士。ドワルキンに変身する。仮面ライダーの死神博士で有名。
番頭ワルベエ花巻五郎ワルワル博士をサポートする。「仮面ライダー」第45話「怪人ナメクジラのガス爆発作戦」に、矢崎博士の作った人工頭脳をショッカーに先駆けて盗み出し、結局殺されてしまうチンケな泥棒役で出演。ちなみに、この時の幹部は、死神博士であった。
磯間警察署長深江章喜正義の味方、というよりは、大人の味方。少年タイムスの連中よりも、ワルワル博士のいうことを信じている。1975年10月4日〜1976年3月27日放送の「少年探偵団」(二十面相=団次郎/1998年にLDボックス発売)にも、中村警部役で出演。キャラクター的には、子どもをばかにするところなどが、かなり今回の警察署長とかぶっている。
ガンバロン車 邦秀土忍キャプター4も。「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」で、擬闘で参加。
ガンバロン湯川泰男ミドレンジャーも。仮面ライダーストロンガーでは、トランポリンを担当。
ドワルキン伊藤雄治
ナレーター中江真司

サブタイトル

IndexWhat's New!ストーリーみどころキャストビデオ・再放送参考資料関連リンクコラム太陽の少年、天道輝のコスチュームガンバロン掲示板(テスト)
話数サブタイトル放送日トピックス
第01話Index出たぞ! オソロシゴリラ1977.4.3ゲストにフォーリーブス。怪人ドワルキンが巨大なゴリラを連れて、町を破壊している。輝たち、少年タイムズは、(新宿西口から新宿中央公園を通って)取材にいくが、警官隊に追い返されそうになる。小柄な体でうまく潜入した輝たちが見たのは、謎の怪人ドワルキンと、「フォーリーブス」を襲う、という襲撃予告だった。どうしたらよいのか、家に帰って執事のムッシュに相談しようとすると、そのとき、ムッシュが作っていたジグソーパズルが完成し、コンピュータ「ゴエモン」が始動。4月3日に生まれた天道輝は、選ばれてガンバロンに変身する。
第02話Indexオソロシゴリラの逆襲1977.4.10ゲストにザ・リリーズ。捕まえられたオソロシゴリラは、怪我をしていた。リリーズ動物病院の二人の医師が、オソロシゴリラの怪我を治す。ところが、ワルワル博士の悪巧みで、オソロシゴリラは脱走し、またしても、町を破壊し始める。オソロシゴリラは、ワルワル博士の発明した「巨大デカ薬」で巨大化した猿だった。
第03話Index危うし! SL新幹線1977.4.17ワルワル博士と番頭ワルベエは、爆弾戦車を使ってSLと新幹線を爆破しようとする。SLは無事ガンバロンによって助けられたが、2台の爆弾戦車を使った陽動作戦で、新幹線の線路は橋の上で爆破されてしまった。なんとか間に合ったガンバロンは、危機一髪で新幹線を落ちないように押さえたが、爆破地点に上りの新幹線も近づいてきた。危うしガンバロン。その時ムッシュは、ヒライダーを緊急発進させた!
第04話Index負けるな! ナマズ大地震1977.4.24ドワルキンは、地震を起こすロボットナマズを使って、「地震で驚かせて人を死なせる計画」をたくらむ。地震騒ぎで、輝はみなしごの少年オサムと知り合う。オサムに「自分に閉じこもったカメになるな、ライオンのように堂々と生きろ」という輝。その言葉を実践すべく、オサムは山に登っていった。そのとき、ドワルキンが山のなかで大地震を起こそうとする。少年タイムズ一行は、オサムを救出に向かう。大地震が起き、ガンバロンは間一髪オサムを助けるが、岩に押さえられて動けない。チーコとアリスは、地下に閉じ込められてしまった! ムッシュは、トブーンを緊急発進、ガンバロンはオサムをバロンウィングにつかまらせる。オサムをトブーンで救出したのち、ヒライダーの岩石吸い取り機を使って崩れ落ちた岩をなくし、バクシーンで地下のチーコとアリスを救出。ガンバロンは隠れていたドワルキンの前に颯爽と現れ、戦いを挑んだ。レールを使ったスピーディーなカメラワーク、アクション! 見せ場の多い傑作である。ゲストは三木聖子。前半のガンバロンは、スーツに弛みがあり、身長も低いので、安藤一人本人かもしれない。
第05話Index怪人ドワルキン! 怒りの挑戦状(前篇)1977.5.1ゲストに伊藤つかさ(伊藤司)。ムッシュの作った朝食を庭で食べていた輝のところに、なぞのラジコン飛行機が飛んできた。度重なるガンバロンの邪魔に怒りをあらわにしたドワルキンが、ガンバロンの正体は輝ではないかと探りを入れてきたのだ。飛行機はムッシュがナイフを投げて撃墜する。遅刻しそうになり慌てる輝は、学校へ行く途中で、おかっぱの美少女さやかと知り合いになる。ところが、さやかは、あと40日の命しかないという。さやかに楽しい思い出を作ってあげようと、輝は、さやかを遊園地に連れ出し、デートをして楽しむ。帰り道、さやかのところに、暴走した車が走ってきた。輝は助けようとするが、転んでしまう。さやかは怪光線を出して車を爆破し、警官に車を爆破したのはガンバロンだと告げる。ふに落ちない輝のところに近づいてきたさやかは、ペンダントを輝に見せる。すると、ペンダントからまたしても怪光線がきらめき、正体を失ったガンバロンは、バクシーンを呼び、街を破壊してしまう。困った輝がゴエモンに相談すると、ゴエモンは、さやかがドワルキンの仲間だと告げる。さやかにほのかな恋心を抱いていた輝は、ゴエモンの言葉に愕然とする。そんな輝のところに、さやかの母からさやかがいなくなったと連絡がくる。そして、なんとさやかは、輝の前で、ビルから飛び降りたのだ! ガンバロンに変身してさやかを助けようとする輝だが、ゴエモンの「さやかに近づくな」という助言を思い出して、危うく思いとどまる。飛び降りたさやかは、ついにアンドロイドさやかの正体を見せた。アンドロイドさやかは、口から炎を吐き、街に火を放つ。ムッシュは、ヒライダーを緊急発進させ、炎を消火するが、ガンバロンは警官の手に落ちてしまう。逮捕されたガンバロンは、手錠を振り払って逃げ出すが、さやかの怪光線で墜落してしまう。地を這うガンバロン、危機一髪! ハードなドラマとラブストーリーがめくるめく。
第06話Index大ピンチ! あばけ悪魔の正体(後篇)1977.5.8さやかは輝の小学校に転校してきた。さやかの正体を知る輝は、さやかを無視するが、そのために却って仲間との間に溝がひろがる。弱音を吐く輝に、ゴエモンは、「天道輝は、天の道を進む太陽という意味で、いつも明るく世界を照らさなければならない」と勇気づける。輝は、本物のさやかを探して、みんなの前にトブーンでつれてくる。ついにさやかの正体が明らかになるが、そのとき、ドワルキンは小学校にしかけていたジェットエンジンを噴射させた! 空中に浮かび上がる小学校の校舎! 輝は正体を知られないように、こっそりとガンバロンに変身し、ヒライダーを呼ぶ。/この回のガンバロンは、腹のボタンが3つ×2列になっている。
第07話(制作No.7)Index恐怖! ガリバー大作戦1977.5.15ガリバーの紙芝居を見ていた輝たちを観察していたワルワル博士は、自分もガリバーになって、王様になりたいと思う。そして、ガリバーの衣装を着て、巨大化光線を浴び、ガリバーとなって、街に現れる。こんなお茶目な夢を抱いてしまうワルワル博士は、実は悪人ではないのかも、と感じさせる話。今回のガンバロンは、腹のボタンが4×2列となっている。マスクも、口の下が開くようになっているタイプと固定タイプの2種類を確認できる。
第08話(制作No.8)Index大爆発、涙のサッカーボール1977.5.22家族で出かけると大騒ぎの少年タイムズのみんなと違い、アメリカに両親が出張中の輝は、家族で出かけることもない。しかし、輝は明るく、みんなの代わりにひとりで「少年タイムズサッカー教室」のコーチを依頼に、プロサッカーの浜本選手の家に依頼に行くことになった。ところが、多忙な浜本選手も娘と遊ぶ暇がなくて、ついに娘が拗ねてしまったところだった。そのため、サッカーコーチの件は、あっさりと断られてしまう。明日は娘と遊ぶことにする、というのだ。がっかりした輝だが、家族と出かけるはずだった予定が、仕事でキャンセルになったチーコといっしょに遊園地に行くことに。そこには、ワルワル博士とワルベエのコンビが、かわいい子供を探してやってきていた。「ワシは、子供が好きなんじゃ」とワルワル博士。遊園地に来ながらも、つい仕事のサッカーを思い出してしまう浜本選手にいらだった娘は、怒ってしまう。そこに、ちょうど現れたのがワルワル博士。彼女を自分の娘にしようと、自分の屋敷に連れていってしまった。営利誘拐ではない理由に、たくさんおもちゃを買ってあげて、すっかりご満悦のワルワル博士。ところが、こんな悪事も、やはり認められない。娘を探しにきた浜本選手や少年タイムズのみんなに、ワルワル博士は、サッカーボール爆弾を連発する。得意のサッカーキックと、ガンバロンの活躍で、やっと娘と仲直りした浜本選手は、次の週に「少年タイムズサッカー教室」のコーチを買って出た。7話、8話とおちゃめで憎めない、さみしがりやのワルワル博士像が描かれる。シナリオでは、「大爆発!魔のボール爆弾」というタイトルだった。
第09話Index見たぞ! ダイヤを吐く西洋人形1977.5.29チーコが小田急線沿いの街(世田谷か?)を歩いていると、人形が通りかかり、その跡にダイヤのネックレスが落ちていた。ネックレスを拾ったチーコは、輝との結婚(?)を夢見る。そこに輝が現れ、落とし物は届けないとだめだといい、警察へ。そのころ、大将の姪で生徒会長の北原えみが、梅干しを万引きしたとして、警察に補導される。その首には、チーコが拾ったのと、同じデザインのネックレスが光っていた。なんと、これは、生命の根源、若さの秘訣として梅干し好きのワルワル博士の次なる陰謀「ワルワルダイヤ作戦」だったのだ。ネックレスには、無線がしかけられていて、行動が筒抜け。ワルワル博士に都合が悪いことをしようとすると、ネックレスが縮んで、首が絞まってしまうのだ。最初の計画に失敗したワルワル博士は、再度チーコをねらう。そして、ついにチーコが、ネックレスを首にかけてしまった。チーコを人質にしたワルワル博士は、輝に、少年タイムズのメンバーを殴るように命令する。逆らえない輝は、デスクを殴ってしまった。孤独に悩む輝だが、チーコには男らしく見せる。そして、ワルワル博士は、次の指令として、明朝8時に警察の磯間署長を銃で殺すように命令する。悩む輝は、一睡もできない。そこに、スーパーコンピュータ・ゴエモンが助言をする。無線なら発信機を壊すか、無線の届かないところに連れていけばいい、と。そこで、輝は、ガンバロンに変身し、チーコを連れて飛び立つ。ところが、どこまでいっても無線の範囲から脱出することができない。なんと、ガンバロンの後から、新兵器の小形ジェット戦闘機「イジワルン」に乗ったドワルキンが、軽快なテーマ曲に合わせて追いかけてきていたのだ! このままでは首を絞められているチーコの命が危ない。ガンバロンの助けを聞いて、ムッシュはトブーンを緊急発進させた。飛来したトブーンにチーコを乗せると、怒りのガンバロンはドワルキンに戦いを挑み、バロンスピン、バロンビームでイジワルンを一蹴。脅迫に屈しそうになりながらも、明るく振る舞う輝の描写が際だつ一編である。ただし、梅干し好きというお茶目な一面を見せたワルワル博士だが、人質をとって脅迫するのは許せない! 本編中でもっとも悪質な陰謀のひとつに数えられる話である。少年タイムズの取材を受ける少年に、少年探偵団のトンボがゲスト。さらに、ロング役の金月真美もゲスト。
第10話Index驚き! 歩くドラム缶バクダン1977.6.5公園でチーコが刷り上がった「少年タイムズ」を配っていると、いじめっ子のたけしがやってきて、少年タイムズを投げ捨ててしまった。それを知って怒ったのはケンダマだ。輝は、ケンダマを止めに入る。たけしは、「少年タイムズのバスに爆弾をしかけてやる」と言い捨てていってしまう。物陰でその様子を伺っていたワルワル博士は、その通りにバクダンを仕掛ける。爆弾にいち早く気づいたのはケンダマだった。ケンダマは、その爆弾をもって、公園を走り抜け(狛江市の西河原公園か?)、河原(多摩川の五本松近辺か)に投げ捨てる。てっきりこれはたけしの仕業だと思ったケンダマは、たけしを探しだし、詰め寄って大喧嘩。またも輝が止めに入るが、たけしは、「ドラム缶で踏みつぶしてやる」と言い去っていく。輝は、たけしがいじめをするのは、両親が共働きで弟の面倒をみていること、そのため自分の時間がないので友達がいないためだといい、僕たちが友達になってやろうと言う。だが、怒っているケンダマは、そんな輝の言葉が耳に入らない。次に起こったのはチーコやアリスがドラム缶に襲われる事件だった。これもまた、ワルワル博士の次なる作戦だ。たけしの奴、と完全に頭に来たケンダマは、たけしの家に向かうが、そこには、弟にカレーを作ってやる優しいお兄さんのたけしがいた。自分の間違いを知ったケンダマだったが…。その頃、少年タイムズの編集室のバスでは、ケンダマが戻ってこないと大騒ぎになっていた。ケンダマはドワルキンに掠われていたのだ。ケンダマを見つけられない少年タイムズのメンバーを哀れに思った(?)ドワルキンは、ケンダマが東京駅の地下に捕らわれていると知らせる。すぐに、現場に急行するタイムズ面々。そこには、ドワルキンのドラム缶バクダンにくくりつけられたケンダマがいた。このバクダンを解除できるのはドワルキンしかいない。輝はガンバロンに変身し、トブーンでドワルキンを追いかける。そのドワルキンのイジワルンには、責任を感じたたけしがしがみついていた。ようやくおいついたガンバロンはドワルキンをやっつけるが、どうしてもバクダンの解除方法を教えない。一計を案じたガンバロンは、ドワルキンを同じ形のドラム缶バクダンに縛りつけてしまう。爆発の時刻が迫り、ついに命が惜しくなったドワルキンは、バクダンを解除する。その解除方法を電話でデスクに伝えるガンバロン。みんなの力を合わせて、ようやくケンダマの命と東京駅が救われた。今日のガンバロンは、ひときわ体格がよく軽々とたけしを抱えていた。腹のボタンは、ふたつ。
第11話Indexあっ! 化けタヌキのビックリ作戦1977.6.12少年タイムズを印刷している輝たちのところに、大将が買ってきたばかりのタヌキの置物を見せびらかしにやって来た。ところが、そのタヌキの目が光ったのでみんなびっくり。置物を捨ててくることにして、引き受けたのはデスクと親友のケイスケ。二人は、タヌキのことを忘れて、進路の悩みなどを相談し合う。と、その様子を見ていたのがワルワル博士と番頭ワルベイ。またしてもタヌキを操作すると(そう、タヌキもワルワル博士のわるだくみなのだ)、タヌキからシャボン玉が吹き出した。シャボンが割れると、デスクは、我を忘れてケイスケを崖から突き落としてしまう。大けがをしたケイスケの手術はうまくいったが、医者からケイスケには生きようとする意思が見られないといわれてしまう。進路のことで悩むケイスケなのだった。そんなケイスケ(やケイスケの美人のお姉さん)を見たデスクは、「成績でトップを取りたかったので、わざとお前を突き落としたのだ」と暴言。その言葉で発奮したケイスケは、必至で怪我を治そうとする。ようやく歩けるようになったケイスケがデスクに詰め寄ると、姉がデスクの本心を説明してくれ、二人の友情は復活した。友情などというとついこそばゆくなってしまうのがワルワル博士。二人をタヌキのシャボンに入れると、空中高く飛ばしてしまう。輝はすぐにガンバロンに変身(口が割れたタイプ)し、二人を助けに行くが、そのシャボン玉にはガンバロンが触れると爆発するという仕掛けがしてあったのだ。仕掛けを分析したゴエモンは、ムッシュに指示を出しヒライダーを発進させる。シャボンが割れるが、ヒライダーは羽根を広げて二人を受け止める。ガンバロンはタヌキを破壊し、またドワルキンの悪事は潰えたのだった。仲直りをしたデスクとケイスケ。ケイスケは「メガネの中の狭い世界しか見ていなかったんだ」と、勉強だけでない生き方をしようとみんなに誓う。
第12話Index大暴れ! 誕生日の人くいグマ1977.6.19明日はワルワル博士の60歳の誕生日。60歳には見えないくらい若いけど(50歳くらいだったらしい)。で、博士は自分で自分を祝うために、画期的な発明である光線銃「戻るマシン」を開発した。これは、モノに当てると、そのもともとの素材を蘇らせることができる大発明だ。番頭ワルベエが食べようとしていた好物のうな重に当てて、ウナギを蘇らせ、効果を確認した二人は、この発明を取り上げてもらおうと、新聞社へ。ところが、取り上げてくれないばかりか塩まで蒔かれる始末。どこかないかと途方に暮れるワルワル博士に、「ここだけは行きたくないけど」とワルベエが言い出したのは、もちろんわれらが少年タイムズだった。折もおり、翌日は大将の誕生日。タイムズのメンバーは、誕生日パーティーの準備で大わらわだった。そこにやってきたのがドワルキン。早速誕生日で作った「戻るマシン」を自慢するが、ちょうどでてきた大将は、誕生日ときくと不機嫌になり、ドワルキンを追い返してしまう。百合さんに理由を尋ねると、実は5年前の誕生日に大将は妻を亡くしていたのだという。とはいえ、タイムズのメンバーの気持ちが通じて、パーティーを行うことに。納得できないのはドワルキンだ。パーティーにも誘ってもらえないドワルキンは、パーティーで輝の手品の最中に、「戻るマシン」を使っていたずらを。目玉焼きがニワトリに、焼き肉が豚になるくらいは楽しかったが、大将が趣味の狩猟で仕留めたクマの皮が、蘇ってしまったから大騒ぎ。みんなは、空き地の倉庫に逃げ込むが、外にはクマが暴れている。しかも、その倉庫にドワルキンが火を放った。煙に巻かれる輝の機器を察知したゴエモンは、煙に巻かれながらムッシュに輝の危機を伝え、ムッシュはヒライダーを緊急発進させて消火にあたる。そして、みんなが煙で倒れたところで、輝はガンバロンに変身した。今回のガンバロンは背が低く、大将の肩くらいしかない。それにしても、ワルワル博士の発明を、みんなで祝ってあげればいいのに。あれじゃ、拗ねてもしかたないかも。でも、火遊びはいけませんね、ワルワル博士。
第13話Index助けて! 凧にさらわれたチーコ1977.6.26家が貧乏で凧を買えないミチヒロは、いつもみんなの仲間外れ。それを見ていたチーコは、アリスからお金を借りて、凧を買ってあげようと思う。しかし、使途不明金(?)に怒ったアリスは、チーコの頼みを聞き入れない。チーコは輝に相談すると、輝はガンバロン凧を作ってあげることに。輝の凧づくりを見ていたワルワル博士は、さっそくガンバロン凧のダミーを作り、リモコンの仕掛けを施し、ワルベエを使って凧をすり替えてしまう。すり替えを知らずに、ミチヒロとチーコが凧揚げをすると、凧の脚が伸びてきて、チーコたちを掠ってしまう! ロング役の金月真美がゲスト。
第14話(制作No.14)Indexでっかいぞ! ダイバロン登場1977.7.3西郷百合は、ワルワル博士がドワルキンではないかと推理し、記事を書いた。だが、証拠がないため、没になってしまう。そのうえ、謎の(王冠をかぶったオソロシゴリラそっくりの)キングゴリを目撃するが、信じてもらえない。そのころ、輝は、ムッシュについて水泳の特訓を受けていた。コンピュータのゴエモンが、輝に大特訓を課したのだ。理由もわからないまま命令されたことで輝は怒ってしまう。ちょうど、プールには、同じようにむしゃくしゃした百合がビキニでやってきた。百合と意気投合した輝は、ワルワル博士=ドワルキンの証拠をつかむために、番頭ワルベエを尾行する。時には、ショートパンツ姿でアーチェリーを撃つ百合に、ほのかな恋心(?)を抱く輝だった。ちなみに、輝が公認(?)のチーコ以外に恋をするのは、5〜6話のさやかに続き二度めだ。だが、そんな輝を、ムッシュは「サボっている」と断言し、無理やり連れ戻す。またも抜け出した百合と輝の前に、ついにキングゴリが現れた。キングゴリは、百合を握りしめて大暴れする。輝はガンバロンに変身するが、歯が立たない。ヒライダーを呼ぶが、キングゴリは、ヒライダーのミサイル攻撃も跳ね返してしまう。続いてバクシーンを出動させる。ヒライダーとバクシーンが同時に攻撃を加えるシーンは、迫力満点。だが、キングゴリのパワーはバクシーンをも凌ぐのだ。絶体絶命のガンバロンを救うため、ゴエモンはトブーンを発進させ、ガンバロンに「合身(ガッシン)ダイバロン」を唱えよと指示を出す。理由もわからないまま、輝が「合身(ガッシン)ダイバロン」を唱えると、バクシーンが立ち上がり、ヒライダーがその上に合体した。そして、見る間にトブーンがバクシーンの中に吸い込まれていったのだ。そこに現れたのは、巨大合身ロボット「ダイバロン」だった。バロンシリーズではおなじみの巨大ロボットがついに登場。ガンバロンは、ダイバロンを操縦するときには、輝に戻る。そのため、今回のガンバロンの声は、安藤一人本人。今回から、受験で忙しいアリスと九州に転校してしまったケンダマに変わって、ロングとカッパが登場。今回のガンバロンも、ふたつボタンで体格がよかった。アクションシーンも決まっていた。
ちなみに、2001年に手に入れた脚本によれば、カッパとロングは、決定稿の段階では、名前が入っておらず、決定稿とキャスティングのあいだにタイムラグがあることが想像される。また、カッパは脚本ではジャンボとなっていて、巨漢の男の子が想定されていたことが想像できる。これがどうしてカッパになったのか、興味深いところだ。脚本を見ると、ガンバロンの車邦秀と久保勇一はシーンによって演じ分けていることがわかる。車邦秀はアクションシーン、久保勇一はトブーンに搭乗するシーンを演じている。続く15話では、久保勇一の出演シーンはなく、バンクフィルムが使われたのではないか。【★2001年07月22日(日)】
第15話(制作No.15)Indexやっつけろ! 無敵ダイバロン1977.7.10キングゴリとの緒戦では、まったくいいところのなかったガンバロンこと天道輝は、ダイバロンを動かすために、トレーニングを重ねていた。そして、ついに決戦の時はきた。ついにダイバロンを使いこなせたガンバロンは、キングゴリを退治するのだった。
第16話Index怪談シリーズ! バケ猫騒動1977.7.17学校で体育の時間に逆上がりに失敗して、すっかり自信をなくしたカッパを元気づけようと、少年タイムズのメンバーは、(エンディングでも有名な)伊豆サイクルスポーツセンターに来ていた。ところが、コースの脇でチーコは猫の鳴き声に誘われて、奇妙な坊主を目にする。そしてその坊主は、「猫の祟りがあるぞ」とチーコを脅かし、「お前たちの最年長が、溺れるだろう」と行って消えてしまう。予言通り、大将が溺れ、唖然とする一行の前に、再び坊主が現れ、「夜に何かが起こる」と言い捨てて去っていく。すると、夜に、奇妙な赤い光線が光り出し、みんなはお互いを化け猫と思ってしまう。翌朝、レースをすることにしたカッパ、輝、デスクの前に、坊主の姿をした化け猫が現れた。輝は、ガンバロンになって戦いを挑む。化け猫は輝の自転車を奪い、デスクとカッパを追いかける。すっごい、暑そう。ガンバロンが追いついて戦いを挑むと、化け猫は、正体を現した。実は、この化け猫はドワルキンだったのだ! 今回は、夏の特番シリーズ(?)第1弾。ワルワル博士とワルベエの出演はなし。ムッシュもトブーン出動のワンシーンだけしか登場しない。今回のガンバロンは、目にバックライトがついていた。
第17話Index怪談シリーズ! ユーレイ屋敷1977.7.31知り合いの別荘を借りることになった少年タイムズメンバーは、自転車で出かけていく。カッパが地図を忘れたために、迷いながら、ようやく別荘に着いたのは、すでに夕方。夕立も降り出した頃だった。別荘に落ち着くと、なぜか不思議な足音が。輝たちが見に行くと、雨宿りをしていた女性と少年の兄弟だった。車がえんこしたという彼らを加えた一行。ところが、そこにまた謎の足音が。コツコツという響きは、忘れた地図を届けにきた百合だった。すぐに大将も加わった。夜になると、窓の外には幽霊が。翌朝、一刻も早く帰ろうとする一行だったが、いざ出ようとした瞬間に、ドアが閉まって閉じ込められてしまう。やがて、またしても幽霊が現れた。輝が追いかけると、その幽霊は、やはりあいつ、ドワルキンだったのだ。輝がガンバロンに変身すると、ドワルキンはイジワルンを使って攻撃を開始する。いつのまにか、別荘も空中高く浮かんでいた。輝の危機を察したゴエモンは、ムッシュにヒライダーの発進を指示。ようやく、幽霊騒動は解決した。今回は、話の繰り返しが多く、けっこう散漫。ガンバロンの声は、安藤一人ではなくなっていた。ダイバロンの出番もなく、話的には、第14話以降のストーリーとは、ぜんぜん別の流れで撮っているように見える。輝の髪は切ったばかりのように見えた。これがヒントかも。
第18話Indexグァム島シリーズ! マゼランの宝1977.8.7百合の新聞社が主催した新聞コンクールに優勝した輝たち少年タイムズのメンバーは、グァム島に招待される。グァムでは、地元の少年新聞の編集長、チッチと知り合う。海に浮かぶ二つの帽子。そう、それはワルワル博士とワルベエだった。磯間署長とめいのみどりも、ちょうどグァムにやってきた。あのマゼランの宝の地図を見つけたというのだ。翌日、輝たちは、マゼランの宝を探しにいく。ところが、そこに現れたのは、宝を守る魔人チャイフィだった。輝はガンバロンに変身し、チャイフィを追い返す。だが、怒ったチャイフィは、グァムの火山を爆発させるのだった。このままでは、みんなが危ない。だが、ダイバロンを呼ぶ時間は、ない。危機一髪のその時、ヒライダー、トブーン、バクシーンを連れて、ムッシュが姿を現した。果たして、火山の噴火を止められるのか。急げ、ガンバロン。今回は、16話同様、ガンバロンの目には、バックライトがついていた。体格もよく、腹のボタンは4つ×2列。声は安藤一人が担当している。なお、今回は、シリーズで唯一、天道輝が長ズボンをはいている(第14話のトレーニングウェアを除いて)。ちょっと、違和感。フジタ・タモンビーチホテルの協力。
第19話Indexグァム島シリーズ! 伝説の魔人1977.8.14チャイフィは火山を噴火させようとする。そこに出動したダイバロンは、噴き上がる溶岩を岩で抑えつけ、冷えるまで待つことで、なんとか火山の噴火を阻止。しかし、噴火に伴う大地震で、せっかくキキが用意してくれた食事はふいになってしまった。そこに現れたのが、ダイバロンを運んできた、ムッシュ。ムッシュは、世界各国の料理が得意で、代わりに料理を作ろうと申し出る。料理ができたところで、輝が食べようとすると、その皿を叩き落とした男がいた。その男は…、なんともうひとりのムッシュだった。なぜ、ムッシュが二人いるのか。一人のムッシュは輝に輝の両親からの手紙を持っているという。だが、どちらのムッシュが本物なのか、輝には見分けがつかない。ついに、二人のムッシュは決闘で本物を決めることに。二人のムッシュにはさまれて両腕を縛りつけられた輝は、翻弄される。その時、ひとりのムッシュのナイフが、輝の腕を傷つけた。もう一人のムッシュはそれを見て、慌てて決闘をやめようという。「やめたら、お前が偽物だぞ」「偽物でもいい。手当てが先だ」自分よりも輝を優先しようとするその心遣い。輝にはすぐにこちらが本物のムッシュだとわかった。正体を暴かれて逃げ出したニセ・ムッシュは、デスクたちに魔の手を延ばす。輝はガンバロンに変身、ニセ・ムッシュの正体を暴く。その正体は、火山騒動を起こした魔人チャイフィ、またの名をドワルキン! グァムまで来て悪事をたくらむのが、なんというか…。けっこう悪人になってしまっているのが、残念。営利誘拐の第9話以来、久々の悪人ドワルキンの再来である。ワルワル博士が出ていないためかしら。今回は、前回の第18話同様、ガンバロンの目には、バックライトがついていた。体格もよく、腹のボタンは4つ×2列。声は安藤一人が担当している。ワルワル博士とワルベエの出演はなし。
第20話Indexグァム島シリーズ! 怒りの巨人1977.8.21ガンバロンにひどい目にあわされたワルワル博士は、包帯をぐるぐる巻きにして痛みをこらえていた。それにしても許せないのはにっくきガンバロン。今度こそ、「キリキリキリ舞い」させてやる、と復讐を誓うのだった。その復讐とは、グァムの遺跡「ラッテストーン」を盗み出して、輝たちに一泡吹かせよう、という計画だ。ドワルキンは、ラッテストーンの身の代金として、グァム政府に1000万ドルを要求する。日本円では360億円になると、ワルベエは皮算用。これで老後にグァムに土地を買って…。チッチは、日本人が犯人と知って、輝たちと口もきいてくれなくなってしまった。ところが、ドワルキンを日本の恥と捉えたのは、誰あろう、磯間署長だった。責任を感じてドワルキンを追いかけるが、何度も斧でめった打ちに合い、重傷に。寝込んでしまった署長は、輝たちに頼るしかなかった。島じゅうを探す少年タイムズのメンバー。そして、ついに山奥でラッテストーンが見つかった! ところが、そのとき、ドワルキンの声が響き渡り、ラッテストーンを頭にかぶった巨大ロボットバッチーズドンが地面を割って現れた。こうなったら、ダイバロンを呼ぶしかない。輝はガンバロンに変身し、ダイバロンでバッチーズドンに戦いを挑む。パワーのバッチーズドン対ダイバロンの戦いは、辛くもダイバロンの勝利となった。バッチーズドンの頭部からラッテストーンを引きはがすと、ようやく遺跡は元のところに戻り、チッチと輝たちは仲直りすることができたのだ。グァム島シリーズでは、ロングはメガネをかけていない。今回も、第18話第19話同様、ガンバロンの目はバックライトつき。体格もよく、腹のボタンは4つ×2列。声は安藤一人が担当している。予告を見ると、次回のガンバロンは子供サイズだ。顔がでかいのだ。ところで、このグァム島シリーズは、3週にわたって放送されたのだが、ロケ期間はどのくらいだったのだろうか。1990年代のテレビドラマの場合、1日に撮影できる時間は、5〜7分程度といわれる。とすると、正味20分程度の番組なので、1話分を撮影するのには、最低3日程度かかることになる。3話分だから、合計すると10日弱。移動日を合わせると2週間程度か。放送は、8月7日から8月21日の間ということは、通常は、1カ月程度前に撮影するので、7月上旬から中旬ということになる。あるいは、7月下旬の夏休みに入ってから、ぎりぎりの撮影日程で撮影したのだろうか。第19話の二人のムッシュの対決シーンは、カットごとに撮り直すことも多かったはずなので、かなり手間のかかった撮影と思われるが…。
第21話Indexすごいぞ! 天才塾の子供たち1977.8.28第01話第02話のオソロシゴリラ(墓碑銘はおそろしゴリラ)、第14話第15話のキングゴリ(墓碑銘はなぜかメカコング)に続いて、第20話ではバッチーズドンまでもをガンバロンに退治されてしまったワルワル博士は、いとしい我が子たちの墓を作って悲しみに暮れていた。それにしても、悔しいと、思っていると、ちょうどデスクが塾に出かけるところだった。塾にピンときたワルワル博士は、さっそく悪巧み。その日を境に、少年タイムズからデスクの姿が消えたのだった。輝たちが心配していると、デスクのお母さんは、「天才塾のドワルキン先生」にデスクを預けたとにこにこ顔。輝たちが合宿所を探りに行くと、ほんとうに、ドワルキンが塾を開いていたのだった。洗脳されたデスクたちは、タイムズのみんなに襲いかかってくる。輝はガンバロンに変身するが、デスクが相手では攻撃ができない。武力で負けた(?)輝は、ペンの力で戦うことに。百合さんも日報新聞で援護する。ところが、デスクたちは、自らの意志でやっていることと抗議行動に。ペンでも勝てない輝は、困ってしまう。どうしたらよいか、悩んだ輝は、ドワルキンがひとりでいるところを奇襲する。だが、それもドワルキンの罠だった。隠れていたデスクたちがガンバロンに襲いかかり、ガンバロンもついに十字架に。そして、生きたまま埋葬されるガンバロン! これでいいのか。生き埋めになるガンバロンの目に、太陽が突き刺さった。「そうだ、僕は太陽なんだ!」こんなところで負けられないと決意したガンバロンは、ヒライダーの力を得てドワルキンを生け捕り、遠くの山まで輸送して、一対一での決闘を迫る。力と力の戦いでは勝てないのがドワルキン。「また負けた〜」という弱々しい悲鳴をあとに、姿を消すのだった。今回のガンバロンは、前半と後半で別人。前半は背が低く、後半(ドワルキンとの決闘時)は体格のよいいつものガンバロンであった。背の低いガンバロンは腹のボタンが2×2。後半のガンバロンは、腹のボタンが3つ×2列になっている。背の低いガンバロンは、第04話以降の久々の登場かも。また、背の低いガンバロンのマスクには、バックライトがないように見えるが、生き埋めにされるシーンで太陽を見たときには、第16話以来のバックライトが点灯する。いろいろあるのね、ガンバロンのマスクって。
第22話Indexたたりか! 暴れだした地獄魔神1977.9.4工事中の山中から、謎の巨大な人面像が出てきた。顔のサイズは35メートル。取材に走る百合と少年タイムズのメンバーたちだった。そこに現れたのが、古い巻き物を手にしたワルワル博士だった。ワルワル博士によれば、この巨石像は350年前に暴れた地獄魔人だという。出てくる数字が3と5なのが、いかにも「嘘の3、5、8」だ。「嘘の3、5、8」というのは、適当に数字を挙げていくと、なぜか3、5、8だけが繰り返されるというもの。たしかに、ワルワル博士の説明は、なにか怪しげだ。だが、その夜、ほんとうに地獄魔人は暴れ出した! そして、翌日にも暴れ出し、街を破壊していく。大将は、ワルワル博士が作ったシェルターに避難して一安心。だが、そこは、監禁施設だったのだ。少年タイムズのメンバーを閉じ込めたシェルターに迫る地獄魔人。輝は、ガンバロンに変身し、ダイバロンでそれを迎え撃つ。ガンバロンは、腹のボタンがふたつの標準バージョン。やや話はマンネリ的な展開であるが、最後の大団円がないのが特徴だ。
第23話Indexつかまえて! 赤ちゃん大脱走1977.9.11少年タイムズは、野球の試合をすることになり、ピッチャーとして友達の小泉シンゴを呼びに行く。だが、シンゴは日曜日でも仕事をしなければならないお母さんに代わって、弟の太郎の世話をすることになっていた。そこで、チーコが代わって子守をすることに。野球の試合が始まった。キャッチャーは輝。ファーストがデスク。実況を、のちの活躍を彷彿とさせるように、ロングが行っていた。チーコも興奮。乳母車を放って応援に加わった。そこにちょうど通りかかったのは、子供が好きなワルワル博士。つい、「かわいいのぅ」と抱き上げてしまう。だが、犬に吠えられて逃げようとしたワルワル博士の行動を誤解したのが少年タイムズのメンバー。よってたかってワルワル博士をタコ殴りにしてしまう。これって、オヤジ狩りじゃん。復讐を誓ったワルワル博士は、ドワルキンに変身し、乳母車にマシンガンつきコントローラを取りつける。乳母車が走り出し、行方不明に。少年タイムズのメンバーは手分けして、小田急線の走る街を探し回る。仙川治療院とかの看板が見える。このあたり、なにか、強烈なデジャビュを感じさせる場面だ。そういえば、子供の頃って、よくこんな風に、街を走り回っていたっけ。ようやく町外れで太郎を見つけたが、マシンガンは太郎の泣き声に反応して、弾丸を打ち出す仕様に。輝はお母さんを探しにガンバロンに変身する。お母さんは、小田急線町田駅で、事故のために列車が止まって立ち往生しているというのだ。ガンバロンが連れてきたお母さんは、太郎を抱き締め、ようやく平和が訪れた。それが気に入らないドワルキンが現れ、みんなを子供に逆戻りさせる光線を出し、久々のイジワルーンで攻撃を仕掛ける。ガンバロンが戦いを挑むが、イジワルーンに備えつけられた手錠で身動きがとれない。そこに緊急発進したトブーンがやってきた。爆弾つきイジワルーンから辛くも逃れたガンバロンは、イジワルーンをドワルキンに投げつけるのだった。話的にはちょっと行き詰まりを感じるストーリーである。ワルワル博士の性格づけが第08話第12話ごろの子供好きの寂しがり屋に戻っている。ちなみに、ワルワル博士は犬が苦手らしい。今回のガンバロンは、背が低く、口が開くタイプ。空を飛ぶシーンでは、あごの下に仕掛けが見える。
第24話Index本当!? 狼が街にやってきた1977.9.18輝と署長が話をしていると、そこに女の子が現れて、もうすぐ署長が事故に遭う、という。信じなかった署長だったが、ほんとうに事故が起こり、それに巻き込まれてしまった。輝は、ぴんときた。彼女には、予知能力があるのだ。だいたい、子供の頃には、直観像といって、直感で「わかってしまう」ことはよくあるものだ。女の子は、白と黒のボーダーを着ていて、デスクとカッパとチーコも同じ柄を着ている。いくら流行っていたとしても、ずいぶんだなぁ、と思っていたら、実はこれが伏線だった。ワルワル博士は水晶玉を使って、「ハライソ、ハライソ」と宇宙を放浪する狼男を呼び寄せようと躍起になっていた。今度こそ呼び出してみせる、といっていたが、前にもやったことあるのかな? ワルベエは疑心暗鬼だったが、街の魚勘のとなりの店に買い物にいくと、女の子が、オオカミがやってきた、と騒いでいる。これはやったな、ワルワル博士と、勇んで帰ると、そこにはほんとうに狼男がいたのだ。だが、まだ狼男は、街には出ていないという。すると…。ドワルキンにもピンときた。その女の子は、ユリ・ゲラーのように予知能力をもっているのだ。その女のこを襲ってしまえ、とワルワル博士は命令し、狼男は、出動する。そこに、ちょうど出くわしたのが、小田急線の見える街(世田谷の祖師谷の水道道路近辺か?)で新聞を配達していた輝とチーコだった。ちょっと前にチーコはドラム缶に襲われるところがあって、強烈なデジャビュ、じゃなくて、それは第10話でもそうだったんだって。脱線するが、ロケ地といい、ストーリーといい、今回は第10話ごろの雰囲気に回帰していますね。で、ストーリーに戻ると、輝は、ガンバロンに変身し、狼男と派手なアクションを繰り広げる(今日のガンバロンは動きがいい!)。無事狼男を撃退し、チーコと女の子は友達になる。彼女は田村あゆみというのだ。仲よくなった二人は、多摩川(狛江の五本松と、テトラポットのあるところ)を散歩。あゆみはチーコに帽子をプレゼントする。ガンバロンにやられて戻ってきた狼男を、ワルワル博士は手術してパワーアップ。額に宝石を埋め込み、「ガンバロン・ビームが当たったときが楽しみじゃ、ほっほっほっ」と不敵な笑いを見せる。ところで、ガンバロン・ビームって、なんじゃらほい、よくそんな技知っているなぁワルワル博士、と思っていたら、第09話で使った「バロンビーム」のことですね。どうも、第21話のキングゴリ-メカコングといい、シリーズのネーミングの奔放さは、ガンバロンの特徴のひとつであるようですね。で、復活なった狼男は、マントを振りかざし、月夜に暴れて、帽子をかぶったボーダーのTシャツの少女を襲い、さらに警官ら3人を殺戮する。あらら、ドワルキンって、人を殺したことはなかったんじゃなかったっけ? うん、そうだと思うが、えと、営利誘拐をしたことはあって、それは許せないと思うのだが、殺人はいけないなぁ。まあ、本人が手を下したわけではないので、殺人教唆、というところか。それにしても、「消してしまえ」だの「ぶっ殺せ」だの、まわりに殺人者がいると、影響力が大きいのだろうか。う〜ん。殺人現場にガンバロンの写真を残したので、例によって磯間署長は、ガンバロンが犯人だ、と思い込む。これも、以前に見たような感じ。この大人と子供の対立こそが、ガンバロンのテーマだとすると、グァム島シリーズでの署長との共闘は、特別なものだったのだな、と感じるのであった。チーコが自分の身代わりになったとすぐに気づいたあゆみは、自分が囮になって、狼男に復讐してやると、ナイフを片手に街を放浪する。輝もゴエモンの助言で、あゆみの危機を察知。あゆみを探し出すと、そこにちょうど狼男が現れた。輝はガンバロンに変身し、ガンバロン・ビームで狼男を威嚇。すると、なんと狼男は、(スーツを着たままで)巨大化した。「おぼっちゃまが危ない。全機緊急発進」とムッシュはダイバロンをガンバロンの元に送り出す。ところで、脱線ついでにいうと、ヒライダーについているダイバロンの頭部の部分は、そのままだと後ろ向きになってしまうように感じるのだが、どうなっているのだろうか。それと、ヒライダーの先頭は尖っているのだが、ダイバロンの頭部は、そこに刺さるのか? さて、ダイバロンに合体するが、バロン・クラッシュでも、狼男は倒れない。そこに、ゴエモンからの助言が届いた。「シルバースイッチを押せ」。狼男を倒す銀の弾丸が、ダイバロンの胸から発射された。ダイバロンはゆっくりと飛行して帰る。今回のガンバロンのアクションはひときわかっこよく、すらりと天に伸びるキックの素早さは、目に焼きつく。
第25話Index謎! 謎!? 怪人ドワルキン2人!?1977.9.25ドワルキンが現れ、大将を襲った。そこにかけつけた少年タイムズのメンバーが、ようやく大将を家に連れていく。だが、医者を呼びに行こうとした輝が家を出ると、火事が起こっていた。あわてて、着ていたTシャツを脱いで、火を消すデスクとカッパ。消し止めると、その向こうに、ドワルキンの姿があった。すぐに追いかけるが、ドワルキンは姿を消してしまう。そこに残っていたのは、ワルワル博士のシルクハットだった。これはワルワル博士=ドワルキンの動かぬ証拠と、磯間署長にかけあう輝たち。しぶしぶ任意出頭なら、と譲歩した署長だったが、そのとき現れたのは、ワルワル博士本人だった。博士は、30年愛用しているシルクハットを盗まれたと証言。そして、窓の向こうのビルには、ドワルキンの姿があった。そのドワルキンは、奇妙なドワルキン音頭を踊り、銃にもびくともしない。起こったタイムズのメンバーがかかっていくが、歯が立たない。再び現れたドワルキンは、署長たちをきりきり舞いさせた挙げ句、少年タイムズのバスに姿を消す。そこにいたのは、輝だった。輝はドワルキンではないか、と疑われる。が、ぼんやりとした輝は、反論もできない。家に帰った輝は、ムッシュとゴエモンに、催眠薬を盛られたこと、今回のドワルキンがロボットであることを教わる。そのころ、バスのなかで動き出したロボット・ドワルキンはチーコを連れ去ってしまった。輝はガンバロンに変身し、ロボット・ドワルキンと戦う。だが、力の尽きないロボット・ドワルキンは優勢だ。ついにガンバロンを気絶させ、本物のドワルキンの元へと連れていかれてしまう。だが、それはガンバロンの作戦だった。ロボット・ドワルキンの電子頭脳を、改造して正義のロボットにしてしまっていたのだ。だが、それさえもドワルキンは予測していた。強力なリモコンを使うと、ロボット・ドワルキンはまたガンバロンに向かってきた。ガンバロンは、バロン・ウィングをブーメランのように使って、ロボット・ドワルキンを退治した。度重なる失敗にがっくりきた番頭ワルベエは、ついにもうやってられない、とお暇をもらうことを言い出す。今日のガンバロンは、腹に2×2のボタン、空を飛んでいるときは、小さなタイプだった。すると、「吊り」のシーンは小さいガンバロンがやっているのかも。気絶させられたガンバロンは、目が光るタイプだった。
第26話Index巨人ドワルキン対ダイバロン1977.10.1ワルベエに愛想を尽かされそうになったドワルキンが、ついに本気になった。第14話第15話のキングゴリとダイバロンの戦いを分析し、ついにダイバロンの弱点を発見したのだ。そして、さらにチーコや輝を観察するドワルキン。チーコは、いじめっ子のガンタにいじめられると、すぐに輝に頼っていた。ガンタに、「頼るところが許せない。いいつけるのが許せない」といわれた輝は、チーコを甘やかしてはいけないと、急にチーコに辛く当たる。チーコが輝に、輝はガンバロンに関係していて、ガンバロンはダイバロンを呼ぶ、という分析をし、さらにチーコが頼る輝にガンタが敵わないのは、輝の方が年上で大きいからだ、と理論づけるドワルキン。そうだ、大きいものには敵わないのだ、と、次なる作戦は、自ら大きくなって、戦うというものだった。チーコの前に現れたドワルキンは、巨人薬を呑んだドワルキンだった。輝はガンバロンになり、ダイバロンを呼ぶが、ダイバロンの弱点、すなわち、合体したダイバロンの腹部に入っているガンバロンを集中攻撃すれば、ダイバロンは性能を発揮できない、と見切ったドワルキンの連続ドロップキックで、ダイバロンはヒライダーとバクシーンに分解してしまう(ところで、今回ムッシュは、発射の指示を出さなかった)。ついに、ドワルキンが勝利を収めたのだ。なんというか、おとなげないなぁ。うれしいのか、そこまでやってしまって、ドワルキン!? これまでのドワルキンは、輝やガンバロンに考え方を合わせて、遊んであげていたように見えたのだが、ついにワルベエの愛想づかしもあって、本気になってしまったのかもしれない。本気になった大人に、子供が敵うはずなんて、ないんだよなぁ。怪我をしてしまった輝は、すっかり自信を喪失。ゴエモンに頼ると、ゴエモンから、「お前も頼るのか、ガンバロン」と一喝されてしまう。その頃、自立したチーコは、ガンタと仲直りしていた。仲直りなどという言葉が気に入らないのがドワルキン。もういちど現れるが、自信を取り戻したチーコとガンタの石投げ攻撃で石が角にあたり、ほうほうの体で逃げ出し、巨人薬を飲んで復讐を図る。そう、ドワルキンにも弱点があった。頭の角だ。もういちどダイバロンがやってきて、ドワルキンに戦いを挑む。チーコとガンタは、声を張り上げて、「ドワルキンの弱点は、角だ」とアドバイス。ダイバロンは、ドワルキンのタックルを見切って、ロケットパンチやダイバロン・クラッシュで攻撃。ドワルキンに連勝はないのだった。今回のガンバロンは、ボタンふたつのタイプ。ワルワル博士は登場しなかった。また、予告がなかった。終了が間近くなってきたためかもしれない。
第27話(制作No.5)Index見たぞ! デスクがロボットに1977.10.8ビデオ未収録。まず、オープニングが変わっていて、いきなり度肝を抜かれる。しかも、今回から、大人の登場人物はいなくなってしまった。唯一大将だけが登場するが、ドラマの内部ではなく、ストーリーの前後につけられた語り部としての登場だ。大将が座っている回りには、ガンバロン人形、ダイバロン人形、そして壁にはガンバロンのロゴが貼りつけられている。このロゴは、ロゴの部品を手貼りで貼ったためか、全体の印象は、本物のロゴとは、似ても似つかないのがちょっとご愛敬。さて、大将語るところによれば、デスクが少年タイムズを解散するといいだしたとか。どうしたことか。というところで、ストーリーが始まる。カッパがあわてて走っている。千葉県・御宿のホテル・ニューハワイで行われる編集会議に遅刻しそうなのだ。会議の席で、デスクは第24話の狼男とドワルキンの悪事の映像を見せ、次の号をドワルキンの悪事暴露特集とすることを話す。これを見張っていたのが、ドワルキンだ。デスクが資料を取りに戻ったところをエレベーターで待ち伏せし、またしても悪だくみをたくらむ。部屋に戻ってきたデスクは、いきなり特集はやめ、「少年タイムズは解散する」と断言。出て行ってしまう。納得がいかない輝たちは、デスク抜きで、少年タイムズを発行することに。翌日、刷り上がった新聞を、輝たちは、手分けして、御宿の町に貼って回る。とある民家に潜伏していたドワルキンは、ロボットのワルワル・デスクに、その新聞をはがしてこい、と胸のゼンマイを巻きながら命令する。ワルワル・デスクは、ドワルキンの作った、デスクそっくりのロボットなのだ。この胸に金属機械が見えるシーンは、70年代によく見られた特撮の手法だ。バイオニック・ジェミーのフェムボットなんかで、おなじみ。ゼンマイなのが、ご愛敬だけど。出動したワルワル・デスクは、タイムズを次々とはがして回る。それを知った輝たちは、デスクともみ合いに。そのとき、輝の手が、デスクのシャツにひっかかり、ワルワル・デスクの正体が明らかになった。逃げ出したワルワル・デスクを追いかけた輝は、ガンバロンに変身し、ワルワル・デスクを一蹴する。ちなみに、今回のガンバロンはシリーズのこれまでの役者とは別の方になっている。コスチュームを着たところは、少し細身に見える。腹のボタンは4×2列。ドワルキンは民家に人質にしていたデスクを盾にするが、デスクはドワルキンの腕にかみついて脱出、ガンバロンと激しい戦闘に入る。劣勢のドワルキンは最後の手段と、巨大化した。ガンバロンは「コチャコイ、ダイバロン」とヒライダー、バクシーン、トブーンを出動させ「ダイバローン」とだけ叫んで合体させる。巨人ドワルキンとの対決は、16面マルチフリーズなどを活用した斬新的な演出だが、どう見ても、第26話を流用したもの。ドワルキンの退治して、少年タイムズのメンバーは、再び、ドワルキン特集号を作るのだった。エンディングでは、またしても大将が解説役に。さて、ほとんど第26話までとは異なる作り方をしている今回からのガンバロン。その理由は、土曜の朝7時から放送ということもあり、視聴率が低かったための予算の低下などと推測される。たとえば今回は、登場人物が極端に少なく、かつ(タイアップ)ロケで、制作費も抑えていると考えられる。バンクフィルムの使用も多く、新規撮りおろしのシーンも少ない。特撮のシーンがなく、ロケといってもタイアップであれば、費用はあまりかからないだろう。新聞を刷っているシーンは夜に撮影できるから、最大でも3日程度で撮影は終わったはずだ。それ以外にも興味深いところがある。というのは、第26話に出てきた輝と、今回の輝は、髪型があまりにも違うのだ。第26話のときは、髪を切ったばかり、という感じでおかっぱに見えるのだが、今回はしっくりと髪型が決まっている。つまり、時間的に相当撮影期間が開いているように見えるのだ。この間に、相当な方向変換があったのではないか。今回の話がビデオに未収録なのは、バンクフィルムが多いためかもしれない。ストーリーとしては新規性があるが、大人の登場人物がいないと深みがないのは本当だ。とはいえ、これからストーリーはまだあと5話分もあるのであって、その中から何かが見えてくるのかもしれない。今回も、予告編はない。
第28話Index大変! 輝がドワルキンの味方!?1977.10.22第27話がビデオ未収録のため、ビデオでは27話に。御宿に来ている少年タイムズのメンバーは、取材力の向上を目的として、オリエンテーリングを行うことになった。輝だけが先に出発し、残るメンバーが歩き出そうとしたそのとき、カッパが双眼鏡を拾った。その双眼鏡は、ドワルキンが超小型テレビカメラを仕込んだ、いたずら双眼鏡だった。カッパが双眼鏡をのぞくと、月の砂漠の像のところに、ドワルキンが見え、そこに輝がやってくるのが見えた。続いてやって来たのはガンバロンだった。ドワルキンとガンバロンと輝が、仲よく話をしている! カッパはデスクに、そして、ロングにと次々と双眼鏡を渡していく。だが、「ドワルキンと輝にいちゃんが仲良しだなんて、そんなこと信じない」と輝を信じるチーコ。「自分の目で確かめてみればいいわ」と、チーコに双眼鏡を渡そうとしたその刹那、双眼鏡を持つ手が滑って、双眼鏡は崖の下に落ちてしまう。それを拾おうとしたチーコは、足を滑らせてしまうが、そこにちょうど戻ってきたのは輝だった。輝は必死にチーコを助ける。ようやくほっとした少年タイムズのメンバーは、ホテルに戻ることにするが、輝への疑いがメンバーの心に、暗くのしかかっていた。一度はホテル・ニューハワイの802号室に用意した「少年タイムズ出張所」に戻ったデスクたちだったが、輝への疑いが晴れるまで、輝を外して、場所を変えて相談をすることにした。残った輝は、なにも知らないまま、デスクたちの食事の用意をしていた。デスクたちが戻ってくると、輝の作った食事が用意されていたが、その中には、いつのまにかドワルキンが石ころをいれていたのだった。疑いが確証になってしまったデスクたち。輝への疑いを晴らすために、チーコは崖に落とした双眼鏡を取り戻しにいった。夜になっても帰ってこないチーコを心配する少年タイムズのメンバーたち。輝は、デスクから疑惑の全貌を聞き、チーコと同じく双眼鏡がキーだと気づいた。そして、きっと帰ってこないチーコは、双眼鏡を取りにいっているに違いない。メンバーはすぐに、チーコと双眼鏡を取り戻しにいく。崖下に降りようと危険を冒していたチーコだったが、ようやく輝が間に合って、なんとか救い出すことができた。チーコが気づくと、輝は双眼鏡も取り戻し、分解して真実を暴こうとしていた。そこに現れたのが、神出鬼没のドワルキン。「証拠を残すのは好きではないのだ」と言い捨て、輝の手から双眼鏡を奪い取り、逃げ出してしまう。輝は、ガンバロンに変身し、ドワルキンを追い詰めるが、またしてもドワルキンは巨人ドワルキンに変身する。輝はダイバロンを呼び、ダイバロンパンチとダイバロンクラッシュで、ドワルキンを退治する。今回も、前後に解説があり、大将役の石川進が「ガンバロンの正体は輝なんだけど、おっとこれは秘密だった」などと持ち味を出している。今回の輝は、シリーズ随一の格好よさ。なお、ドワルキンが巨大化するシーンから、ダイバロン・クラッシュまでは、完全に第27話のバンクフィルムで、まったく同じ映像である。これで、第27話がビデオ化されなかった理由が、またひとつわかったように思う。ちなみに、この映像のオリジナルは、第26話で作られたものであり、つまり2週分、新作の特撮カットはないのだ。今回も予告はない。なお、第27話からガンバロンを演じている役者が変わり、やや細身になった。
第29話Index飛び出せ! 僕らの力を試す時1977.11.12第27話がビデオ未収録のため、ビデオでは28話に。御宿に滞在している少年タイムズメンバーは、「もやしっ子」と呼ばれないように、1泊2日の徒歩旅行で、自分たちの力を試すことにした。みんなは出発するが、カッパはホテル・ニューハワイの前にあるビーチで、第21話のドワルキンとガンバロンの戦いを回想する夢を見ていた。そうさ、ドワルキンがいても、いつだってガンバロンは助けてくれるんだ。そんな甘い夢を見ていたカッパをたたき起こした輝は、みんなに追いつこうと歩き始める。だが、依頼心が芽生えたカッパは、「歩くのは得意じゃない。泳ぎなら得意なんだけど」とぼやいてばかり。そこにちょうど通りかかった車が、二人に乗せていってあげると声をかけてくる。カッパはさっそく車に乗ってしまうが、男はもちろんドワルキンで、またしても邪魔しにきたのだった。カッパが乗り込むと、シートベルトが自動的に閉まって身動きが取れなくなってしまう。すわ、誘拐か! という展開だが、すぐに輝はガンバロンに変身し、走って車を追いかけ、なんとかカッパを救い出す。救い出すまでは腹のボタンが4つのガンバロンだが、救った後に一瞬だけ、子供サイズでボタンふたつのガンバロンが現れるシーンがある。このボタンふたつのガンバロンは、安藤一人本人かもしれない。カッパを救ったことで、またしてもカッパは、ガンバロンに依存してしまうのだった。やがて、山の中に入ると、ドワルキンの持ち出した巨大磁石で、方位磁石が狂ってしまい、タイムズメンバーはあわや遭難か、という状態に。だが、落ち着いた輝は木の切り株を見て、正確に方角を知り、ドワルキンのいたずらをあっさり見破ってしまう。時間をロスしたタイムズメンバーだったが、河原についたところで、火をおこして一休み。ラジオを聞いていると、急に天候が変わったというニュース。そうラジオジャックまでやってのけるのが、ドワルキンのいらずら心だ。輝は、滝を越えれば2時間でつくと判断。一行は滝に向かうことになる。滝につくと、輝はロープを渡して、渡ろう、と提案し、Tシャツをぬいで上半身裸になると、滝つぼに飛び込んで、ロープを渡そうとする。子供の冒険を描くこのシーンは、子供の頃に森や川で遊んでいた思い出を蘇らせる、強い郷愁を呼び覚ますシーンだ。ちなみに輝役の安藤一人さんは、水泳部に所属していたとのことで、本来なら泳ぎが堪能のはず。第14話で泳ぐシーンでも力強い泳ぎを見せていたのだ。だが、役どころ的に、今回は川を渡るのがうまくいかない。最初は「どうせ輝がだめでも、ガンバロンが助けてくれるさ」とたかをくくっていたカッパだったが、輝のひたむきな姿に心を打たれ、「おれがやるよ」と川に飛び込む。タイムズのメンバーの動向を滝の上から見守っていた(?)ドワルキンだったが、カッパが川渡りに成功しそうになると、すぐに邪魔に入る。山の中から滝の下まで、ずっとタイムズのメンバーの後をついていくドワルキンは、いたずらをしたりもするのだが、子供たちの冒険を見守るやさしいおじさん的な雰囲気も醸し出しているのが興味深い。怒った輝はガンバロンに変身し、ドワルキンを一蹴する。ガンバロンに敵わないドワルキンは、四度、巨人ドワルキンに変身する。輝はダイバロンを呼び、ダイバロンパンチとダイバロンクラッシュで、ドワルキンを退治する。ホテルに戻ったカッパは、「ガンバロン みんなガンバレ ガンバロン」などと俳句をひねってみせるのだった。今回も、前後に解説があり、大将役の石川進がパネルを持ち出し、「切り株の広いほうが南」と説明していた。例によって、ドワルキンが巨大化するシーンから、ダイバロン・クラッシュまでは、完全に第27話のバンクフィルムで、まったく同じ映像である。これで3週分、新作の特撮カットはない。今回も予告はない。
第30話(制作No.6)Indexあぶない! 拳銃に狙われた四人1977.11.26ビデオ未収録。大将役の石川進が、ノリノリの解説を見せ、話はスタート。御宿に滞在している少年タイムズメンバーは、自然環境の調査報告記事を書くために、釣りをして釣果を確かめていた。キャッチアンドリリース。タイムズでダントツの釣り名人となった輝は、現在にも通じるスポーツフィッシングを実践。一方、釣ったら食べる派のカッパは、女性陣にいじめられて、立場がない。おいおい、それでいいのか! いくらリリースしたとしても、傷ついた魚は自然の中では長生きできない。それなら食べるほうが、理にかなっているんではないだろうか、という議論はある。それはさておき、別の釣りポイント(第29話の滝)にやってきたカッパが釣りざおを垂れると、かかったのは魚ではなく、ドワルキンのトマホーク(斧じゃなかったのだ!)だった。トマホークのドクロが光ると、催眠光線が出て、ドワルキンはカッパに催眠術をかけていく。「渡した拳銃で、輝、デスク、ロング、チーコの順に、撃ち殺せ。失敗したら、自殺しろ。期限は3時間以内だ」というのだ。カッパを心配したチーコが、追いかけてきて、物陰からドワルキンの様子を見ていたが、(今回のドワルキンはめずらしく冴えていて)捕まってしまう。カッパもチーコも帰ってこないので、不振に思った3人は、森の中を探しに出る。やがて、チーコを探す輝を残して、デスクとロングは、一度御宿のホテル・ニューハワイに戻ることに。そこには、先回りしていたカッパがいるが、カッパへの暗示は、「輝を最初に」であったため、カッパは銃を撃てない。混乱したカッパは、輝を探しに飛び出していく。捕まったチーコは、なんとかドワルキンが酔いつぶれた隙に縄を振りほどく。そして、様子を見に行った隙をねらって、ようやく脱出に成功する。そのころ、輝はまだチーコたちを探していた。だが、ドワルキンの指示も残り10分となったとき、森をさまよう子供たちのうち、出会えたのは、カッパと輝だった! 余談ですが、森でさまよう子供たち、というテーマは、グリム童話や真夏の夜の夢を彷彿とさせるコンセプトであります。輝と出会ったカッパは、早速銃を構える。そこに飛びかかったのはデスクだった。輝、デスク、カッパがもみ合いになり、銃は遠くに投げ飛ばされる。それを見ていたのはロング! だったが、いち早く銃を手にしたのは、催眠術の効果が効いているカッパだった。カッパは銃を輝に向ける。そして、次にデスクに。ロングまでもが倒れるが、チーコが皆のところにたどり着いたとき、3時間の命令を守れなかったカッパは、自分のこめかみに銃を向け、はかなくなっていたのだった。残るチーコを安らかにしてやろうと、ドワルキンは五度、巨人ドワルキンに変身する。そこに、なぜか、トブーンがやってきて、ガンバロンが、ダイバロンが現れた! ダイバロンは、バロンパンチ(ダイバロンパンチではなく)、バロンクラッシュ(ダイバロンクラッシュではなく)で巨人ドワルキンを退治する。さて、なぜ、輝たちは無事だったのか。不思議になるチーコに輝が種明かしをした。いち早く、ドワルキンの悪事を見抜いた輝は、銃が投げ出されたときに、ロングに指示して、モデルガンとすり替えさせていたのだ。カッパが撃ったのは、全部空砲だった、というわけ。カッパが気を失ったのは、思い込みのためだったわけだ。今回の話も当然、例によって、ドワルキンが巨大化するシーンから、(ダイ)バロン・クラッシュまでは、完全に第27話のバンクフィルムで、まったく同じ映像である。これで4週分、新作の特撮カットはない。今回も予告はない。しかも、今回はガンバロンの撮り下ろしシーンまでなかった! さて、そこで、今回の話がビデオから外された理由だが、いくつか考えられる理由はある。ひとつめは、子供同士が銃で殺し合うシーンは、1990年代後半にアメリカで頻出したとはいえ、あまりに子供番組にはそぐわないと考えられたこと、第二に特撮シーンがゼロであること。第三に、脚本が(やや)御都合主義であること、などである。いくらなんでも、明らかに2連発とわかる銃で4発の弾丸を連射するのは、子供番組とはいえ、ちょっとやりすぎな気がする。果たして、どれが真実なのかは、今のところ明らかにはなっていないが、もし予算の都合で2話を外さなければならないとしたら、本話がその第一候補となるのは当然なのかもしれない。
第31話Indexバクハツ! 黄金のカブト虫1977.12.17第27話第30話がビデオ未収録のため、ビデオでは29話に。御宿の海岸で、ドワルキンは、10年がかりで作り上げた傑作「黄金のカブトムシ爆弾」のテストを行っていた。この黄金色のカブトムシは、背中に触れるものがあると、大爆発を起こすのだ。テストの成果は上々、「3日後の『オレ』の誕生日には、3万匹の黄金カブトムシが、タヌキ森から飛び立つだろう」と勝ち誇る。実は、テロを行う場合には、細かくて小さいものを多数配置したほうが、処理しきれないので厄介だ、ということがわかっている。カンボジアの地雷などがそうだ。これまでのドワルキンの計画史上、最悪に近い計画がこれだ、といって過言ではない。だが、そのドワルキンの計画を、耳にしていたのは、少年タイムズのロングだった。ロングは、すぐに少年タイムズメンバーにそのことを伝えようとするが、ドワルキンに見つかって、崖に追い詰められてしまう。「さあ、ここでオレに殺されるか、それとも飛び降りるか」ドワルキンは、ロングを挑発する。ロングは、意を決して、崖から海に飛び込んだ! そして、見事なクロールで、ドワルキンの魔の手をかいくぐり、脱出。ドワルキンは泳げないので、地団駄踏んで悔しがった。ロングが向かったのは、カブトムシが眠るというタヌキ森だ。そこには、ロングを心配した輝たちも集まってきていた。そして、トマホークにつけられた警察犬の数万倍の威力をもつ追跡装置に、ロングの匂いをかがせたドワルキンもやってきた。ロングは万国共通の石サインで石を3つ重ねてSOSを示すようにして、自分の居場所を知らせていく。輝たちはそれを見つけてロングの後を追いかける。ロング/輝/ドワルキンの追跡劇の一方、タヌキ森では、3日後に飛び立つはずの黄金のカブトムシが、一匹だけ土の中からはい出してきていた。そして、輝たちの回りをなにかを伝えたそうに飛び回り始めた。やがて、輝は、そのカブトムシと、海岸の爆発現場に残されていたカブトムシの脚を結びつけ、カブトムシが爆弾であることを察知する。試してみると、ほんとうにカブトムシは爆弾だった! 輝は、戻ってこないロングは、ドワルキンに追われているのではないかと考え、腹ボタン4つのガンバロンに変身。ロングに、バロンテレパシーで、「最後まで諦めるな」とメッセージを送る。ロングは、ガンバロンの励ましで、ドワルキンが泳げないことを思い出し、川を渡って、ドワルキンから逃げ出す。が! ちまちました追いかけっこに飽きたドワルキンは、六度、巨人ドワルキンになって、ロングを踏みつぶそうとする。森からいきなり巨人ドワルキンが現れたのを見たガンバロンは、ダイバロンを呼ぶ。ダイバロンは、バロンパンチ(ダイバロンパンチではなく)、バロンクラッシュ(ダイバロンクラッシュではなく)で巨人ドワルキンを退治する。さて、気になるのは最悪のテロとなる可能性をもつ3万匹のカブトムシ爆弾だが、森に戻ってきた輝は、「ガンバロンにカブトムシを無害化する薬を作ってもらったよ」と説明するのだった。10年がかりで作った爆弾を一瞬で無害化できるほどすごい科学力をもっているのだから、ドワルキンがガンバロンに敵わないのは、当然かも。でも、そんな薬があるのだったら、カンボジアにいって地雷をなくして。今回の話も当然、例によって、ドワルキンが巨大化するシーンから、(ダイ)バロン・クラッシュまでは、完全に第27話のバンクフィルムで、まったく同じ映像である。これで5週分、新作の特撮カットはない。今回も予告はない。今回も、前後に解説があり、大将役の石川進が「SOSは石を3つ重ねて作る」と説明していた。ナレーションも大将役の石川進。このころからすでにデパートでカブトムシが売られていたことを示すような話題もあった。ストーリー的には、ロング大活躍。ところで、ドワルキンの一人称は「オレ様」だったような…。いよいよは最終回だ。
第32話(最終話)(制作No.4)Indexぶっとばせ! 嘘つきドワルキン1977.12.24第27話第30話がビデオ未収録のため、ビデオでは30話に。これでビデオは10巻全30話。御宿のホテル・ニューハワイでチーコは祖母に電話をしていた。そして、祖母の話によれば、御宿から汽車(!)で1時間くらいのところにある「キルワド神社」では、いまも供え物の習慣があるという。早速取材に出かける少年タイムズのメンバー。D51と「実谷」行きのバスを乗り継いでやってきた農村で取材を開始する。だが、村人たちは、そんな少年タイムズのメンバーを遠ざけるような態度をとる。理由がわからない輝たちは、直接神社に行ってみる。そこには、頭に角が100本ある鬼が祭られているというのだ。そう、その鬼は、ドワルキンだったのだ。輝たちが神社の回りをかぎ回っていることを知ったドワルキンは、またしても村人に指示を出す。「チーコを生け贄にするのだ」。神社の鬼には絶対服従の村人たちは、海岸で会議をしていたタイムズのメンバーに近寄り、チーコを連れ去ってしまう。その夜、チーコが閉じ込められている部屋に忍び込んだデスクと輝。輝はチーコを救い出すと、代わりに長持に入った。翌朝、村人たちは神社に供え物をもってやってきた。やがて、村人たちが去ると、神社の中から、鉤爪の生えた腕が伸び、そしてドワルキンが現れた。待ち構えていたロングは、キヤノンの一眼レフを使ってドワルキンの写真を撮りまくる。それに、ドワルキンも気がついた。そして、ロングの隣にチーコがいることにも。すると、長持の中にいるのは!? ドワルキンが長持に近づくと、そこから飛び出してきたのは、小さなスーパーマン! ガンバロンだ。久々に登場したガンバロンは、少し細身で腹のボタンは4×2列の第27話バージョン。第27話と同じように激しいアクションを見せる。そして、劣勢のドワルキンは、巨人ドワルキンに変身する。例によって、ドワルキンが巨大化するシーンから、(ダイ)バロン・クラッシュまでは、完全に第27話のバンクフィルムで、まったく同じ映像である。結局これで6週分、新作の特撮カットはなかったわけだ。今回も前後に解説があり、大将役の石川進が「昔は生け贄を助けるガンバロンがいなかったから、大変だったんだねぇ」と暢気に説明している。さて、その解説はいいのだが、暢気ついでに、「来週もまたガンバロ〜ン」とつけ加えているのはどうしたことか。打ち切りに近かったのか、あまりシリーズのエンディングらしくないエンディングではあるが。とはいえ、打ち切りというには、第26話あるいは第27話から、5〜6回は「少年タイムズ・御宿冒険篇」が続いていたわけであり、かなりしっかりとした構成は感じさせるものがある。また、一方で、今回は輝たちの服装が半そでだったり、村人の服装が夏服だったり、日射しがかなりきつかったりと、どう見ても、撮影が夏に行われたように見えるのだ。とりわけ、輝の着ていた黄色い半そでのTシャツは、第25話から着ていたものであり、かつ第31話では着ていなかったものなのだ。とすると、この話の撮影は、第31話以前だったのではないのか? ガンバロンが登場することを考えると、第27話と前後して撮影されたのではないか? それ以降に、ガンバロンの登場シーンはほとんどないのだから。とすると、ほんとうに最後に撮影されたのは、実は第31話だったのではないのだろうか? 果たして。謎はなぞのまま、ひとまずガンバロンは終了するのだった。 追記。2001年5月に、小さなスーパーマン ガンバロンのシナリオがYahoo!オークションに出品され、ぶっとばせ! 嘘つきドワルキンの制作No.は、4であることが判明した。(2001/05/27)

ビデオ・再放送

IndexWhat's New!ストーリーみどころキャストサブタイトル参考資料関連リンクコラム太陽の少年、天道輝のコスチュームガンバロン掲示板(テスト)
パックインビデオ/パラマウント(いずれも廃業)から。3話入りで9巻まで確認しているが残りは未確認。現在きわめて入手困難。マイナーヒーローファイル ファイルNO,13 小さなスーパーマン ガンバロンのホームページによれば、全38話(うち6話は再放送)ということなので、あと5話が手に入っていないということになります。小さなスーパーマン ガンバロンのあしあとでは、第32話の放送日までが入っている。ただし、当時の新聞には、サブタイトルまでは、書かれていないため、放送話数と日時の確認はまだできない。
ところで、残りの5話のビデオ、どなたか、ゆずっていただけないでしょうか?
CSキッズステーションにて、1997年ごろに放送。ほかには再放送されていない幻の番組である。なお、CSでは、1998年6月までの再放送予定には入っていない。
ディレクTVのページでは、今後2週間の番組を検索できるようになっているので、定期的に検索するといい。
1999/1/26に、村上 幸太郎さんから情報提供いただき、ビデオは全10巻で第27話の「見たぞ! デスクがロボットに」と第30話の「あぶない!拳銃に狙われた四人」が収録されていないということ。ビデオ版では、全30話になっているのだ。
ここで、疑問なのは、収録されていない2話が、なぜ収録されなかったか、ということである。最初の放送が1977年であったことを考えると、放送コードにひっかかってしまったということが、いちばん最初に考えられる話だ。
だが、もともと、土曜の朝に放送していたとか、子ども向けであったということを考えると(子どもが残酷でないとはいわないが)、いわゆる放送禁止用語(○チガイとか)を連呼していたというのは、あまり考えにくい。
でも、「見たぞ! デスクがロボットに」というタイトルと、朧げな記憶を合わせて推測すると、もしかして、ロボトミー系みたいなアブナイ話だったかもしれない。
また、内容的な問題はなく、単に3話ずつ収録していて最後が2話になるとビデオにはなりにくい、というような判断だったかもしれない。CSでの再放送時に、この2話を放送しているのであれば、単に営業的な問題であったのかもしれない。
1999/5/5 6月に、ファミリー劇場で再放送があるという情報を入手。詳細は不明。
1999/5/11 「小さなスーパーマン ガンバロン」は、1999年6月にファミリー劇場にて放送予定があることが判明。
SKY PerfecTVによれば、毎週日曜日の同時刻を予定しており、再放送は、火曜日18:30〜と水曜日7:30〜を予定しているとのこと。さあ、楽しみになって参りました。

参考資料

IndexWhat's New!ストーリーみどころキャストサブタイトルビデオ・再放送関連リンクコラム太陽の少年、天道輝のコスチュームガンバロン掲示板(テスト) 「小さなスーパーマン ガンバロン」(日本テレビ/読売新聞社)/1977年7月20日刊行。B5変型。カラー24ページ、単色カラー22ページ。塗り絵などもある子ども向け絵本。カバーに当時の安藤一人さんの住所が印刷されているというけっこうトンデモ本(なお、1998年現在、安藤さんはすでに移転している)

「宇宙船SPECIAL '70年代特撮ヒーロー全集」(朝日ソノラマ)/ただし、キャスト(古川を市川)、役名(天道を天堂)などで誤植を散見。本ページの放送日は、第1話と最終話以外は、基本的に本書を参照しているが、27話と28話の順番が異なるなどの疑問点が存在する。(この疑問は、1999/1/26のビデオ情報で解決)

「B-CLUB vol.148」(BUNDAI)/大研究:合体ロボットに、1ページでガンバロンとダイバロンを紹介。CGイラストで、イラストは大門アキラ氏。また、香坂真帆氏の連載「空想 流行通信」(FINAL/Vol.57)では、「ACT:1 永遠の少年たちよ…」と題して、天道輝のファッションをモノクロイラストで紹介。「天童(ママ)輝はほどよく硬軟を取り入れてかっこよくまとめた、正しい少年ヒーローっぽい感じ(笑)」と評している。天道を天童と誤記しているのががっくりだが、イラストはわかりやすい。なお、このイラストは、「白いポロシャツ、グレーのスナップシャツ、白黒ストライプ半ズボンに黄色のハイソックス」(+バスケットシューズ)で、本篇では3〜8話で見ることができる。

LD「東映TV特撮主題歌大全集2 1976〜1987 宇宙鉄人キョーダインから光戦隊マスクマンまで」/安藤一人さんが「ガンバロン」に続いて出演した「透明ドリちゃん」のオープニングとエンディングを収録。

月刊「MobilePRESS」1998年7月号(技術評論社)/モノクロ1/2ページで、安藤一人インタビュー「21年目の小さなスーパーマン ガンバロン」を掲載。


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コラム

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2000/03/25
YujiNのガシャポンSRシリーズ 特撮ヒーローコレクション バロン編がついに発売。あっという間に、6000円使って、30個を入手してきました。内訳は、次の通り。
6000円の内訳
名前カラー版スケルトン版
シュミットG62
マッハバロン62
レッドバロン51
ガンバロン50
ダイバロン21
スケルトン版もあるようです。この割合でいくと、ダイバロンはかなり少ないのかも。でも、30個やって、とうとうガンバロンのスケルトン版を入手できなかったのです。くそ〜。もういちど、やりにいくしかないか。でも、ガシャガシャやっていて、指にまめができてしまったよ〜。さて、ガンバロンですが、この面はど〜もガンバロンには似ていないなぁ、と思うのです。本物は、もっと頬がぷくっとしていると思うんだけど。足も短いし。でも、バロンウィングが外れるのは、ちょっといいかも。あと、ダイバロンは、両肩のノコギリ(?)が外れますね。これも楽しめそう。いちおう、上半身と下半身は別々の造形なので、「合身ダイバロン!」ごっこをやって楽しめるかも。
2000/01/25
実は、ガンバロンは打ち切りだったのではなくて、放送延長だったのではないか? というのは、ガンバロンの前に放送されたバロンシリーズの「マッハバロン」や、ガンバロンへの影響の色濃い「少年探偵団BD7」は、どちらも放送が26話なのである。とすると、もともとガンバロンも26話で構成されていて、それが都合によって32話に延長されたのではないか?
2000/01/10
ガンバロンの全話を通した疑問点。途中で大人の登場人物が出なくなった理由は?/輝の住んでいたという設定の家の場所は?/タイムズのバスのあったガソリンスタンドは? 埼玉/放送されなかった話はあるのか?/最終回が最終回らしくない理由は?/輝の両親はどうなった?/伊豆ロケ、グァム島ロケ/御宿ロケなどロケが多かった理由は?/御宿にはどのくらい滞在していたのか?/こうしたことも、いつか確かめてみたいものです。
1999/12/20
ガンバロンの全話を通してみていくと、(1)初期、(2)中期、(3)ロケ期(グァム、幽霊シリーズ)、(4)後期、(5)子供たち編(少年タイムズ・御宿冒険篇)のおおまかに5種類のストーリーがあることがわかる。(1)の初期は、ワルワル博士は、いたずら好きな街の発明家であり、ドワルキンの悪事もいたずらの域を超えない。(2)の中期はドワルキンの悪事がエスカレートする時期だ。(3)のロケ期は夏休みを楽しめるスペシャル版。(4)の後期には、ドワルキンの悪事は(1)の初期に回帰するように見える。つまり、(2)の中期のドワルキン像は、ガンバロンのめざす姿ではなかったのではないだろうか。そして最期の(5)御宿・子供たち編は、大人の登場人物がいない子供たちだけの冒険物語だ。予算の関係か、子供たちだけしか出演しないのだが、これまで性格づけのはっきりしていなかったカッパやロングのエピソードが掘り下げられ、興味深い。
1999/2/5
村上 幸太郎さんによると、安藤一人さんは1990〜1995頃にNHK教育の小学4年向け理科番組「はてなをさがそう」に出演されていたらしい。
1999/1/28
ヨドバシカメラ新宿店によれば、「スーパーロボット レッドバロン」がビームエンターテイメントからLD-BOXとして発売される予定だという。これがうまく進めば、やがてスーパーロボットシリーズが全部LD-BOXになり、引いてはガンバロンも、という可能性もあるのかしら、ないのかしら。ちなみに、ビームエンテーテイメントは、ビームのようだが…。このホームページには、そのような情報はまだ見られない。あ、間違い間違い。これは、ビートだ。とすると、ビームはべつですね。
2000/07/28
パイオニアLDCによれば、「スーパーロボット レッドバロン」、「スーパーロボット マッハバロン」が、DVD化されるとのこと。次は、いよいよガンバロンの出番なのだが。

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