
青州博物館 |
今日は済南から青島まで318qの道のりを走る。青州博物館へ行く。10時半青州博物館に到着。最近この青州仏が日本の東京でも公開されたという。1996年、博物館のすぐ南に見えている体育大学の建設中に館長が、掘り起こされた土層の一部が他と違うということで発見したという。そして工事を中止して調査したところ3層にわたって400体あまりの青州龍興寺の石仏が出てきたという。しかも何かの理由で破壊されてはいるものの、雲崗、竜門とならぶ北魏様式では、現存する最古の仏像で鮮やかな彩色や金箔まで残っており、極めて貴重な大発見であったという。その一つ一つを写真に撮らせていただいたことはありがたい。
薄紅葉仏出土のくづれ塀 よしひろ
張さんが入り口で入場券だけでなく好意的に説明書も買ってくれた。中にはきれいな花園があり、周りを仏像や石碑などの出土品が展示されている建物であった、頭、胴、足とだいたいに別れ決して顔を傷つけるような割れ方をしていないのが人為的だという。足や顔など1つの体となって置かれていないとなんだか薄気味が悪い。
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手足なき仏拝すやそぞろ寒 よしひろ
青 島 |
再び済青高速道に乗る。済南のシンボルという糸垂柳が道の両側に続く。さらにビニールハウスが目立って多くなってくる。今通っている寿光という所は野菜の集荷地で中国北方では最大の野菜市場だそうだ。朝の3時から7時までやっているという。ほうれん草、ちんげんさい、キュウリなど今ハウスに苗を植えて正月頃に出すという。
やがて正面に茶褐色の岩肌をした山なみ現れる。高い山1133米あるラオシャンで道教の修験場であるそうだ。この辺から緑に囲まれたドイツ風の煉瓦の建物が見られるようになる。そしてバスは大きく右にまわり青島の街へと入っていく。
すると正面に海が見えてくる。バスは海岸沿いを走り今日泊まるホテルに向かう。海沿いには西洋風の建物が並び、その内側には中国の旧漁師町があるという。一方通行の道も多く。かなり道が複雑になっているので、ここでは東西南北といわず。右左前後ろというらしい。荷物を置いてから小魚山公園へ行く。かつて漁師が小魚を干していた場所という。上に登ると少し大きな広場が見える。私たちは、さらに螺旋階段を登って展望台に行った。
海の方向には松林と美しい砂浜が曲線を描きながら岬につづいている。夏は海水浴場として賑わうそうだ。反対方向の海岸線には、昔船が着いたとう桟橋が突き出しているのが見える。夕日が美しい。摩天楼の間に落ちる夕陽と光る海。言葉を失うほどの美しさである。山手に方には、煉瓦造りに瑠璃瓦というドイツ風の建物にキリストの教会と異国情緒あふれる風景である。階段を下りて、さらに暮れかかる砂浜に出た。細かな砂で触って気持ちがいい。2組の新婚さんがウエディングドレスを着て写真をとっていた。この浜に出て記念写真を撮ることが喜ばれているらしい。
友人も来ている。ここだけが時間が止まったような空間であった。知らぬ間に顔が見えないほどに暮れてしまった。バスに乗り込んでホテルに向かう。そして、旅の最後の夕食をとった。
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